記録ノート 03’−04’冬 

この記録は大学を卒業し、日本に帰る間際のボランティア活動を記したものです。たった2日間の記録となりましたが、私にとっては貴重かつ大切な経験なのでここに書き残すことにしました。

12/24/03
今日はクリスマスイヴ。朝9時病院に行くと、いい匂いが。今日は朝、先生が朝食を作って皆で食べたとかで私もとりあえずシナモンロールで腹ごしらえ。
それから一挙に3匹も犬をシャワーにいれた。さすがにもう経験が多いせいか犬をシャワーにいれるのはお手のもの。先生からも褒められた。その後はいつも通り各診察室の冷蔵庫のワクチンなどをチェックして足りないものなどを補給。
そうこうしているうちに勤務時間の2時間が過ぎてしまった。さて、帰ろうかというときに獣医補佐の人からレントゲン写真の整理を頼まれた。これは月曜にもやった作業なのだが意外と時間がかかる。それに知っている方も多いかと思われるのだがレントゲン写真は意外と重くてそれを高い棚の上に整理していくのはかなり腕が疲れる。結局いつもより1時間多く働いてしまった。今日はイヴなので病院は午前中で終わるらしい。

12/26/03
クリスマス明けの今日は忙しい朝だった。職場にいくなり犬のひざの関節の手術をしていた先生に手を貸してくれるように頼まれた。先生に縫合糸などを開封して手渡すのだ。手術中の先生は除菌のため手袋などをはめ除菌されていないところをさわらないようにする。そのためこのような作業は他の獣医補助の人たちに頼んだりするのだが、今日は5人ぐらいいる獣医補助の人全員が他の作業にあったっていたため私の手が必要となった。あまり仕事には関係ないことなのだが、いつも手術中先生と獣医補助の人とのあいだで様々な会話が飛び交う。その会話の中で日本には伝統的なクリスマスの食べ物があるか、ということを聞かれた。私の家ではクリスマスによくケンタッキーフライドチキンを買ってきて食べていた。これを先生に話すと皆が爆笑。アメリカではケンタッキーはクリスマスにはでてこないらしい。さらに先生たちに私の友人の家もクリスマスはケンタッキーだったと聞いている、というとまたまた爆笑された。アメリカではクリスマスでは一般にハム(といっても大きなハムの塊)をオーブンなどでローストしたものを食べるらしい。
その後は、手術の器具などを洗う仕事で時間が過ぎていった。