“豊後牛”の飼育風景
正確に云えば、ここで“豊後牛”と表現するのはウソになります。“豊後牛”などのブランドは、肥育(ひいく)する地方で名乗るもので、子牛の生産地ではブランドはありません。即ち、子牛の生産地飼育(しいく)地ではなく全国の肥育農家や肥育センターに引き取られていき、そこでいただくのがブランドです。久住町で産まれて飼育され地元の肥育農家や肥育センターで肥育された黒毛和牛が、地元で産まれたチャキチャキの“豊後牛(ぶんごぎゅう)”ということになります。神戸牛や松阪牛などの有名ブランドもヒョットして久住町で飼育された子牛かも知れませんね。
久住町で生産される“黒毛和牛”の子牛の生産飼育風景をご紹介します。
目次
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あざみ台の経営母体“稲葉組合”の「稲葉牧場」のお話です。牧番さんのお話しを聞きました。 |
20日間周期の排卵で24時間のタイミングを逃すと母牛は懐妊せず、次の発情まで生産効率が下がってしまいます。 |
10ヶ月の妊娠期間で出産を迎える母牛の、安産や難産など個性ある牛たちの出産劇を、飼っている母牛の数だけ迎えます。 | ||||||||
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生まれて10日間もすると乳離れの試練を受けます。泣き続けること2昼夜半、それは掠れて声が出なくなるまで続きました。 |
“狂牛病”が流行したのを境に牛の戸籍がコンピュータ化され、10桁の数字でトレーサビリティー管理も万全です。 |
子牛の第3の試練、“鼻グリ”を付けるため、グミの木で拵えた道具で鼻に穴が明けられます。勿論、麻酔無しです。 | ||||||||
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雄として生まれた子牛の最大の試練・去勢の洗礼を受けます。麻酔を使って作業は短時間で終わります。 |
子牛の体重が目標に達すると、市場に出荷されて競り落とされ、肥育農家に仲買人を介して引き取られていきます。 |
出荷後は、地元や佐賀や福岡、そして全国の肥育農家に引き取られ、おいしいお肉がとれるよう育てられます。 | ||||||||
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牛舎は堆肥の始末や、牧草の保管、水やり作業が効率よく作業ができるよう、よく考えられた構造になっています。 |
長い間、養う母牛は安全のため、角を切るのが一般的です。これで武器を失った母牛は比較的おとなしくなります。 |
母牛は少なくとも1年に1回は爪切りをします。そうしないと爪が伸び、肉球が膨らんで歩くのも痛そうです。 | ||||||||
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牛にも緑内障の病気があり失明した母牛がいます。それでも、立派に子を産み、育て、今でもバリバリの現役母牛です。 |
久住高原の国道442号線から南へ逸れ牧道へ入ると“牛注意”の標識が目に入ります。ある事故が発生して以来立てられました。 |
塩タンは焼肉の時には必ず頂きますが、牛の舌は長く草を食べるのに重要な役割をします。眼が水晶のようにほんとにきれいです。 | ||||||||
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牛にも名前を付けて登録しています。名前を呼ぶと集まって来るといいますが、ほんとに名前を理解しているのでしょうか? |
黒毛和牛の生産/肥育の後継者育成を目的に、肉牛の審査の全国大会が年1回開催され、稲葉組合から県代表が出場しました。 |
牛を飼育している農家は、何故かマムし酒を作り常備しています。そのマムシ酒の作り方もご紹介します。 | ||||||||
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