[その活動と交流で地域構想実現へ]

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経緯
 杉山集落は霊峰青葉山の山腹に抱かれた14世帯60人の小さな集落です。集落の農地は、急傾斜であること、猿・猪などの鳥獣被害があること、農業就業者の高齢化が進んでいることなどから耕作放棄地が増大してきました。

 このような状況の転機となったのが、平成12年度に創設された中山間地域等直接支払制度への取組みです。杉山地区には、「これ以上農地が荒れたら集落が崩壊する」との思いがあり、集落すべての農家が集落協定を締結し、平成13年の夏、1〜2mに伸びた葦や雑木が生い茂り、足の踏み場も無く荒廃した原野を、重機の利用と集落住民総出の作業で復元しました。

 しかし、ここで問題となったのが、せっかく復元した農地が人手不足により再び放置されてしまうのではないかということでした。そこで、集落では市街地住民と一緒になって復元した農地を守っていくために、平成13年に市民農園を開設しました。

 杉山市民農園は1区画(畑)50u、年間利用料1区画当たり1,000円で貸し出されます。利用契約期間は毎年4月から翌年の3月までの1年間で、同じ区画での継続利用も可能になっています。また、農機具等は原則として利用者が用意しますが、多少は用具庫に用意された共用農機具を利用することができます。なお、農園にビオトープをつくり、管理することもできます。

 地元農家でさえ一旦は耕作放棄してしまった農地に本当に人がボランティアで来てくれるのか心配する声はありましたが、初年度は農園開設の理念に賛同した市街地住民14組が集まりました。

 農園利用者は今や30組とその輪を広げています。農園も、単に農地だけの農園ではなく、市民農園憩いの家、トイレ、用具庫、貸し農機具も備えた農園になりました。さらに農園の周辺には農園ビオトープ、ハーブ園も整備されました。これらは、すべて集落住民と農園利用者の手づくり作業によるものです。

 農園利用者のほとんどが週1回は市民農園に訪れ、農作業や集落住民との交流を行っています。交流の輪は、杉山地区の農地を守る活動だけにとどまらず、毎年、「市民農園収穫祭」、「グリーン・ツーリズムin杉山」、「杉山キャンドルイルミネーション」等の様々な催しを毎年開催する力となりました。

 復元した農地を活かした杉山市民農園の開設から始まった集落住民と市街地住民(市民ボランティア)との交流は、集落に誇りと自信を、市街地住民に杉山集落への理解を生みました。次々と新しい地域づくりを発案・行動する活気が地域にもたらされています

【開設者】  
 
NPO法人名水の里杉山(特定農地貸付)

【区画面積と利用料金】
 全30区画  1区画(畑) 約50平方メートル 年間利用料 1,000円

【利用契約期間】
 1年間(次年度も同一区画での継続利用ができます。)

【申込方法及び申込先】
 「農園利用申込書」に記入の上、NPO法人名水の里杉山に申し込んで下さい。

【利用上の注意(重要)】
(1)この市民農園は中山間地域の耕作放棄地を復旧し、農地を守る活動の一環として開設するものです。このため、農園開設者は、基本として農作業・管理等には直接には携わりませんので、農園利用者が農作業、除草、散水、収穫を自分自身で行っていただく必要があります。したがって、農園利用者は農作業を自ら行うことで中山間地域の農地を守る活動をしていただくことになります。この意味では、まさに「ボランティア農園」であり、農園利用者はいわば「農作業ボランティア」です。 この農園を開設する理念はここにあります。なお、農家が農作物の栽培などの指導に応じますので、希望があれば相談して下さい。

(2)つくる作物に制限はありませんが、ここはとりわけ有害鳥獣被害が多い地域ですので、根菜類等の野菜は荒らされることを覚悟で作っていただく必要があります。花、ハーブなどが最適と考えております。

(3)樹木(高木など)は植えられません。

(4)雑草をはやさないように管理して下さい。

(5)農園にビオトープをつくり、良好な生育環境を形成の上管理することも可能です。

(6)農機具等はご自分で用意していただく必要があります。なお、用具庫に共用農機具を用意しておりますので、ご利用ください。

(7)専用駐車場、農園憩いの家、 農園グラウンドは農園利用者が自由にご利用ください。

(8)収穫物は農園利用者がご自由にお持ち帰り下さい。

   杉山市民農園  

NPO法人名水の里杉山  京都府舞鶴市字杉山430番地  TEL/FAX 0773-63-9620   理事長 松岡良啓