[その活動と交流で地域構想実現へ]

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   大杉の清水   

保全活動の状況

 大杉の清水は、地域と切り離せない生活用水となっており、かねてより毎年住民総出で環境保全活動として、湧水地の草刈り、貯水槽等の掃除を行ってきました。平成17年以降は設立したNPO法人名水の里杉山が主体となって、毎年、草刈り、用水路・わさび園の整備や掃除(毎年約30人が参加)等の環境保全活動の実施しています。また、名水を育む自然環境のPRとしての交流イベントの開催(グリーンツーリズムin杉山、杉山市民農園収穫祭等)、名水自体のPR活動として、手作りの名水ペットボトル容器の配布や名水にこだわった地酒づくり等のむらづくり活動を行っています。

環境省
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名称   大杉の清水(おおすぎのしみず)
形態   湧水
所在地  京都府舞鶴市字杉山363番地  

 
アクセス方法  JR東舞鶴駅前から杉山・登尾バス「杉山」下車
          徒歩60分
湧水量  2,000t/日


水温   年間を通じて11.3℃〜11.7℃

故事来歴  この名水が湧き出る大杉神社には、樹齢800年を超える大杉があります。その昔、大蛇が下りてきてこの清水を飲むと不思議な力が出て、三本の杉を巻き締め一本の大杉にしたと伝えられています。
 江戸時代の地方誌「丹哥府誌」には「その水をなめると清く、かつ甘く銀水のごとく」と紹介されています。また、郷土史「朝来村史」では、「大杉水が稀有の良質水であることは、その水が日本一のわさびをはじめ、酒造のもと米や寿司米として有名な杉山米を産出することで証明されている」と伝えています。

項目 おいしい水研究会の水質要件  大杉の清水
 蒸発残留物  30〜200mg/L  83mg/L
 カルシウム、マグネシウム等(硬度)  10〜100mg/L  46mg/L
 遊離炭酸  3〜30mg/L  3mg/L
 臭気濃度(TON)  3mg/L以下  0.3mg/L以下
 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)  3以下  なし
 残留塩素  0.4mg/L程度以下  なし
 水温  最高20℃以下  10.9℃

大杉の清水の水質検査の結果は、水道水の基準はもとより厚生労働省の「おいしい水研究会」のおいしい水の要件を満たしている名水です。

水質検査結果

平成23年2月26日採水
日本メンテナンスエンジニアリング社による

杉山わさび園

 大杉の清水の源泉に隣接して、杉山わさび園があります。大杉の清水で育ったここで獲れるわさびは大柄で品質が良く「杉山わさび」の名で評判となり、以前は京都や大阪の料亭に出荷されていました。しかし、昭和40年代以降は収穫量が激減し、自家消費もままならない状況となってしまいました。このため、NPO法人名水の里杉山ではボランティア活動によるわさび園の整備を行うなど復活に向けた活動を行っています。

NPO法人名水の里杉山  京都府舞鶴市字杉山430番地  TEL/FAX 0773-63-9620   理事長 松岡良啓