
投稿者: ilkuji_99 シドニーには韓人タクシ運転手が多い。他の国と比べてタクシ料金が低廉なここでは要領がないと社納金を払ってから残りがないほど賃金が薄い。要領とは無線コールで呼ばれるとき、早めに取ってさっそく乗せることである。韓国の中央情報部で勤務したある男は家族を残して一人でオーストラリアに来た。本人の言葉によると10。26事件直前、金載圭の部下の部下として出世の道を走ってたら10。26事件が起っては全斗換が中央情報部を接収してから皆クビになったという。奥さんにも離婚され、立つ所がなく、無条件出てみようとして来たのがシドニーだったそうだ。
筆者も当時ご飯を食う方便でタクシを運転するようになったのに同じタクシ会社で家も近かったので頻繁に酒を飲んだり、他にも韓人運転手数名が知り合いになった。就業時、ビザ提示を要求しなかったので自然に不法滞在者が多かった。もう一人はデグのヤクザ出身だったがめっちゃ女好きだ。マリファナを吸いながら朦朧な状態で音楽を大きくつけてシドニー市街を縫って走る。たまに料金が無く体で払うとの女子乗客(大部分売春部だが)でも乗せたら暗い裏道に駐車しては後ろ席でインスタントBBQで処理する楽天家?ある日は女を乗せたところフェラーを提案されたらしい。それで運転しながらサービスを受ける幸運を満喫したそうだ。
もう一人は忠清道の唐津出身だが自分は英国で留学を終えて豪州市民権を持っていると誇るので永住権のない韓人たちの気をくじいた。が、後で明らかになったけど全部嘘で不法滞在者だそうだ。それに妊産婦の女房さえ連れて来たけどその理由はオーストラリアで子供を生んだら永住権を取るとどこかで聞いてはわざと妊娠7ヶ月に来たそうだ。笑わせる者たちだ。米国の属地主義式の永住権取得方を聞いてはオーストラリアも同じだろうと思って来たが豪州は属民主義であり子供がいくらここで生まれても父母が市民ないし永住権社じゃない限り永住権は取れない。我らには英国のケント大学卒業したと嘘をついたが簡単な英語単語も知らない。一度恥をかいたら英国留学話は二度と出ない。
こいつは家であまりにも女房を殴るから警察が三日に一度来るし、後では女の手足を結んでは皮の帯で殴るそうだ。多分変態らしい。貧乏の者のための家に無理矢理入って来ては家賃も払わずにあらゆる迷惑をかける。ついにその家から追い出されコリアタウンのキャンプシへ簸越したがそこではてんからオックソフォード大学を出たと嘘をつくとの話。タクシの仕事は場合によってとてもハードで危険だ。タクシ強盗はここでも横行していて行方不明三日ぶりに車と死体が別々で発見されたりするし特に夜間タクシは酔っ払い乗客が多く喧嘩をしたり、車の中でゲロを吐いたりする奴、料金で喧嘩を売る奴、料金払わずに逃げる奴などなど。ストレスをたくさん受ける職種の一つというか。何より慌てさせるのは若い男女が後ろ席に座ってはフェラーをしたり性交に没頭する場合。今なら車を止めて追い出すはずだが当時にはそんな勇気もなく、バックミラーで見るには運転集中できないし葛藤の池に落ちる。
長距離の仕事は空港で乗せるとき収集するが15年前、ボッブホークが総理だった当時、国内線旅客機パイロット労働組合がストライキに突入、国内線旅客機が6ヶ月間オールストップし代わりに軍用機で旅客を運ぶことが日常となった。空港で2―3時間閑古鳥が鳴いたらその日の商売はおしまいである。当時操縦士労組の賃金引上げ要求に総理が強硬に対応、協商が霧散したら失業者になった操縦士たちが大挙海外へ抜けた。後できいた話では、総理の強硬対応した理由は操縦士が多すぎて整理するためにそうしたというけど確認する方法はない。当時、韓国のアシアナが設立し初期のパイロット不足をオーストラリア操縦士の受入で補ったし今もアシアナで働いてる豪州操縦士がかなり多い。
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