カンヌ映画祭が先日催された。そこで、発表された映画ということで私も興味を持った。大島監督の映画を観たのは、これが初めてだ。「HANA−BI」で脚光を浴びたビートたけしさんは、今回は俳優としてカンヌへ。向こうでの評判はいかがなものだったのだろう?
この話は、幕末に活躍していた新撰組の話。美しい若者の入隊が、隊内に争いがまき起こるという内容なのだが、はたしてこれが海外ではどう理解されたのだろう?
日本には、戦国時代戦場は女人禁制であった。そのため、美しい青年を代わりに連れていったという話がある。「男色は武士のたしなみ」とまで言われていたのである。そんな時代背景のもと、この話が生きてくる。だけど、海外では単なるゲイの映画としか見てもらえなかったのではないか、なんて余計な心配をしてしまう。私が知っているゲイの映画は、男性が一途に1人の男性を愛し続けるって言うものだけど、この「御法度」はなんだか違う。たぶんだけど、加納惣三郎は沖田総司が好きだったんだろうけど、他の男性とも関係する。だいぶ、ゆがんでるって気がした。そのことを含めて、ずいぶんと女性っぽい人だなぁと思ったりした。
私には理解できないことだけど、男性しか愛せない人があんなに女性的な男性を好きになったりするんだろうか? 加納くんは、確かに色白の美少年かも知れないけど、それって女性的ってことなんじゃない? じゃあ、みんなはあっちの気はなかったってことになるのかな? う〜〜〜ん、やっぱり難しいぞ、邦画っ!!
批判したくはないけど、邦画ってどうしても娯楽的じゃない気がしてならない。それは、たくさんの知識がないと理解することが難しい点にある。歴史物をあげるとしたら、その時代背景を思い起こしたりしなくてはならない。それで初めて「なるほどね」なんて感じで見ることが出来る。そうじゃないと、厳しいかも知れない。あまり邦画を観ない私が言うべきことではないのかも知れないけど。だれか、面白い邦画教えて下さい。勉強したいです。
この映画で脇役だったけど、武田真治さんがやたらとかっこよく見えてしまった。バラエティーでは見ることの出来ない堂々とした演技!やっぱりすごい役者さんだ。