長野県北東部の岩場(V)

H25.11.30(晴)〜12.01(晴)。ミキヤツ登山教室主催の
長野県北東部の岩場でのゲレンデ講習に参加した。

11.30(晴) 今日の講師は久野先生である。
他の生徒は“歩きニスト”(登山道歩きが主の会らしい)所属の夫婦のように見えたが 夫婦ではない男女 Od氏とKawさんだった。

アップは初回の時と同じで、エリヤで最初に現れる5.10a弱?だ。
もう寒い、岩も少し冷たい。指先が、(感覚的に)脹れて、触覚が弱くなった感じになった。少し苦労しながら3/4まで登った頃、久野先生から「アップだから無理するな」の指示があり、そこで終了した。下りてから「(特に今日のように寒い日は)アップの時は、まだ末梢の循環が悪い。その状態で無理すると、筋肉等が疲れ過ぎて回復しない(その日は登れなくなってしまう)。下りて少し休むと、循環が良くなる。それから本気の登りをすると良い。アップの意義を理解するように。」の指導があった。

女生徒が受けていた指導。

図左)小さいスタンスに 爪先で掻き込み気味に乗ると、はずれて滑り易い。
図右)爪先を押しつけるように乗る。
靴の復元力もフリクションに役立つ。

**前回指摘された、「外岩では掻き込みは
使わない。」の理由であろう。
同上。
離れたハイステップに乗りきれない時は、
少し戻して、体の下にステップがないか探し、
あれば、それに乗る。

(前回の上半身を曲げて乗り込むも一法)

少し奥に進んで、5.9?

 右のクラック沿い右側を登る。
 下2歩ぐらいは、クラックを利用し
 レイバック気味に登る。

 左手はレイバック、右手は正対気味に
 ホールドを持って、

 私は最初の1歩を左足をクラックにかけた。
 指導「次の右足のスタンスあるか?」
 「無いです。」
 2歩(右足→左足)をクラックに当てると
 右足のステップがある。

 あとは正対気味だったかな?

 登ってから思い出した。初回は ここで
 正対したままで登れた所だ。それでも
 それほど難しくはなかった所だ。
 (まっ、クラック利用の練習という事で)
クラックでは、ジャミングやレイバックが典型的だが、
クラックや縦ホールドで、ガストン(↓)が有効な時もある。
 (左図の場合)右手を
 縦てホールドにかけ
 扉を開くように押し
 左足に乗って行く。


 凹角
 先生は凹角を利用しステミングも入れて
 登ったが、私はワイドクラックに手を
 入れたりで 凹角をあまり利用していなかった・・・

 私は(ステミングで)体を外に出すのが怖い
 のだ。そして、体の前しか見ていない。
 一歩一歩、体の左右外側も見て
 スタンスを選ばなければならない。

 これは、私が反省すべき要点だ。
 体を外に出せないとすぐ限界になる!

 上部で左にトラバースが難しい。
 (ホールドが悪い)
 さらに上・殆ど終わりまで登ってから
 トラバースした方が楽だ。
久野先生の登りは皆に見せていたが、私が登っている時は、久野先生は男性生徒と、下欄のハングした岩のロープセットに行っていた。私が上部を登っている時に、ここに戻ってきた。

次に女性生徒が登ったが・・・登れない。(ここはワイドクラックに手を入れると、初心ムーブでも何とかなるのだが)
プッシュの指導
(左図の場合)左手で(フリクション有りそうな所の)岩を押し、
 体を開き気味に右に移動させると、

 右足に重心が移るので、左足を
 上げられる。」

 お〜!! セミ状態だった女性生徒が
 スルスルと登り始めた。
 プッシュ凄し! 素晴らしい〜!


(→ロープを下ろし帰る直前に撮影
写真左1/3の大きなクラックの右の岩の
小さいクラック付近を登る。

距離短い(9〜10m)が、スタートがハング。
でも、ガバホールドなので5.8。ガバなので、ジムに行っている人は、比較的楽。

あれ?だんだんグレード下がってる?

上部でクラックに近づくが、どこで近づくかで、難度が少し変わる。(トラバースし易い所の)一番下よりは、少し登ってからトラバースの方が楽。


12/01(晴)。
今日は、講師は久野先生、美樹先生どちらも来られた。
他の生徒は、昨年も一緒だった(私よりは だいぶ若い)ご夫婦(彼らは、今年4回目のゲレンデ講習受講らしい(私は2回目)。

まずは、昨日と同じ 最初に現れる岩場。
昨日と同じく5.10a弱?でアップ。昨日よりスムースだったので最後まで登った。

次に同じ岩の 右の5.10b。
核心部でもある下部のスラブで、前回は何度も失敗し、ピョンと飛んで デットでかろうじて次のホールドを取ったが、 今回はとてもスムースで 体が止まって安定し、次のホールドも取れる確信が湧き、安定して取れた。コース3/4ぐらいで手がパンプし、下りた。

((後で反省するに)・スラブの最初の一歩から高い位置に置く事が大事。低いと滑り始めて、その後もアタフタしてしまう。・軸足に重心を移しながら登った方が良い。・体を丸めて、腰の高さぐらいまで足を上げる。・(体が岩に寄らないように)岩を強く押しながら、次を取りに行く意識。 が大事?))

2回目 スラブは2歩(左右各1歩、)次を取りに行く時、左足が滑る、もう1回やっても同じ。指導:「左足が体の外に出ている。」「次を取りに行く時、体が岩に近づき過ぎてしまった。」・・・2回目は足の位置が低かったのだろうか?1回目は3歩だったのだろうか?無我夢中だったので解らない。  (1回目はここクリアしたし)手が疲れているだろうから、(ここは)もう良い事にしよう。

それだけで11時は回ってしまった。昨日は日当たりより左の岩場に移動したが、今日は日当たり良い右の岩場に移動した。

まずは、テーブル板の様な岩が重なったようなルート。5.10aだが、短い(15〜20m)ぶん、ホールドは悪い(どちらかと言えば 丸みがあり、やや逆相)give upしかけたが、何とかクリア。

指導:悪いホールドでは肘を岩につける(→)。

(ついでなのでここへまとめる)
スローパーは、手のひら全体ではなく、指先の腹で押さえる。

その右隣は、全体的には被った一枚岩で、5.12らしい。単独の人が登っていた。

ロープ(上のアンカーで折り返して?)2本垂らし、両端に ヌンチャク10数〜20本の重りをつけていた。

解った 多分(滑落に備えて)ブラックダイアモンドATCのブロック機能を利用しているか、グリグリ類2コ使っているのだろう。(ロープ外す操作やや複雑な感じで 後者か?) 登っている時は、ロープがATC内を滑るように、ロープに十分な重りをつけ、滑落した時はブロック機能が働くようにしているのだ。普段は抵抗少ない方が良いから、ロープをかけるカラビナは細い方が良いか?


少し手前、ルート図に乗っていない新しい?ルートらしい。
 久野先生は5.10aかと思い、我々に登らせ
 ようとトップロープをセットした。

 しかし、久野先生が登った印象では、
 (ホールド悪く)
 「5.10cで良いのでは?」との事だ。

 写真中央やや上の縦長平行四辺形付近を
 登り、(右カンテ部をホールドにする為)
 下向き台形の上をトラバースする所が
 ホールドが悪く、難しい。

 写真の黒い服の人は美樹先生で、
 ヌンチャク回収のために、登る所だ。

 この際、美樹先生の
 ビューティフルムーブを撮影してしまおう。

 左足で2個めスタンスに乗っている

 平均的男性だと、1コ目と2コ目に同時に
 足を乗せられるのでこの右足は不要だが
 美樹先生は小柄なので必要かも。

 しかし、このバランスは見事かも。
 左手・左足で支えているので、
 しっかり右に入っていないと振られる。

 右足は、振られないように押さえてもいるし、
 次に右手で取りに行く時の軸足になるように
 なっている。 

 ここで立ち上がってしまっては、左縦ホールドの効きが悪くなり振られやすい。

この後、右手をとり、右足を開いて小さなステップに乗せる。

一見変な形だが、色々学ぶ点の多い写真だ。理解・摂取しきれない。

 縦ホールドが効くように、しっかり右へ
 倒れている。
 右足に乗っているが、右足の位置に注目。
 体を右に倒しやすい位置だ。

 私は少しの台形中央付近だった。

 左足は、ステップから離れ、
 カウンターバランスだけになっている。
 次の手の動きの前に、両足の高さを同じに
 すると言う事(安定?高さ?)

 アンダーホールド。

 アンダーは、
 立ち上るとホールドを探しにくい。

 私もチョットは探したが、良いもの
 を探せなかった。

 美樹先生の左手は、重心右だと
 効くポイントだったのかも。

 左手の縦ホールドは、ここしかない。

 右岩の下角をアンダーで取りに行っている。
 実は、美樹先生の頭付近に3本指程のディポットが
 あり、この動作はなくても良い。

 ディポットが無ければ、こうして右へ移動するしか
 ないかも。

 ディポット使うとこの形(←)。
 それにしても、随分右に入っていますね。
 ふと気づいた。これは、右手レストの形だ。

 私は真っ直ぐ立ってしまったので、左手の
 効きが弱まり、両手でしがみついている形で (後述)どちらの手も休められていない。







 スタート地点が人陰にならず写っていたので
 (←)スタート地点も一緒にアップ。

 スタートは岩下の白縦線の中央付近右の
 小さな白い点(15X20mm)でした。

 右足を上内側に入れないで、
 右手をとりに行っていますね。


 左足:中へ入り込まないで、一番外側に
  乗っている。左手はレストでチョークバックへ。
 (私達は 右の斜線根元まで入てしまって、
  傾斜を強めてしまった。)

 右足:カウンターバランスだが、この位置が
  良い。体が軽く前傾し、右手の負担が無い
 (私達は右の斜線根元まで入り 傾斜を強めて
 しまったので、右手の負担が強かった。)
この後の左手は、我々は手前の小さな角を取ったが、美樹先生は奥の浅いパームをとった。(我々は反り気味になり良く見えないが、爪先立ちした美樹先生には見えているかも。爪先立ちでは疲れそうだが、手に負担がかかるよりは大分良い。)

 美樹先生はその後、体を上げ、
 右手で取りに行った。ホールドは
 ほとんど平行線なのだが、
 そこだけ右下がりだ。

 我々は、ここで、(久野先生に)
 左手で、美樹先生の頭の左上の
 穴の上部丸い板状の岩の左端を取る
 ように指導されていた。それが・・
 下から見ていると(右足カウンター
 バランスで)とれそうに見えるが
 なかなか取れない。

 なぜか?
 ・左手が小さなカチホールドで力が入らない。
・右斜線の根本まで入ると、被った形になるので、手の負担が大きい。
 

 悪いホールドでは重心を低くしておくのが
 1法だが、ここは立って上から押さえた方が
 良かったのかも。

 (私はここまで行けなかった)

 写真を見ると、左のクラックをレイバック気味に持って立ち上がるのも一法かも。

それが、久野先生の指導の「クラック下部穴の上の板状部分を取れ。」なのだ。そこでの立ち上がりが中途半端だと、ホールド悪くトラバースでできない。完全に立ち上がるのがベスト・・だろう。


悪いホールドの時、カンテ(≒尾根筋の様な岩角)をホールドに利用するのも有用だ。
ここのようなテーブルの板状の岩は、少し向こう側を
上からつかむ様に持つのも良い。

体が上がったら、手を少し下に回し アンダーとして使う
(水平の割れ目でも同じ。最初はカチ〜ガバとして使うが、
重心が上がったら アンダーとして使う。)

 と言う事をやっているのだろうが(←)
 こんなにかがみこむ必要があるかは
 不明。


私の欠点と修正方針

 手の欠点..両手に均等荷重で岩にしがみついている。
  修正1回毎に長野県東北の岩場Uレストの形
  (軸手を伸ばし、体を内側に回転)で、
   交互に片手を休ませる。(そして、チョークバックに
   手を入れ、次の動きを確認する。)


  ・状況悪くて完全な形になれなくても、必ず少し捻じる
   癖をつけよう!

 ・手はバランスだけ。軸足の力で上がる!
 軸足に乗ってから 軸足で上がる 2段階の動きにする。
 (レストの形は、既に軸足に乗っている。)

 足の欠点1..爪先を外に向けて ベタ足で乗る事が多い
  修正→(足元を良く見て)爪先で乗りカカトは外
             出す(傾斜を緩める)習慣を身につける。

 (爪先を岩に向けるという事は同じで)
 足の欠点2左)..空いた足の爪先を垂れて
   岩をこすって引き上げている。
  修正爪先を岩にあて、トントンと壁を叩くようにしてあげる。
 (傾斜を緩めるとともに、少しは登る力になる?)

 時々体が伸びきる欠点
  ホールドを取った時、体が
  伸びきっている時がある。
  その後 動けなくなる。

 修正一旦 足の位置を上げ
  (&両足は同じ高さにし)
  次のホールドを取りに行く。
 
その他の指導:

ムーブの組み立て 
(少なくとも、安定して休めそうな所までの)ルートのステップを、上から下へ向かって決める。それに合わせてムーブとステップを決める。

それから登る。
(ジムでも、それを意識して登る事!)

安定した&(悪かった時)戻れるムーブの練習ために、ジム練習では、ホールドをすぐに握らず 2秒静止してから握る。

(私の当座の目標)悪いホールドで進めない時や パンプしそうな時に、ロープにぶら下がって休むのではなく、休める場所まで戻って休む




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