大沢は、(三斗小屋宿跡のすぐ先から入る)井戸沢の すぐ西の沢である。
労山神奈川県連会長で、マウントファーム登山学校も主催されている後藤さんにガイドお願いし、昨日は安達太良・石筵川を遡行した。私の体力不足で、終了は18:34になった。それからデポした車を回収し、今日のための買い出し、風呂に入り、移動。移動中、那須SAで夕食を食べたりの移動になった。深山湖に到着し、就寝したのは午前零時丁度頃だったろうか?
今日は、大沢遡行(W、5.8程度)の予定ではあったが、昨日の石筵川で疲れが残り(昨夕方は発熱しそうだった)、睡眠も5時間程度しか取れなかった。回復不十分で、今日も昨日と同じ負荷は無理。半分ぐらいで大幅に(〜極端な)ペースダウンしそうだ。
その旨を後藤先生に告げると、
「じゃ、序盤の滝まで行って、そこで懸垂下降や登り返しの練習をしようか? (5:20起床6:00出発の予定だったが)6:30出発で良いし。」という事になった。(実際の所6:40頃出発)
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後藤先生の車に乗り合わせて、大沢に向かった。深山湖の右側の道を進み、湖の終わり頃、三斗小屋宿跡への道が右に分岐するが、真っ直ぐ(大沢林道)進む。程なく、車は進入禁止になるが、その手前両側に各1台程度の駐車スペースがある。そこから、一番上の砂防ダム(堰堤)まで林道を歩いた。(40〜50分?)
途中、右に河原に下りる?林道があるが、あくまで左:林道終点まで登る。
林道終点で河原に下りると、最後の堰堤の手前だ。川を渉り対岸に行くと、堰堤に梯子がかけてあり、堰堤を越せる。
(→)
白い石のおだやかな河原で入渓。
沢の斜度は徐々に増し、河原の石も
徐々に大きくなる。
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40〜50分遡行しただろうか?
F1:10m弱?
が現れた。
これは、右を
登れそうだ。
大沢の中では
1番楽な滝らしい。
向こうにF2が
見えている。
F1より高そう
だ。15m程か?
大沢の中では
1番難しい
滝らしい。
凹角でステミング気味のバック&フットで、左横の離れたホールドを取る所が、ムーブの難しい所らしい。
大沢は、こんな滝が次々と現れるらしい。
最大は20mらしい。 |
後藤先生の予定としては、この辺で懸垂下降の講習をするつもりであったようだ。
それは ともかく、
まずは、単独行〜初心者を連れてきた場合等を想定した講習開始。
“登ったは良いけど、その先を登れない、下る事もできない”では、遭難事故になってしまう。懸垂下降のアンカーになるような頼れる木があるか?→ここは無い。
「左に巻き跡のような小沢があるが、初心者が安全にクライムダウンできるか様子を見てきて。」私は、様子みるだけだから、途中で引き返すように指示された。後藤先生が最終確認、落ち口へのトラバース部が急斜面過ぎて危険の判断だった。
ここでの懸垂下降の講習は、良い条件とは言えない。
講習に良い所を探しながら、沢を下った。 |
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結局、最後の堰堤まで下ってしまった。
頼れる木もあるし、堰堤の壁もあるし、基礎講習には最適だ。
まずは、ビレー。
ロープで自己確保した後、自分のハーネスにつけた確保器で確保するのをボディビレーと呼ぶ。(肩がらみだけがボディビレーではありません) |
ビレーに確保器をつけて確保するのが、
ダイレクトビレー(以前は支点ビレーと呼んだ)だ。
セカンド側が上側になるようにする。
(滑落した時、下のロープを抑え制動する。)
(←)
アンカーのテープは、交差して1回目の輪を
抑える様に巻くのもポイントだ。 |
タイオフ(ガウヒッチ)でアンカーを取る場合:
自由端側は真っ直ぐになるようにする。
折り返すと、そこが弱点になり切れる事がある。
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トップの懸垂下降:
ロープが下まで届いているか解らない。ロープがからまっているかもしれない。それに備えてフリクションノットで体を固定しながら下る事が必要だ。
ATCの位置:眼の高さぐらいにする。
(パーソナルアンカーシステム〜結び目つきスリング)で高さを調整する。
フリクションノットはマッシャ―(オートブロックノット)、ノットを持って下げて、手を離すとその分下がる。 |
登り返し:
(ロープが下まで届いてない等の場合、登り返すしかない!)

短いクウィックドローで ATCのリング(○○アイ)とハーネスを繋ぐ(オートブロックの状態になる)
*ステップセット:フリクションノットはバックマン(カラビナバッチマン)。右手を最大限に伸ばして押し上げた位置にセットする。
*ノットの下端にカラビナでスリングを繋ぎ(ロープとロープを繋ぐと摩擦で溶ける事がある)、ステップ部が(効き足ではない)左足の膝の高さ程になるように ステップになるスリングに結び目を作る。
下りで確保に使ったフリクションノットは回収する。
ステップに左足をかけ、左手でステップ側のスリングにつかまり、右手でATC近くの(フリー側の)ロープを逆手で持ち、左足に乗り込む(左足の上にお尻を乗せる)と同時に、右手を上に上げる(ロープを引き上げる)。
右手を戻して離すと、またオートブロック状態になるので、左足を抜き、右手でスタンスのフリクションノットを最大限まで押し上げる。
上記を繰り返す。 |
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簡単なムンターヒッチの作り方。

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その仮固定法:ムンター・ミューラー。
自由端のセカンド側の下を通し、
(←図の場合)左手で引っ繰り返すようにしながら
作った左の輪に右の輪を通す。
右側にあった輪を止め結び。 |
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・クィックドロー:固定してある方のカラビナをロープ側にする。
理由:カラビナの横回転(=耐荷重の半減)を防ぐ。
ロープ側からはずし、アンカー側上でトップに返す。
(トップが間違えてアンカーにセットするのを防ぐ) |
・自分で作ったクィックドロー:
@固定されている側のカラビナを、対側の中を通し、
できた輪にかける。
(スリング長は45〜60cm程度?)
Aワイヤーゲートはまずい、ベントゲートも
余り良くない、ストレートゲートが良い。
理由も教わったが・・・忘れた。
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・スリングは(1個のカラビナに多数かけない、必要な物を出しにくい)
綾織してタイオフ(ガウヒッチ)で1本毎にハーネスに下げておく。
・ハーネスには、良く使うものは前へ、あまり使わないものは後に下げる。
(ザックの詰め方も同じで、余り使わない(寝袋・・下山靴・合羽)物は下へ、
良く使うもの(行動食、水)は上へ詰める。)
・8ノット終わりの自由端は20cm強
8ノットのハーネス側が手前の輪の下から出ていたら、向こう側では
輪の上を回してくると、ロープが交叉していない形になる。
・ムンターヒッチ(ハーフインクノット)で確保する場合、アンカーに繋ぐ場合の カラビナはHMS(鉄の断面が丸い)にする。(平板型は隙間ができフリクション弱い、ロープも痛める?)
・フォロアーが滑落すると(滝等に)振られそうな場合、下まで下ろし易いように(ロープを戻し易いように)、ムンターヒッチで確保するのも 場合によっては有効。
・クレイムハイスト(ヘッドオン)は、下から巻き上げて、末端は下の輪を通す方が良い(古い教科書と逆)。この方が緩みにくい。
その他も多数教わったが・・・・、
何せ昨日の疲れがとれていず、睡眠不足もあり、集中力が半分以下なので、よく覚えていない。
覚えている事もまとめ切れない・・・
まとめないと忘れてしまうだろうな〜
1回聞いていれば、この次は記憶に残るだろうか・・? |