男の背中に歴史があるのと同じ理屈で、
女の耳にも歴史があります。
"The Legend of ear" by Elizabeth Qoo XX

私は生まれてからまだ2年しか経っていませんが、
私の耳にとって、この2年は本当に激動の時代でした。
私の耳は、 初めは上写真の様に可愛らしく前に折れていました。
・・・でも、こんな可愛らしい私の耳の形は、
そう長く続きませんでした。
ここでは、私の耳の歴史について、お話させて頂きます。
最初の恐ろしい事件が起こったのは、
今の家族に引き取られてから数ヵ月後の、
私がまだ生後6ケ月頃のことでした。
ようやく新しい環境にも慣れ、
ただウィンドーに飾られるだけの毎日とサヨナラできたという
平凡でささやかな幸せを噛締めていました。
・・・でも、そんな幸せさえも・・・。
ある日突然、私の住むマンションの裏にある
フレンチレストランが、建て替え工事を始めました。
ガンガン、ギュイーン、ウゴン・ゥゴンと大きな音を出して・・・
もう、うるさくてうるさくて堪らず、気が狂いそうでした!
聞くまい、と思っても、知らず知らずのうちに
耳が勝手に音に反応し後ろを向いてしまう。
そんな日が何日続いたか知れません。
そして・・・

ああ・・・!ああああぁ!!音に敏感な私の耳が!!
ネコが優雅にお帽子をかぶった時の様な折れ方が美しかった、
そんな私のエレガントな耳が・・・
くりりとした目までしょぼしょぼしてしまって・・・!
そう!
工事の騒音のストレスで、耳が立ち上がってきたのです!
人間が、ストレスで眉間にシワがよったり
目がツリあがったりするのと同じことです。
無慈悲にも、工事は何ヶ月も続きました。
とうとう騒音に耐え切れなくなった私たち一家は、
お引越しをしました!
ところが・・・

なんてこと!
お引越ししてから、4ケ月後の写真・・・!
見てください!!
私の耳は、元のように折れるどころか、更に立ち上がっています!!
なぜ?! どうして?!
それは・・・
お引っ越しした新しいお家の近所でも、
工事をやっていたからです!!
もう! バカ〜!!
工事なんて、だ〜いっきらい!! ブー、だ!
私の耳の歴史