今日は珍しく長瀬と剛と3人で釣りに行った。 とは言っても実際釣ってるのは同行者だけで、 俺はダラダラと過ごしてるだけなのだが・・・。 まぁそんなこんなで楽しくオフを過ごして居た訳だが、 来たのも遅かった所為で今の時間は既に午前3時。 周りは真っ暗だし、どっか泊まるしかねえよなということで話は纏まったのだが、 宿泊に適した場所なんてそうある訳じゃない。 道路の両脇にあるラブホテル以外は・・・。 そこで俺が冗談半分でラブホでも行ってみるかと言ったのだが、 以外にもその意見が通ってしまったのだった。 「どうするよ?」 「ラブホ入ってみない?俺1回入ってみたかったんだよねー!」 「ええやん、おもしろそうやし」 長瀬の言葉に、てっきり嫌がるかと思っていた剛も賛成し、 そんな訳で俺達3人のラブホ体験が始まった。 「お〜〜すげーー」 「うわー、こんなんなってんねや」 「結構普通のホテルっぽいねー」 「プールもあるー!すげーすげー」 3人して「すげ―」を連発しつつ、 部屋の中をうろうろとしてみた。 最近ではラブホ業界も趣向を凝らし、色々な部屋があるようだ。 長瀬が風呂の方を見ているのをいいことに、 ベッドの上にうつぶせに乗っかっている剛の背中に圧し掛かった。 「うわっ・・・って、何しとんねん」 「いや〜こんなところでこんなシュチュエーションに出会えるなんて思ってもみなかったな〜と思いましてね」 もちろん2人きりではないので、流石に光一もおっぱじめようなどとは思っていないが、 抱きつくぐらいなら許されるだろう。 剛もそれを敏感に察知したのか、ふざけた調子で長瀬に助けを求めるようなことを言った。 「ながちゃーん!野獣がおるでー、助けてーー」 「何々?・・・うわっ!って、何やってんだよー野獣だー野獣がいるー」 風呂の方から出てきた長瀬も、剛の遊びにノッて、2人して人のことを「野獣だ野獣だ」と言いつづけている。 「野獣、野獣言うな、喰うぞ」 2人につられてゲラゲラと笑いながら俺が言うと、 「うわー喰われるー」と言って逃げ始めた。 子供かお前等は・・・。 そんなことが楽しいと思える自分も相当子どもな訳で、 その後は3人でプールで息止め大会になったりと、 結局寝ずに遊んでいたのだった。 ラブホテルの間違った利用の仕方。 しかし、楽しかったので良しとしよう。 ・・・でも・・・今度は剛と2人で来たいかも。 ラブホ言うたらやることはひとつですからね。 今度来るときは、正しい利用方法で利用したいと思います。