素堂掲載書『枇杷園句集』士朗編。文化十三年(1810)刊。

  『枇杷園句集』…びわえんくしゅう。日本俳書大系 巻十四 巻之四  冬

時 雨

竹葉軒

芭蕉忌

 素堂は芭蕉の善友なり。一日風のばせをの破れやすく、霜の荷葉のかゝるを悲しみ、世の形見草にもとて甲子吟行を評して曰、静なるおもむきは秋しべの花に似たり。その牡丹ならざるは隠士の句なればなりと。けふまた其静なる趣を弄して手向草とす。  

茶室迎友