鳥羽恐竜研究振興会

研究の歩み

大型草食恐竜の発見

大型草食恐竜の発掘

発見された恐竜化石

発見された部位

鳥羽恐竜展の開催

研究講演会

第3回鳥羽恐竜展の開催

鳥羽竜の研究経過

大型草食恐竜化石の発見


(1)恐竜化石発見の大ニュース

  1996年7月14日 大型恐竜の化石が鳥羽市安楽島の
海岸で貝化石の採集に来ていた高田雅彦、谷本正浩、藤本
艶彦、金子篤の4氏によって発見されました。
 
 4氏は貝化石を含む地層の松尾層群の海岸露頭に骨化石
らしきものを見つけ、三重県教育委員会に報告しました。三重
県は北川知事を団長に大型化石発掘調査団を結成し、調
査を開始しました。
 恐竜化石が今までにないものだったので、発見地の名前を付
けて鳥羽竜と命名したいという願いが鳥羽市をはじめたくさんの
関係者の声としてありました。
 
 そして、三重県ではその判定を恐竜化石研究専門家の京
都大学亀井節夫教授、国立科学博物館の冨田幸光氏、福
井県立恐竜博物館の東洋一氏をはじめ、そのとき来日してい
た中国の薫枝明(ドン・ジミン)氏に同定を依頼した結果、中
国の四川省で発見されているマメンチサウルスに近い大型草
食恐竜の化石ではないかということが判明しました。

2ヶ月あまりの発掘とクリーニングの結果、大型草食恐竜の骨
格らしきものが現れ、当初は中国の四川省で発見されたマメン
チサウルス(中生代白亜紀)に近いものではないかと予想が立
てられましたが、調査を進めていくうちに発見された地層の年代
(現地の地層は中生代白亜紀初期、約1億3千800万年
前)や肩甲骨の形が違ったり、骨格の大きさが違ったりしている
ところが見られたので別の種類の大型恐竜ではないかということ
なりました

 骨化石の同定と研究が進んできた2001年6月、鳥羽の恐
竜化石調査報告会で、中生代白亜紀、アジア地域で生息し
ていたティタノサウルスの仲間ではないかという報告がされまし
た。
(冨田他、アップチャーチ1998分類表より)