訓練競技会


私が訓練に興味を持ち始めたのは、91年の春のことでした。
無駄吠えの多いシェルティをどうするかと悩んだ時に
獣医さんから訓練を進められたのです。
あまり早い時期に訓練に出すことはない、
それは犬種にもよるのですが、
シェルティの場合は生後7ヶ月以上経ってからでいいということでした・

最初の一ヶ月間は会いに来ないで下さい、
と言われたのはつらかったのですが、
その後は、片道3時間かけて会いに行きました。
一ヶ月に2回か3回、今考えるとよく通ったと思います。

それから4ヶ月、
地元の動物愛護週間のイベントで、
ローリー(シェルティ)が出るから、
ぜひ見に来てくださいという連絡がありました。
訓練所に会いに行っても訓練の成果は、
6ヶ月経つまで見せてもらえないことになっていました。
いったいどれくらいお利口になっているのか、
正直見当がつきませんでした。



(股くぐり)                           (集中)

でも、見てびっくり!でした。
紐を付けての脚側から紐なし脚側、
後ろ足で立って歩いたり、籠を咥えて歩いたり、
足の間をくぐって歩く、股くぐりまでいろいろやって見せてくれました。



(紐付き脚側)

終わって訓練士の方にほめられた時のローリーの嬉しそうな顔。
「この子は楽しんでやっているんだな」
と実感できる表情でした。

     
(お買い物、籠を咥えて)                 (コイの一声で)

半年経って一度家に連れて帰りました。
でも、「その上のCD2を取りませんか」と言う訓練所の話があり、
頑張ってみることにしました。
ローリーのように活発であまり落ち着きのないこの方が
訓練はよく入るようでした。


それからアンディ、リリィというシェルティと
ラブラドールのクロ、
ミニチュア・ダックスのミミ、マイ、メグが訓練に行きました。

       
(リリィ)                 (ローリー抱っこ)

みんな一応CD1を取りました。

          
 (マイちゃんの待て)                         (クロ、座れ)

訓練競技会には驚くほどいろいろな犬種がでていました。
もちろんミックスちゃんもいました。


(パピヨン、とっても上手でした。)


   
    (ブルドッグの輪くぐり)              (セントバーナードも出ていました。)


私達が訓練の方から離れ始める頃にアジリティが盛んになり始めました。
もう何年間か早ければ参加したかったと残念です。
(実は、アジリティがやりたくてボーダーコリーを飼おうかと思ったくらいです。)

     
   (ハスキーのジャンプ)                   (やっぱりゴールデンはかっこいい!)

帰ってきてから、一番良かったことは制止がきちんときくことです。
「いけない」ということ、
「こい」ということ、
今の私なら聞かせ方もちゃんとわかっていますが、
その時期の私にはとてもありがたいことでした。
犬達との生活がとても楽しかったこの十数年です。
人のこない河原を探しては、犬達とのびのび散歩をしています。


(おやつタイム)


一番肝心なのは、
飼い主がいかに的確に命令を下すことが出来るかということです。
我が家のラブラドールのクロは、
訓練士さんが男性だったので、
主人の言うことはとてもよく聞いたのですが、
私の命令に従うまでは時間がかかりました。
でも、決してあきらめないことです。
訓練士の方にちゃんと命令の仕方をおそわって、
自信を持ってはっきり伝えるということを
繰り返していれば、必ず出来ます。
私の犬達との散歩も、日頃の生活も、
訓練競技会の上に成り立っているのだと思います。
自分で訓練して、競技会で一般の部に参加するのも楽しいと思います。
ぜひ一度、訓練競技会を覗いて見て下さい。
JKCの主催のものは少ないのですが、
警察犬の競技会は結構多いと思います。

    
 (カバンを守れの命令に従う)               (障害物をジャンプ)
 
内容は違いますが、シェパードの警戒訓練なども見ているとおもしろいですよ。
訓練されたシェパードの素晴らしさに
きっとびっくりされるのではないでしょうか。

どんな犬種でも訓練は入ります・
難しいことを求めるのではなく、
毎日の生活に大切なことをきちんとしつけをしていく
その事が一番の訓練だと思います。