幻想妖魔旅館
幻獣生態調査 第参編

第23章
『tattoo、タトゥー、多頭?』
天「なんですか?このタイトルは・・」
神牙「ふむ、今回は刺青・・違った、世界の多頭幻獣達を上げたいのだが・・」
天「通常、僕達は頭は一つですよね」
神牙「うん、でも幻獣達の中には幾つもの頭を持つものが居るんだよ。」
天「たとえば?」
神牙「竜では『ヒュドラ』何かがそうだよね、他にも居るんだけど今回はそれを上げてみよう。」
『多頭を持つ者達』
幻獣達の中には頭を多く持つ者たちが居る
幻獣の中では多頭というのは極めて珍しいタイプではないのだが
殆どの場合は、頭の数が多いと、それだけ各頭部にいく血液の量が少なくなりがちで
脳が慢性的な貧血状態になったり、頭を支えるために異常なくらい脊髄が太くなり
動きが鈍くなったりして、成長するのが極めて困難になるからである。
『ヒュドラ、エクセドラ、アジ・ダハーカ、キリム、ラドン、黙示録のドラゴン、ヤマタノオロチ、九頭竜等』
竜達の仲間には多頭のものが多い、普通の竜と違い素早く動くことも
空を飛ぶ事もあまり出来ないのだが、彼らの最大の特徴は体の大きさや毒等の器官
そしてヒュドラやエクセドラなどにある再生器官等が特徴的だろう。
何れも幾つもの首の攻撃は、冒険者にとっては厄介な竜達なのではないでしょうか。
『ケルベロス、オルトロス、キマイラ、グリルス、双頭の鷲、百頭等』
魔獣達の中にも多頭のものは居る
竜のように再生器官があるわけではないが素早く動く事などは可能である
『カクス、両面宿難、ヘカトンケイル等』
巨人達の中にも多頭は居る
頭が多いので知能は低いと思われがちだが決してそうではない
弓矢を使うものが居れば、岩石を投付けたりと攻撃面でも多彩である
何れも力は相当なものなので倒すのには苦労しそうである。
『ルシファー、バアル、ダンタリアン、ブネ等』
悪魔の中にも多頭のものが居る
多頭といっても顔に顔がついているような者もいる。
流石に悪魔だけあって知識、魔力、力は相当なもので
下手な質問等は死を招きかねない
上手くいけば知識を与えてくれるものも居るので慎重に会話はしたい
『鬼車、キュウエイ、九頭ふ馬、九霊元聖等』
中国妖怪の多頭の物である
中国の妖怪たちは姿的にキマイラに近い者達も多く居るのである
神に近いもの、旱魃など災害を起こすものなど多彩に渡る物も多い
天「こう見ると多いですねぇ、頭が多い者達って・・」
神牙「ふむ、頭が多いといっても不利になるわけでなし、むしろ有利だねぇ・・」
天「あれ、そういえば日本の妖怪にはみませんねぇ・・」
神牙「日本には目が多いもの、背が高いものはいるんだが、頭が多いものは見ないねぇ・・」
天「ふーん・・あ、この水貰いますね」
神牙「んっ??ああ・・ってちょっとまてっ!!それは料理用のお酒っ!!」
一口飲んだだけで顔が真っ赤になる天子・・
天「・・・・・あれー・・神牙さん顔が3つある・・何時の間に増えたんです・・か・・」
そう言うと天子はばったりとその場に倒れ、眠り込んでしまう
神牙「やれやれ・・人を化け物扱いするとは・・とはいえ、やっぱりお酒は二十歳過ぎてからだな・・」
天「ムニャ・・僕は何時でも10歳のまま・・」
神牙「寝言?・・あ・・まぁ・・確かに・・」
神牙は天子をおんぶすると部屋へと寝かせに行った・・

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