素堂の江戸屋敷と抱え屋敷地

竹洞日記 幕府儒官人見竹洞著 《元禄六年夏》
元禄九年九月江戸町奉行 地子屋敷帳

癸酉季夏初十日与二三君乗舟泛浅草川入 
川東之小港訪素堂之隠窟竹径門深荷花池涼
松風繞圃瓜茄満畦最長広外之趣也

元禄九年九月
江戸町奉行 地子屋敷帳
深川の条
   元禄九年本所深川屋敷帳
 素堂抱え屋敷
四百三拾三坪
  後元禄十五年
  四百二十九坪
 この土地は郡代伊那半十郎屋敷跡地である。元禄十五年には四坪減少しているが、この原因はわからない。素堂の屋敷は享保二十年までその存在が確認できる。広大な住家の他に抱え屋敷を持つ素堂、草庵はほんの一部に過ぎないのである。