STINGがきた

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はじめて来た日
2002/10/12
3ヵ月半のスティングをブリーダーさん宅へ迎えに行った。
とても元気にトコトコ走っている。
ブリーダーのHさんから一通りの説明をうけ、車へ向かった。
スティングは、Hさんが抱っこしてくれた。
いとおしそうにスティングを抱っこしているHさんを見ていたら
望まれて生を受け、愛情をたっぷりもらってここまで大きくしてもらったんだなぁと感じ、
これから大事に幸せに育てようと改めて思った。

スティングはひとりで後部座席には座っていられない。
今までずっとダンナと二人で乗っていた車。
子供がいたら私と子供は後ろに乗るんだろうなぁと思っていたその後部座席に、
私ははじめてスティングと一緒座った。
これから我が家の家族になるんだよ。

ブリーダーさん宅を後にし、車は自宅へ向けて出発した。
自宅へ帰る途中、スティングは鳴かず、吐かず、
窓の外に興味津々でキョロキョロ。
その姿をぼんやり眺めながら、その姿がいとおしかった。
そしてこの真っ黒のヤンチャ坊主がどんな風を私たちに吹き込むのかが、
ただ楽しみだった。


はじめての家

来たばかりの仔犬は家に慣れるまでそっとしておかなければ・・・
そう思って家に着いたら、ゆっくりリビングに入れた・・
最初はおどおどしながらあちこちの匂いを・・・・・・・・嗅がなかった
おどおどなんてしないのだ
「ウヒャヒャ〜」といったカンジで、ニコニコ、トットコ歩く。
臆病な子ではなく、元気一杯だ。

「仔犬は夜鳴く」
夜も覚悟をしていた。確かに鳴いた。
バリケンが嫌で鳴いた。
それは、諦めの悪さを表す、最初の兆候だった。
(夜バリケンで鳴いたのは、最初の日だけだったが)


環境の変化

来たばかりの仔犬は、環境の変化で体調を崩したり食欲が落ちたりすることがあると、
そういう話を聞いていた。
慣れるまで1ヶ月くらいかかるとも聞いた。

スティングは下痢をすることもなく、食欲がおちることもない。
食欲旺盛、ウンチ良好。飼主としては安心なことだ。
ところがどんどん大きくなる。
写真に撮っておかないと大きさを忘れてしまいそうだ
あまりに食欲旺盛なので、太らせないように気をつけなければ・・・


車に乗せて

狂犬病の注射と登録の為、獣医を探した。
家から徒歩15分のところに、とある獣医があったので、そこでお世話になることにした。
とはいえ、お散歩デビューしていない為、車に乗せなければならない。
いつもダンナと一緒に行動するわけにもいかない。
そこで、獣医に行く前に練習しようと、スティングを後部座席の乗せてみることにした。

車に乗せる前に排泄を済ませ、座席にカバーをしてから乗せる。
だが5分も経たずにオシッコをした。緊張と興奮の為だろう。すぐ自宅に逆戻り。
これは少しずつ車に慣らさないと・・・・

結局1日置きに2回練習し、2回ともオシッコをしたスティングを連れて獣医さんへ向かった。
片道5分かからない距離だから頑張れスティング!
ああ。でもやっぱりオシッコしてしまった。。。

狂犬病の注射は全く気にしなかった。痛くないのかな?
スティングは注射より獣医さんたちに逢えてちぎれる程尻尾を振り、ウレションしている。
さっき車に乗る前にもして、車でもして、またオシッコ?

これで登録されるので、晴れてうちのスティングになる。
「犬」シールも送られてくるだろう。
よーし。注射もして明日はお散歩だね!スティング!
そう言って車に乗せて家に向かい始めた直後、めまいがしそうな匂いがしてきた。
ウンチだった。
あまりの臭さに、笑うしかなかった。

ウレション(嬉ション)

興奮してウレションする仔犬は多い。
今までも何匹も見てきた。
スティングもウレションをする。人に会うとウレション攻撃だ。
久しぶりに会ったブリーダーのHさん、
私の妹、姪、母、
驚いたのは集金に来たガス屋さんにまでウレションしていたことだ。

ウレションは大きくなると直るものだと思っていたので気にしなかった。
今まで飼っていた犬はそうだったから。

ただ興奮させなければよいので、来客時はバリケンからお出迎え。
適当な時間をみて出してやればウレションはしなくなった。

最後のウレションは、スティング5ヵ月半の時に、
ブリーダーさん宅へ伺ってHさんにお会いしたときだった。
9ヶ月をすぎた現在、ウレションもうしない。


太ってる?

私もダンナも痩せ型だ。食欲は無くはないが、太らない体質だ。
なのでスティングも太らせない自信があった。
それは根拠の無い自信で、実は過信だった。

1歳までは3回食とブリーダーさんからの指示があった。
3ヵ月半で1食350cc
4ヶ月で400cc
5ヶ月で450cc
順調にフードを増やしたつもりだった。

ところが5ヵ月半のスティングをみたブリーダーさんに
「ちょっとぷくぷくしている」と指摘されて愕然とした。

大型犬、特にレトリーバーは関節の心配がある。
仔犬のときに太らせることは非常に良くないことなのに。
そしてダイエットを始めた。
フードの量を減らして、キャベツや豆腐を入れた。
朝食にはヨーグルトを混ぜることにした。

スティングの体重増加はゆるやかになった。
しかし、この「フードに何かを混ぜた」ことにより、
別の問題が発生してしまった。。。。


じじばば

スティングが我家へ来てから2ヵ月半がたち、すっかり冬だ。
年末年始は私の実家へ行くことになっていた。スティングは初めてよその家へ行くのだ。

トイレシート、犬用のカーペット、バリケン、フード、沢山の荷物を車に積んだ。
車でたった30分の距離だが、初めてのことは心配なものだ。

実家には「床に物をおかないで」と掃除をお願いした。
なんでも口に入れてしまうので心配だった。
実家の両親は「まるで孫を迎えるみたいだ」と言い、
床を掃除し、要らないカーペットをリビングに敷いて待っていた。

ヤンチャな孫は実家で大人気だった。
じじばば(私の両親)は可愛くて触りたくてオヤツをあげたかった。
「へんなものあげないで」
うるさく言い渡した私だったが、多少の気のゆるみがあり、
いちごやみかんを与えるのを許してしまった。

両親はスティングを可愛がり、スティングは心配することもなく
のんびりとしたお正月をすごした。
結局スティングのために泊まらずに帰った私たちだったが・・・


食べなくなった

スティングが食べなくなった。
正月に美味しいものを食べたスティングは、フードを食べたくないのだ。
ヨーグルトを混ぜても食べない。
キャベツを混ぜたらキャベツだけ、芋を混ぜたら芋だけ食べる。

これではいけない。
何かあって預けねばならないときに、フードだけを食べないと困るし、
犬は本来「良質なフードと新鮮な水を与えるのが一番」と聞いていたし。

そして私たちは心を鬼にした。
フード以外は一切やらず、
食べてても食べていなくても10分経ったらフードを下げて捨てる。
(水だけはあげるけど)
もちろんフードを変える気はない。

スティングは諦めが悪い。ガンとして一口も手をつけない。
「ごはんだよ」と言うと喜んで私を見ている。
そして、餌入れにフードしか入れない姿を見るだけで、「いらなーい」と完全に拒否。
常に「餌入れ」の中身を確認する。

でもお腹は空くはず。成長期の6ヶ月なのだ。
「でもダイエットにちょうどいいや」と私は別に気にしなかった。
1週間は殆ど水だけで生きていた。
2週間目は少し口をつけるようになった。
手でやると少し食べる。でも甘えているのが分かるので手であげるのはやめた。

そして3週間目。
1日3回のうち、1回だけ200〜300ccほど食べるようになった。
あとの2回はほんの少しだが、確実に食べる量が増えている。
3週間目の後半は、1日につき500cc〜800cc程
本来なら、500ccを3回食べている時期なのに。。。

ここまで頑張ったが、この状況をブリーダーさんに相談した。
食べないことが心配だったのではなく、他の方法があるかもしれないと思ったからだ。
パピーフードをやめる?フードを変える?2回食にする?何かを混ぜてでも食べさせる?

メールをした日の夕方、ブリーダーのHさんからお電話をいただいた。
「パピーフードはもう少し食べさせたほうが良いので、2回にしたら?」
というお返事だった。

電話を切って、私は2回食にすることを決意した。
ところが、何故かその日の夜からフードのみ500ccをモリモリ食べるようになった。
今考えても、とても不思議だ。

こうしてフードの戦いは幕を閉じた。

そして、現在2回食にしている。


食べてないので
お腹がへこんでいる




股関節

「股関節形成不全」に対して、遺伝的背景には心配していなかった。
しかし、後天的な要因は自分たちに責任があるので、
日々気をつけなくては、と思っていた。

スティングが来る1週間前の土日に、
せっかく大枚はたいてリフォームしたフローリングにクッションフロアを敷き詰めた。
それだけでは心配なので、その上に滑り止めワックスを塗った。
来てからは、パウの裏の毛を切るだけでなく、滑り止めを塗った。

しかし、これだけあちこちで股関節の悪い犬の情報があり、
それを見てしまうと些細なことでも気になってしまう。

8ヶ月を迎えたある日、腰を振って歩くスティングが気になった
様々な資料に股関節形成不全の症状の1つが「モンローウォーク」だと書いてある。
モンローウォークって。。どれくらい腰を振ってたらいけないのだろう?
その歩き方は、特に散歩の帰りや疲れているときに起こる様な気がした。
気になると、何でも心配だ。
興奮して走り回る事も、
シットで足を崩していることも、
リビングから庭へ出る段差も。

心配した私はブリーダーのHさんにメールを書こうと思った。
文章では説明が難しい。
ものすごく長くなってしまったメールは、送るのを迷って、そのままにしておいた。
その翌日の午前中、突然Hさんから電話がきた。
「あれ?メールを送っちゃったのかな?????」
非常に驚いたが用件は別だった。