小川山・烏帽子岩左稜線 (1)

H25.08.31(晴、一瞬黒雲)。
小川山一帯(長野県中東部&山梨県)は 日本のクライミングのメッカである。そのエリアの“烏帽子岩の左稜線を登る”ミキヤツ登山教室の企画に参加した。

★★★
▲▲▲
 
ー、
全7.8h
8/31、晴
眼前に迫る板状・柱状の岩稜。
そこから眺める谷間も空も広い。
初級者のみは危険。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:金峰山
ルート

** いきさつ **
今年の春先、ミキヤツ登山教室の“8/31〜9/01の三つ岩・集中トレーニング
(比較的やさし岩場での基本ムーブ練習)”に申し込んでいた。しかし、その日の参加者は私1人で?他の大口〜常連さんの別企画を入れたいためか?私の申し込みは別の日に変更できないかの問い合わせがあった。私は、その辺は既に確定予定があり困難な旨を返事した。少ししてから、「9/01に烏帽子岩左稜線はどうか?」の問い合わせがった。(教室のスケジュールを見ると、その大口は別な日に変更になったような感じだ。あくまで私の推定・邪推だが・・。)

** レベルと迷いと決断 **
ミキヤツ登山教室の各コースの難易度の一覧を見ると、烏帽子岩はチンネより1ランク難しい所に書いてある。(注:チンネにも色んなルートが有ろうが、多数の人が歩き登山道に近い所は、難易度はそれ程高くはないらしい。体力負荷は チンネの方が遙かに大きいのはあきらか。)

私、ミキヤツのゲレンデ講習は2回しか受講していないんだけど、そんな所へ行って大丈夫かな〜?う〜ん・・・。「誘われたからには大丈夫なのだろう。行ってみよう!」(決断と言うには 余りに お気楽な 決定でした・・・。)

** 天候不順により、前日に予定変更 **
本当は明日(9/01、日曜日)の予定だった。しかし、秋雨前線&ミニ台風で全国的に天気が悪そうだ。今日8/31だけ 秩父〜東京付近の天気がよさそうだった。木曜日夜に「土曜日来れるか?」のメールがあったのに、金曜朝に気づいた。超ラッキー!にも、今週金曜日(8/30)午後は重要な仕事が入ってなかった。急遽、8/30午後に有給休暇をとり、ネットで宿を探し 山梨県清里のペンション“おれんじはうす”の予約が取れた。準備をして 15:00少し前に自宅を出発した。(梅雨・秋雨の時期は、雨の合間を縫って、スパーンとでかけなければ、どこへも行けません!)

8/30 チョットだけ アクセル踏み込み気味で走行した。しかし2時間弱程毎の休憩はしっかり取って、20:45頃、ペンション到着。(夕食は既に途中の休憩で食べていた。)

8/31 小川山廻り目平キャンプ場 9:00集合だが、
 期待もあってが、大分朝早くに
 目が覚めてしまった。
 ペンション周囲を散歩した。

 カラマツ、赤松等の心地良い林
 だった。

 ←私が泊まったペンションも
 撮影。

ペンションから廻り目平キャンプ場までは、ナビでは1時間15分程だったが、朝だし、田園の道だし、50分程で到着した。しばらくして、約束の時間に、今日の講師の加藤美樹先生が到着した。もう1人、岡山から(明日なら)参加予定だった生徒は、新幹線切符他の手配がつかず不参加。生徒は私1人になった。

荷物の確認をしたり(クライミングシューズは5時間以上履いていられる大き目のもの)、用を足したりして、実際に歩き始めたは9:10台だったろうか?。

しばらくは岩場共通のルートを進むが、やがて西股沢を渡り、烏帽子岩手前のガレた谷を登る。ガレ場は徐々に急斜面になってくる。

 左に見える
 白い岩は、

 下5.12○
 上5.12○
 通しで登れば5.13
 らしい。

 裏側からも
 登れて、それは
 5.9程度らしい。

烏帽子岩左稜線の最初のピークも、右前に見える(↓)。

(逆光でした。
思いきっり明暗を強く
画像補正してみた。)


とりつき点のある右の尾根を少し回り込むと、
すぐに登り口(取りつき点)が現れる。

靴をクライミングシューズに履き替え、ハーネスを装着した。クライミング用のがっちりしたハーネスは年1〜2度しか装着しないので、少し手間取った。

(→)
手前、上が出ている2段の岩の向こうに小ルンゼがあり、そこから登り始める。

最初の難所の広いフェースが現れた。被ってはいないが結構立っている(80゜弱程度?)大きな良いスタンス・ホールドは多くはない。私レベルでは、ルート判断に途惑う所だ。

美樹先生は60mロープいっぱいまで登ってしまって、コースは聞けない・・。
このくらいは自分で判断・選択しろという事か?

ミニ・クラック、時にはとても浅い凹凸も利用等も利用して 何とか登った。

ビレーされているので、写真撮影等している場合ではない。必死で登らねば・・。

 と言いながら・・・

 2ピッチ目?
 「ビレー解除〜。」後、登り始める前に こっそり、1枚だけパシャリ(←)。

 多数のクラックがあるが、不規則に
 波打っている

 その場に美樹先生は居ないのだが、
 「ここを登れ。」という所に
 (ランニングビレーで)ロープが垂らしてある。

 (引き上げたロープ長とロープのテンションで、今セカンドがどこに居るか解るのだろう。)

 “クラックの登り”と言う程ではなく、
 その不規則な波打ちを
 ホールド・スタンスに利用して登った。

 教室レポだと 5.7だそうだ。そうか〜、
 そんなものか〜・・・。

 指導:(ロープもう少しで終わりの時、私が
  深瀬式で、笛をピッピッピと鳴らしたが、)

  笛の連絡はしない。(他グループと混乱する)


何ピッチ目かは忘れた(3ピッチ目以降である事は明らか)が、ピッチの切れ目のビレーポイントで、

美樹先生がロープの整理している時(本当は交代でやるべきだろうが・・・
少し甘えて)
に、コースの先の小ピークをパシャリ(→)。


(これも逆光で、画像補正したら、赤・青が強くなった )

う〜ん、なかなか楽しみありそう
・・と言うか 恐そう。
(でも、この辺は、最も楽な区間の
 部類だ。)
次のビレーポイントで、
美樹先生「カメラは私が持って、上から撮影してあげましょう。」
私「あっ、いや、私は写真に写る気が無いんです。」
美樹先生「いや、上から人物を入れて撮影しないと、コースが解らないから。」

出発時にもその様な申し出があった。それは好意だろう。
今回は、私が写真撮影で遅延行為をしているので、カメラを取り上げられた感じかな?

なので、その後の岩場の写真は しばらく無し

バンドの上がバンド幅より丸く張り出している所のトラバースで、
かがんで進もうとするが、ザックがぶつかり進めない

何せ私のザックには、けが・捻挫の治療品・医薬品/防寒着/非常食や行動食は山行2〜3回分/合羽は丈夫だがかさばる等がつまり、パンパンに張あがっています。軽量化(ここの場合は扁平化かな?)大事でした。

次の良いホールドが探せない(に届かない)。くくっ、かくなる上は、
 掟破りの!ランニングビレー(カム)つかみ〜!

その先の一段下にあるステップに乗った時、カムが外れた。当然だよね。方向変えたら、カムは外れるよね。危ね〜危ね〜・・・。

後で、美樹先生に「あそこは恐かった。」(カムをつかんだ件は告白していない)と話すと、「凹部に入り込むからだ。谷側に体を出した方がホールドが効くよ。」と、手を伸ばして、ホールドに体重をかけた体勢をみせた。

それは解るけど・・、縦のカチホールドに体重かけ、深い谷間に体を出すのは、私には・・・怖くて・・・。美樹先生が確保しているのは、少し先なので、お互いの事が良く見えない所だし・・・。


 そんな訳で
 美樹先生が
 撮影した写真
 (←)
 これは、ランニング・ビレーに頼っている訳では ありません!

 ビレーを回収しようとしている所です。

水分補給の小休憩
「中間の岩尾根の様子も撮影せねば!」美樹先生のザックについている私のカメラで、道の先をパシャリ(↓)。

手前の白い岩に隠された所、幅40cm、長さ15m?程の、戸板の上縁のような 軽く逆相の岩の道 (一般登山道で蟻の戸渡り等と命名されそうなコース)休憩点の少し手前か、少し先だと写るが・・なかなか・・。

教室レポで“基本的には上の写真のような、気持ちのよい岩稜縦走が続きます。”のコメントのついた写真(方向は逆方向)の所です。“気持ちの良い”・・・幅の狭い戸板の上です。風の通り道みたいで、風が強いです。四つん這いでした。

向こうに見える尖がり岩の裏で、軽食休憩。



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