殊能将之(しゅうのまさゆき)『ハサミ男』
講談社文庫 2002年8月 ISBN:4-06-273522-9


結構エグい作品でした…(汗
主人公が終始毒物を飲んで自殺を図っては吐いてというシーンが4、5回出てきます。なんだか読んでて気持ち悪くなりました(^_^;)

しかし…
最後の最後に気持ち悪さも吹っ飛んで「え〜〜〜〜〜〜!!」って思いました(^_^;)「なに〜!」って感じです。真犯人は最初から想像がついていたのですがこの展開は予想外でした…ほんとにびっくり。少しでも書くとネタがばれてしまうのでかけないところがつらいです…(涙
でも、ここを書いてしまったらまだ読んでない人がおもしろく読めないと思うので書かないことにします。でもほんとに驚きでした。

このところ島田荘司氏の作品を立て続けの読んでいましたがやっぱり殊能氏のこの作品は島田氏とは違った種類のおどろきです。以外って言うか…想像していなかった…。

作品の形式は宮部氏の『理由』同様に乖離性同一性障害、平たい言葉で言うと多重人格障害の人の語りと警察官たちの語りとが交互に出てきて二つの視点から「ハサミ男」の殺人を解いていく形になっています。流れはなかなかスムーズですが最後の方は「ん?」と言った感じで理解するのにちょっととまどいました。作品の内容ですが…乖離性同一性障害(多重人格)というテーマも話題性がありますが私にとってはマイブームを過ぎてしまったのであんまおもしろさは感じなかったというのが正直な感想です(汗)しかし最後は以外でした…ほんとに。

書いてしまうとおもしろくなくなってしまうのが何とももどかしい…
2002年12月6日

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