
投稿者: ilkuji_99 遠洋船で世界を一周した後、再び対日船で勉めていた頃の出来事である。釜山から日本の神戸まで一度往復したら三日、また三日休んで出港するので家族のある人は家庭生活ができる。停泊当直中、逃げて家に行って来たり外で誰かに出会えるので遠洋船と比べて個人的な時間が持てるのが便利だった。南浦洞で市内バスに乗った。始発点から出たばかりのバスなので中はほとんど空いていて習慣的に一番後ろの左側窓際の席に座った。
次の乗場に着いたら若い女性三人が上がって来て二人は私の傍に、もう一人は私の前の席に座り、休む暇もなくぺちゃくちゃしゃべる。形勢をみたら三名の女に囲まれた状態だった。そろそろ痩せ我慢が発動した。海兵隊の訓練所での中尉のいったことが思い出した。‘バスの中で好きな女が見つかったら先ずは彼女の目を直視しながら足を踏め。それが彼女には相当の衝撃療法で効くはずだ。そしたら女が慌てて降りるはず。そのとき追いかけて降りろ。その後は能力により食うか食われるかだろう。’これ、無料で女刈りの講義をしているのね。
座っているので足を踏むのもおかしいので、とりあえず“お嬢さん!”と呼んだ。三名の視線が一斉に私に集中した。“面白い話、私も入れてください”というと“いいわよ”と答える。その後は1対3でこちらから対話をリードしていた。大体三名の身分を対話と服装をみて判断、全部当てた。驚いた彼女らは“どうしてそんなによくも当てるの?”と聞く。それで“女性心理学を勉強したいる”と答えた。実はその中尉から教えてもらったこともあるし、制服時代の刈り経歴もあるが・・・乗客はだんだん増えてきたが対話の花はバスの後ろで満開した。皆、羨ましさ半分、嫉み半分の目付きで我らを見つめていた。私も海兵隊の赤い名刹を付けてみた者なので気おされるわけにはいかない。
暫くの間、話をしていたら降りるところに近づく。名刺を持っている身分でもないので紙に自分の名前と電話番号を書いた。みんなが見つめているところで三名全員に渡そうとしてもカサノバみたくて駄目だ。誰に渡すかを悩んでたら傍の傍に座ってる姉ちゃんが一番気に入るので後ろから渡した。あの女性は“そしたら、ここで降りましょう”といったけど、少し息抜きをしたほうがいいと思って‘連絡して’と言ってから皆の視線を受けながら満員バスから降りた。
十日ほど経ってからあの女から電話ががかって来た。会おうというので出て見たら西面にあるルームサロンだけど一番奥のルームで待っていた。座ったらすぐ私のアレに手が来る。慌てたが気分が悪くはなかった。しかしながら軍事訓練の際に女刈り方は学んだが刈った後、食べる方法は学んでないのがあまりにも惜しかった。ただ女の手がズボンの上からアレを冷かすままにおいとくしかできなかった。旅館でやるなら基本動作くらいは知っているものの、いつ、誰もが入るかわからない所で何かをするなんて未だ想像が付かない状態で葛藤だけ増えて来る。その日はビールだけ飲んで別れた。
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