感動した犬の物語
私が読んだ本の中で特に感動したものを紹介します
犬が生きる力をくれた(大塚敦子:岩波書店)
アメリカ女子刑務所の介助犬育成プログラムでは、一度は人間に見捨てられ、行き場のなくなった犬たちを、社会からはみ出した受刑者たちが訓練し、障害者や高齢者を助ける犬に育てる。その過程で怒りや憎しみに凝り固まった受刑者たちの心が開かれ、介助犬を得た人々が生きる力を取り戻していく様をリアルに描いている。犬はなぜこれほどまでに人の心を動かすことができるのか・・・感動できる一冊です
盲導犬クイールの一生(石黒健吾、秋元良平:文芸春秋)
12年の生涯をけなげに生きたクイールの感動的な日々を写真と文章で綴っている。
犬ってなんと素晴らしいパートナーなんだと改めて思わせてくれる。子供にも読めるように漢字にルビ付がうれしい。
救われた団地犬ダン(関 朝之:ハート出版)
目の悪い人は生きていけるけど眼のみえない犬は殺されるの!心優しい子供たちと、じっちゃんの心温まる実話
車イスに乗ったチロ(中西章男:集英社)
19歳で歩けなくなった柴犬チロを人間用の車イスに乗せて毎日のように病院に通う飼い主のお母さんと、獣医さんの心優しい闘病生活と看護の様を淡々と描いている。
最後を看取ったお母さんがチロの死を受け止めることができず獣医さんに引導を渡してもらう心情は理解できる。
そして獣医さんの「死んだ子は飼い主が自分のことで悲しんでいることを決して喜んではいません。その子はあなたの笑顔がいちばん好きだったんじゃないですか」の言葉に救われる
人の心を持った犬(遠藤初枝:ハート出版)
野犬のボスを家庭犬として育てた作者と犬の壮絶な戦いを描いて感動を与えてくれた。
これほどまでに犬を愛せるのか、とてもじゃないが、ただの愛犬家ではできないことだ。
八ヶ岳「犬」物語(川股昭彦:祥伝社)
「犬牧場」で70頭の大型犬を飼育する作者の19の感動的な物語の中で、犬は「思考力」を持たないので、しつけ
をするときは絶対に叩いてはいけない、叩いても反省はしない「どう考えさせるか」ではなく「どう覚えさせるか」
「どう習慣>づけさせるか」が大切だと説いている。椅子の脚を噛んで困るときは犬を叱るのでなく、椅子を叱っ
て椅子を叩くと椅子は危ないものだと覚えると言う言葉は体験的にも共感できる。
