
投稿者: ilkuji_99 このオージー、猫を二匹育てるのに二匹とも蚤(ノミ)だらけだ。韓国さえも今は蚤や虱が珍しいというのにノミのために眠れないほどだった。授業中、体のあちこちがかゆくて掻きたいけど同じクラスの狐みたいな日本の女の子たちの目か恐くて掻きもできず、なかなか苦しかった。家に戻ってきてあの男に会ってノミのことを話したら自分は大丈夫なのになんで君だけそうなのかと反問する。白人たちは皮膚が荒いのでノミが噛んだって感じもしないはずだし不味いからそうだろうが、それまではいえないししんどかった。
この人、ベランダーの花鉢にモミジみたいな木を植えて毎日水をいれる。マリファナだがクリスマスパーティのとき吸うからと‘my
babyがよく育つ’と喜んでいた。彼は片っ方の脚をびっこひいているのに気づいた。脚の血管が曲がっていて機械で引張る手術を受けるようになっているそうだ。クリスマスを迎え、彼の友達が居室にいっぱいになった。彼の要請により筆者も学校の韓国の学生たちを招待した。本来彼は調理師なので各種料理を作って食卓の上においてブフェー式で食べるのに、彼の連中に瞳の焦点がはずれている男がいた。ガソリンみたいなエッキスをちいさな瓶にいれて来ては匂いを吸うようにいわれ、やってみたら頭がくらっとして目眩がする。これを常に吸うから瞳がはずれただろう。
酒が足りなく韓国学生たちがお金を却出、もっと買ってきたのにもこの男、我らが全部飲んだとぐずぐすいう。慣習が合わなく起きた出来事だと思っていたのにこの男は不平を鳴らしながら喧嘩を売る。離れる時期になったと判断して荷物を包んで最初泊まった旅館に戻って来た。実家に帰ってくるように。
その後、筆者は他の州にいって4年ほど住んだ後、シドニーへ戻ってきた。その後、また5年ほど流れたあと、だから約10年後、シドニーの南部にあるパブに入ったとき、酔っ払って大きな声で歌いながらwheelchair
に乗っている男がいて近づいてみたら彼だった。さて両方とも脚がない。挨拶をしてから事由を尋ねたところ、脚手術の途中、他の脚の組織を取って移植しようとしたのに間違えて両脚共切断したとの答えだった。たとえ喧嘩して別れた人だがその話をきくと可哀相だった。人生無常というべきか。
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