乙女宝(平瀬、1915)
Nesiocypraea hirasei
Roberts, 1913
殻長40〜60mm程度・中型・稀産
水深100〜200m付近に分布
「さすがは日本3名宝のひとつ!」と
思わず口に出てしまうほどの魅力あふれる貝。
その昔、紀伊田辺の漁村で少女が遊んでいた
貝が当時は記載されていない新種だったという
のが、乙女宝という和名がついた由来だそうだ。
写真の標本は、2011年3月に水揚げされたばかりの
非常に新鮮な、しかも高知県足摺岬沖産、これこそ
本物の「土佐物」の乙女宝。
フィリピン産や尖閣周辺から揚がる乙女とはかなり
雰囲気が異なる。優しげな色合い、上品なシルエット
間違いなく日本を代表する貝のひとつだろう。
オトメダカラ