素堂消息、元禄3年(庚午)1690(49歳)
素堂、『其袋』発句十三入集。嵐雪編。
素堂、『酒折宮奉納和漢連句』句作は元禄二年。
素堂、俳諧口伝『松の奥』を書す。『梅の奥』もあり。
素堂、京都に赴く。
素堂、『いつを昔』発句五入集。其角編。
素堂、『俳諧吐受鶏』発句一入集。秋風編。
素堂、『後の塵』入集。其詞編。
素堂、『秋津嶋集』発句一入集。団水編。
素堂、十一月十七日、忘年の会を催す。
素堂、十二月廿日、自著『松と梅』の序を草す。
☆七月、聖堂、忍の岡より湯島に移す。聖廟地を《昌平坂》と稱す。
素堂、『其袋』発句十三入集。嵐雪編。
六月、嵐雪、素堂の助力を得て『其袋』の撰を成就する。
《参考》素堂の蓮見にまかりて
田畠の辛苦もなきはちす哉 乙百
《芭蕉曾良宛書簡》素堂の近況報告あり。(別掲)
素堂、『酒折宮奉納和漢連句』句作は元禄二年。
詩の家にあらん花遅き庭のけさの雪 原田氏
鶯 寒 似 惜 聲 素堂
素堂、俳諧口伝『松の奥』を書す。『梅の奥』もあり。
《註》この書は後世の偽書とされるが、はたしてどうか。
素堂、京都に赴く。
素堂、『いつを昔』発句五入集。其角編。
おもだかや弓矢たてたる水の花 素堂
垣根破るその若竹をかきね哉 々
河骨や終にひらかぬ花盛 々
暑き日も樅の木間の夕日かな 々
去年の蔦に朝顔かゝるかきね哉 々
素堂、『俳諧吐受鶏』発句一入集。秋風編。
素堂、『後の塵』入集。其詞編。
我蔓をおのが千引の西瓜かな 素堂
素堂、『秋津嶋集』発句一入集。団水編。
八月十五夜曇り九月はれて
富士筑波二夜の月を一夜哉 素堂
素堂、十一月十七日、忘年の会を催す。
素堂、十二月廿日、自著『松と梅』の序を草す。