エピスチルス症
<症状>
体表、鰭、またはエラ等につりがね状のエピスチリスが集落をなして寄生する疾病。寄生患部は灰白状、または白雲状を呈する。初期症状は魚体各所に米粒を小さくしたような白点が生じることで、これはしだいに拡大する。寄生体は鰭やウロコで繁殖しやすいが直接魚から養分を摂取することはなく、水中や体表の細菌を捕食して生活している。本症が進行した場合、寄生部位の表皮は脱落し、真皮が露出することがある。この場合二次感染により急速に斃死することがあるので注意が必要。
<対策>
マラカイトグリーンの飽和液を患部に塗布する方法。食塩0.2%の8時間以内浴。食塩2%の5分以内浴などが有効。なお治療後、二次的な細菌感染症の発病を予防するために、観賞魚用パラザンDなどの抗菌剤で薬浴を実施しておくことも大切。