アメリカのペット事情 |
コンブに出会ったのは、SOUTH LOS ANGELES SHELTERでした。 LAにはこの他にも、たくさんのシェルターがあります。市が運営するシェルターの他に、民営の所もあります。 私はコンブに出会うまでいろんなシェルターを回りました。 コンブのいたシェルターはまだ新しく、とてもきれいにされていて、その中でも”パピールーム”と言うところにいました。 ここのシェルターは犬、猫はもちろんのこと、ウサギ、ハムスター、イグアナまでいました。 民間のシェルターほど、譲渡は厳しいです。 飼い主の面接、アパートの管理人さんなどのサインが必要でした。 市営、郡営、はそれほどでもなく、身分証明書、ソーシャルセキュリティーナンバー(注1)を掲示し、誓約書にサインします。 里子にかかる費用はおよそ$67から$101。(費用は子犬か成犬か、あと、オプションの予防接種などによって変わります) 費用に含まれるのは、去勢・避妊手術代$28(注2)、世話、えさ代$3、広告費$5(注意3)、 マイクロチップ(注意4)$15、ワクチン3種合計$31です。(費用はコンブの場合を例にしています) そして、おまけに期限1週間の動物病院でのフリー健康診断クーポン券がもらえます。 シェルターにはいろんな子がいます。 雑種はもちろんのこと、ラブラドール、チワワ、シーズー、ハスキー、ボクサー・・・。 有名なワンちゃんもいっぱいです。親子もいます。 そして、毎日、本当にたくさんの人たちが動物を貰いに来ます。 アメリカのペットショップでは全くと言っていいほど、犬や猫を売っているところはありません。 それだけ、シェルターで貰うと言うことが一般的なんです。 大きなペットショップでは、独自のアニマルシェルターを持っているところもあり、そこから里子を引き取ると、 ペット用品の割引サービスや、しつけ教室のサービスなどを行ってくれるところもあります。
*このアメリカのシステム、私はすごくすばらしいと思います。シェルターと提携することで、動物病院もたくさんの動物を診ることが出来るし、ペットショップだって儲かる。そして、不幸な動物たちも減るんです。どうして、これと同じようなことが日本では出来ないのか?私はすごく疑問に感じます。*
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注意1:ソーシャルセキュリティーナンバーはアメリカに在住する人はこの番号によってクレジット情報、犯罪情報、車の免許の情報、就労情報、税金情報などを管理されています。これを持っていない人は信用されません。 注意2:普通の動物病院では約40ドルかかります。ですが、シェルターから貰ってきた子は提携病院が28ドルで行ってくれます。日本とは比べ物にならないほど安いです。去勢、避妊されていない動物は、引渡しのときに必ず、手術をしてから渡されます。不幸な動物が増えないように、徹底されているんですね。 注意3:LAでは朝のニュースの間に今シェルターで収容されている動物たちをテレビで紹介してくれます。インターネットでも、24時間どんな子がいるのかを探すことが出来ます。 注意4:マイクロチップの埋め込みははシェルターから貰われてきた子には義務付けられています。 |