(那須)大沢 右俣(1)

H26.09.20(晴)。労山青年学生委員長、Mt.ファーム登山学校も主宰している後藤真一 先生 にリーダーをお願いして、那須の大沢を訪れた。実は昨年、安達太良石筵川での講習の際に、大沢で基礎講習も受けていた。その時、明るい空に突き上げるF1・F2を見上げて、「是非、ここを 遡行してみたい。」と思ってしまったからだ。

大沢林道,
全10h
9/20、晴
明るい沢に、形状・高さ・
難度が多彩な滝多数。
滝だけで高度を稼ぐ(若干誇張)
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:那須岳
山・高原地図:12 那須・塩原
ルート

大沢の遡行は、深山湖(みやまこ)〜大沢林道起点で遡行し大峠経由で周回して戻るのが一般的だ。しかし、沢の距離は短いが、滝が多く、ゴーロの石も大きいし、ヌメリのあるナメもあるので、意外に時間を要し、帰路も長い。私の脚力では、三斗小屋温泉に泊まるプランが無難との話もいただいていた。

「このコースで1泊は悔しいな〜・・。」という事で、“大峠の登山口に車をデポし、深山湖までもう1台の車で行って大沢を遡行し、下山は大峠。”のプラン(8月に車の走行時間の実測もした)を 後藤 先生(以下 リーダーまたはG氏にお伺いし、OKを得た。
9/20 4:30 道の駅しもごう集合。2台で大峠登山口まで行き、私の車をデポ
し、リーダーの車で深山湖に向かった。

深山湖の右の岸の道深山湖までもそうだったが 県道369号黒磯田島線)を北上する。
田島に続く県道369号黒磯田島線(深山湖北で通行止め、大川林道)と分かれた後の大沢林道は砂利道だ。ピカピカの車3台がノロノロと走行していた。先頭の車は、ハイブリットの小型車で、車高が低い。ゴマシオ短髪の運転手が、停車しては、車を出て大きな石をどけたりしていた。私は「あ〜迷惑な素人じっちゃんだな〜・・・。」等と思っていた。

我々に道を譲ってくれそうな感じで、路肩の広い所に駐車し、我々に挨拶にきた。あ〜っ! その変な じっちゃんは、沢の大御所 宗像先生だった〜!
渓友塾の初級講座で、井戸沢遡行の予定らしい。(「宗像先生! 砂利道の林道にその車はないでしょう。」・・・とは言わなかった。)

右に三斗小屋宿跡に至る林道が分岐するが、そのまま真っ直ぐ行くと、
 すぐ大沢にかかる橋になり、

そのすぐ先にゲートがあり、手前右に2台、左に1台駐車可能である。
(仮にゲートが開いていたとしても、倒木が道を塞いでいたりするから、それより先には行かない方が良い。三斗小屋宿跡への分岐手前にも路肩の広い所が(待避所でもある?)あるので、そちらに停めた方が無難。)

 ハーネスを腰に巻く等し(靴はリーダーはラバーの沢靴(秀山荘)、私は5.10のアプローチシューズ。)

 a.m.7:43 歩行開始。
(平均的な出発時間より1時間半は遅くなってしまいました・・。1時間遅れぐらいだと、アバウトな予定通りなのだが、・・。)
大沢林道を進む。右の大沢に下りる分岐にはだまされないで、山腹沿いを、林道終点まで行く。林道終点(最期の堰堤)のすぐ下で、踏跡に従い沢に下りる。

 a.m.8:17 入渓
 私は、ここで沢靴に履き替え、
 ヘルメットをかぶったので、
 実際の遡行開始は、上記の5分後?

 堰堤は右斜面を登り、小さな梯子を
 利用して越える。
ややしばらくは、大きめの石のゴーロ帯である。
リーダーによると、標高1000mで水量比 1:1で左から合わさる沢は西沢で、
40m級の滝が2つあり、詰めは強烈な藪漕ぎ らしい。

 9:00丁度頃、前回講習でも訪れたF1・F2の下に到着(ルート図の中白枠黒四角)。流木が犬みたいに見える。

 沢全体の眺望に関しては、今回は良い写真が撮れなかった。もう少し良い写真をみたい人は、前回講習のレポも見てください。

 F1(6m)・F2(20m)が良く見え、前回は
 空に突き上げるような その姿に とても
 感動した。F2の上にも滝が見えていそうだ。

 F16m、2条10mV級)をアップで。

 (滝の高さは、山渓「東京起点 沢登りルート120」(さっき会った宗像兵一 氏 編)の記載を参照し、その値には下線を引いた。右に併記した下線のない値はリーダーの見積もり。)

 右階段状を大きな問題なく登れる。
 (右の小枝沢を利用し 少し高度を稼いでから登った方が無難)

 F1のすぐ上は、ナメの段差が続く


3m、5mV級-)
F1下からは見えなかった。
ヌメリが凄い。左を笹に つかまって登った。

 左から枝沢がヌメリのある斜瀑で合流する。


F220m、W級) まじめに記録していないので、以降はF.No.は採番しない。

写真左縁のコーナールンゼを登り、上1/4ぐらいで草付きを斜上し落ち口に戻る。

前回のリーダー達は、
山側を向いてステミング、キョン足で右手で滝側のホールドをとったらしい。

今回 初回のロープが出た。

 (←)コーナールンゼのアップ

 板状の板の右奥の岩と滝側の岩で
 (今回は谷側を向いて)ステミングし、
 少し高さ稼いで 左手で滝側のホールドを
 とり、右手も同じホールドをとり、
 滝側に張りつく。

 滝側(写真右の白く飛んでいる所の下縁)
 岩の中間付近の草付きを斜上する。


(↓)もうすぐ 20mを登り終える私。(G氏撮影)
リーダーのムーブを良く見ていたので、予想よりはスムースに登れた。

 
何を撮影したか良く覚えていないが・・・、

多分、トイ状(→写真の急斜面と緩斜面の境界付近の縦線)ナメを上から撮影したかと思う。

(↓)参考までに、リーダーが撮影した
トイ状ナメ。

 4m?、2段3m+壁状4m

 2段3mは水線、
 壁状4mは、リーダーは右を登ったが、あまり良くないので、私は左を 笹につかまって登れの指示。

 ゴルジュの中、向こうに6m程の金色の滝が見えてきた。手前は2m程の段差だが、この段差も金色だ。

 リーダー「いよいよ、黄金のトラバースだな〜。」

 私・・・何かカッコ良いけど、何のこと?


 3m+5m(6m、W級−)
 至近距離から撮影。

 うわ〜・・・

 金色ではありますが、
 油を塗った斜面みたい。
 どこを通っても滑落しそう。

 どこを
 トラバースするの?








 写真右の草付きを登り、
 

ハングした岩の下を左にトラバース。
滝もその高さでトラバース。

写真は、草付き登り と トラバースの変曲点にカムをかませ、私の安全のためにロープと4m?テープスリングをセットしているリーダー。



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