アクアなデジカメ教室

1時間目

デジカメってどんな種類有るの?

デジカメって色々種類有りますよね。
どんなデジカメを選べば良いのでしょう?
小さくて、画質綺麗で、ズーム高倍率で、安くて、画素沢山で、接写に強くて・・・そんなカメラなんて無い!!
実際は、一部分の機能アップすると何処かの部分が犠牲になって・・まるでシーソーのようです。
小型化に特化した物、ズーム高倍率に特化した物、接写(マクロ)に特化した物、すべてに渡り平均した物・・・色々有るんです。
だから、自分の撮影スタイルに合わせたカメラ選びが必要なのです。

では、どんなカメラが有るのでしょう? 下の一覧表見て下さい。 2005年8月(記)
具体的な画像比較はここを参考にして下さい。

携帯電話のカメラ
ま、これも立派なデジカメです。
最初は36万画素程度のショボイC-MOSイメージセンサを使用した物でした。
今じゃ300万画素CCD、オートフォーカス付き2倍光学ズームレンズ、メモリーカード装着! スペック的には下手なデジカメよりゃ上ですぜ!
確かに昼間写すと、携帯電話とは思えない写真が撮れます。
デジカメなんてもう要らないのでは??いえいえ、所詮携帯電話のオマケです。

では普通のデジカメと何が違うのでしょうか?
違い1
フラッシュが付いていない。 CCDが小さくて感度悪い。レンズが暗い。
と言う事は、暗い所で駄目駄目なんです。
ま、カメラ付き携帯電話持ってる人なら経験済みでしょうけど、暗い所では手ぶれブレブレのノイズザラザラ。
しかぁ〜し! 最近はデジカメと同じキセノン管フラッシュ付きの携帯電話も出ました。 恐るべし・・・でも消費電力多いんだろなぁ。
最近はF2.8の明るいレンズを搭載した携帯電話も出始めましたが、ピントの合う範囲が狭くなりますので、オートフォーカスが必需品になります。
この携帯電話のオートフォーカスが遅い!!
明るさを取るかレスポンスを取るか・・・ん〜〜難しぃ。

違い2
レンズがショボイ。 プロが使う高級レンズには宝石並の高級素材が使用され、レンズだけでもん十万円〜ん百万円もします。
カメラ付き携帯電話のレンズは・・・超ショボイプラスチック製。 これで写りが一緒なら、プロが泣きます。
普通のデジカメも高精度ガラスレンズなんです。
具体的に何が違うかと言うと、解像度(特に周辺部)、コントラスト、明るさ・・・などなど話せばきりがない。
しかし最近、透明セラミック製の携帯電話用レンズが開発されたとか? まだまだ進化は止まりません。

違い3
イメージセンサ(CCD)がショボイ。 ダイナミックレンジ(ラチュード)つう物が狭いので、明るい所と暗い所の差が少なくてのっぺりした画像になりやすい。
ちょっと強い光が部分的に有ると、画像が潰れてしまう。また、溢れた光が隣の画素に移ってしまうブルーミングを起こしやすいので、なかなかスペック通りの画像を撮るのは難しいです。
暗い所ではノイズが多くザラザラに

違い4
メモリーアクセスが遅い。
ま、携帯電話ですから・・・

ま、色々有りますけど、常時持って歩ける機動力の高さは携帯電話だけですよね。
いつでも何処でもカメラが有る・・・ええ時代や。 しかも安いし。
この、暗くてちっちゃいレンズと、ちっちゃいCCDのメリットはピントの合う範囲が広い(パンフォーカスと言います)のが特徴。
この特性を生かして接写に強い機種が多いのも特徴です。
超小型、薄型デジカメ
この手のカメラの最大の武器は機動性。持って歩くにゃ最高〜!
どんなに高性能なカメラでも、いざと言うとき持っていないと全く意味有りませんもんね。
だったらでかいカメラなんて不要なのでは?いえいえ、天は二物を与えず!
小型に作る為にいろんな性能が犠牲になっています。
CCD(イメージセンサ)やレンズが小さい為、手ぶれを起こしやすく、ノイズが多くザラザラとした画像になりやすいですし・・とにかく暗いところに弱い機種が多いんです。
フラッシュも超小型なので、遠くまで届かない機種も。
小さくてホールド感無いから手ぶれ起こしやすいし・・・
カメラを固定しようと思っても三脚の穴が無い物も多いし・・・
何処かに置いて撮ろうと思っても、薄いカメラは倒れやすいし・・・

構造上、高倍率ズームレンズも無理です。
スイッチ類が少ないので、操作がめんどくさい。当然マニュアル的操作は無理でふ。

薄型でズーム付き高画素モデルが人気ですが、はっきり言って暗い所では使い物になりません。アクア用途にも完璧不向き。
小型なら割り切ってズーム無しか、ズーム付きならニョキニョキ伸びるタイプの方が使い勝手良いです。
この手のカメラを選ぶ時はレンズの明るさがF2.8以下の物を選びましょう。(数字が小さいほど暗い所に強い)
また手振れ防止は必需品ですね。
激安商品は、携帯電話用のイメージセンサを使ってる場合が有るので、注意しましょう。
「C-MOSイメージセンサ使用」って書いてある物は、安いけどやめた方が良いです。
普及クラス
一般的なデジカメ

極一般的な機種です
光学ズーム3倍程度。大きくもなく小さくもなく。
びっくりするようなスペックも無く、何事も平均的にまとめられている機種です。
安くて、画質もまぁまぁ、操作も楽なデジカメは?と聞かれると、この手の機種お勧めです。
小型にする為に画質が犠牲になったって事は無いですし、小型にする為のコストかけて無いので、大変コストパフォーマンス宜しゅう御座います。 お勧め!!

動画に強い機種。
S-VHSムービーカメラ並の動画画質を誇る物も有ります。
中にはデジカメなのかムービーカメラなのか解らないカメラも有り。
昔からSANYOが動画に強いです。
知ってました?SANYOってデジカメ生産台数世界一なんですよ。(OEM含む)

これ、マクロ撮影に強〜い機種です。
1cm、2cmまで近寄れるカメラは良く見ますが、この手の機種はさらにそこからズームが効きます。いわゆる望遠マクロってやつですね。
(普通のカメラのマクロモードはズーム広角側でしかピントが合いません)
その代わり望遠側がイマイチな機種多いです。
これ、アクア用にお勧め!
RICHOが昔からマクロ撮影得意です。

光学10〜12倍望遠レンズ搭載モデルです。 見た目かっこいい〜! でもでかい・・
35mmフィルム換算で、約400mm相当のレンズが付いています。
400mmってイメージ沸かないでしょうけど、銀塩カメラだと、パパラッチが持ってるような巨大で数十万円コースのレンズで無いと無理なんです。
良い時代になったもんだ。
但し、そんなに良いレンズを使ってる訳じゃ無いので、望遠端ではレンズの精度がモロに出て、ピンボケ気味な機種も有ります。

何故そんな凄い倍率のレンズが安く作れるのかって? それはCCD(イメージセンサ)が小さいからです。銀塩カメラで言うと、小さ〜いフィルム使ってるからレンズも小さくて済むって事です。
小さいCCD(フィルムとお考え下さい)って事は、画質はそこそこ。
そうなんです。画質は二の次!高倍率で撮れる事に意味が有るのです。天は二物を与えず・・

マクロにはあまり期待しない方がよさそうです。
たとえ1cmまで近寄れてもレンズが大きいので、かなり画角広く写ってしまいます。
同じ物体でも、アリの目(小さいレンズ)で見るのと、象の目(レンズが大きい)で見るのは見え方が違いますよね。それと一緒です。
ちなみにマクロモードではズームは使えません。(-_-;)
但〜し! クローズアップレンズを使うと話は別!
近寄る事は出来ませんが、少し離れた物体をズームを使って撮影出来るので、最強のマクロ撮影が出来ます。 望遠マクロってやつですね。
たとえば、水槽の奥に有る物を大きく写したい場合などでは威力を発揮します。
但し、ピント合わせは超シビア。オートフォーカスなんて効きません。カメラを前後させてピント合わせをします。(ピントの合う位置は一点のみ)
レンズの精度もモロに出ますので、注意が必要。

この手のカメラを選択する時のポイントは、「手ぶれ補正」が付いてる事です。
高倍率カメラは低感度CCD搭載モデルが多く、暗い所では手ぶれが多くなってしまいます。
しかも薄暗い所での高倍率望遠撮影なんて手持ちじゃ無理!
「手ぶれ補正」って、一度使うとやみつきになりますよ。

高感度カメラ
ついに出たぁ〜〜〜! わたしゃこんなカメラを待ってました!
富士フイルムから出た高感度型デジカメです。売れてます!!
高感度だと何が良いのかと言うと、シャッター速度が早く手振れしにくく暗い室内でもバッチリ。
魚の撮影でも被写体ブレが少な〜〜い!
しかもダイナミックレンジが広いので、サンゴ水槽のように明暗のコントラストの強い被写体でもOK! 明るい所が潰れにくくサンゴが綺麗に撮れます。

いくら昼間綺麗な写真が撮れても、室内に持って入ると駄目駄目なカメラが多い中、このカメラなら安定した画像が撮れる訳です。
画素数が沢山有ってもブレたら意味無しですもんね。
もう少しマクロに強ければアクア用最強デジカメなんですけど・・・
超お勧めカメラです。   2005年8月追記
ハイエンドデジカメ
一般的なレンズ交換不能カメラの最高峰。 購入価格はだいたい10万円前後でしょうか?
一般的なデジカメを卒業して一歩上を目指す人にお勧め。
明るいレンズ、光学5〜8倍、800万画素、マニュアル操作可能、高速レスポンス、連写機能・・・・とにかくスペックが凄い!
これ1台有れば、いろんな写真が撮れます。
当然フルオートも付いていますので、初心者でも高画質な写真が撮れます。
このクラスになると機能が多いので、操作性も重要ポイント。

但しこれだけお金払えばレンズ交換式一眼レフデジカメが買えてしまいます。(T_T)
シャッターレスポンスも画質もレンズ交換式一眼レフデジカメには太刀打ち出来ません。
レンズ交換がめんどくさい方、レンズを買えない方、動画を撮りたい方、でも高機能なカメラが欲しいって人にお勧め。
レンズ一体型
デジタル一眼レフ

いやぁ〜 昔はこんなカメラ有りました。
今はレンズ交換式一眼レフの価格が下がったので存在価値が無くなって販売中止・・・

一眼レフとは光学ファインダーとイメージセンサが同じレンズを通るんです。
レンズ一組なので一眼
レフとは、ミラー(レフ)でレンズを通った光をファインダーとイメージセンサへ切り替えてる事です。
ま、ここまではレンズ交換式一眼レフと一緒なんですが、この機種はレンズ一体型で交換不可能。ついでに構造上、動画も撮れません。
イメージセンサも一般的なデジカメと一緒なので、画質はレンズ交換式一眼レフには及びません。

昔、この手のカメラ使ってましたけど、一般的なデジカメとレンズ交換式一眼レフの悪い所ばかり組み合わせた感じで、良い思い出は有りません。
レンズ交換式一眼レフデジカメ全盛期の現在ではこの手のカメラを選ぶ人居ないでしょうね。
レンズ交換式
レンジファインダー機

レンズ交換可能な二眼カメラで、ライカ社のMマウントやLマウントなど、世界中の映像文化を育ててきた歴史あるレンズが装着可能なんです! マニアにしか価値解らないでしょうねぇ・・・

このカメラはファインダーに特徴が有り、「二重像合致式」と言って、二重に見える被写体が、ぴったり合致するようにピント合わせします。
って事は、これマニュアル機です。
オートフォーカスなんぞ付いてません。
電源ボタンと、シャッターボタンしか知らない人はご遠慮願います。 マニア限定!

イメージセンサはレンズ交換式デジタル一眼レフと同じ大型の物を使用していますので、画質は良いです。

似たような形の一般デジカメも有るんだけど、決定的な違いはレンズ交換出来る事と、上記の特殊な光学ファインダーが付いてる事です。
そうそう、値段も全然ちゃいます。これ、20〜30万円します。
レンズ交換式
デジタル一眼レフ

デジカメの最高峰、レンズ交換式一眼レフデジカメです。
報道カメラマンは殆どこれ使っています。
価格もレンズ無しで8万円〜100万円もします。

5〜7万円程度のカメラに似たような形の物が有るって?違います!一眼レフカメラと一般カメラの簡単な見分け方は、レンズが交換できるかどうかです。

一眼レフ光学ファインダーはファインダーとイメージセンサが同じレンズを通るんです。
レンズ一組なので一眼
レフとは、ミラー(レフ)でレンズを通った光をファインダーとイメージセンサへ切り替えてる事です。

普通のデジカメと何が違うのでしょう? 実は構造が全然違うのです。
違い1
上に書いたようにレンズから入った光は、ミラー(レフ)を通してファインダーに入ります。
CCD(イメージセンサ)に入る絵と同じ物をファインダーで見れるので、ピント合わせがしやすいのです。
シャッターを押した時だけ、ミラーが引っ込みCCDに光が届きます。
普通の状態ではミラーに遮られてCCDに光が入らないので、普通のデジカメみたいに液晶モニターを見ながらの撮影は不可能です。
液晶モニターは、あくまでも撮影後の確認用です。
そんな構造ですから、動画も無理です。

違い2
普通のデジカメはCCDに入った画像でオートフォーカス(ピント合わせ)をしますので、シャッターを押してから、撮影完了するまでタイムラグが有ります。
デジタル一眼レフは、撮影用CCDとオートフォーカス用センサーが別なんです。
オートフォーカス専用センサーを搭載する事で、素早いシャッターレスポンスが可能となりました。
どんな一般デジカメでも、一眼レフデジカメより早いシャッターレスポンスのカメラは有りません。
動きの速い魚を撮る時は重宝します。

違い3
イメージセンサがでかい! 銀塩カメラにたとえると、一般デジカメより遙かに大きいフィルムを使用していると思って下さい。
大きなイメージセンサを使用する事で、感度が良い、ノイズが少ない、白飛びが少なく立体感の有る写真が撮れる、背景をぼかしたグラビアアイドルのような写真が撮れる、ダイナミックレンジ(ラチュード)が広いので撮った後の画質補正の幅が広い
逆に短所は、レンズが高い、イメージセンサが高い、ピント合わせがシビア

違い4
レンズ交換が出来る。
レンズを交換する事により、超ワイド、超望遠、望遠マクロ、魚眼・・・と、撮影範囲が広がります。
但し、レンズ欲しい病にかかり、本体より遙かにレンズにお金つぎ込んだ・・ってな事になります。
レンズ地獄に・・・・

画質
一般デジカメで撮った画像と比べると、一般デジカメの画像の方が綺麗!と思う人も多いと思います。
一般デジカメの場合、撮った画像に後から補整加える事は想定されていませんので、そのままで綺麗に見えるようにカメラ側でかなり画質補正されています。
少々階調性が潰れても、ザラザラになっても「綺麗に見える」が最優先なんです。
プリントアウトすると、写真と言うより「絵」のような画像になってしまう事が有りますけど・・
オーディオで言うと、トーンコントロールつついて、ブーストさせた音。
料理で言うと、安物の素材を一流コックが調味料沢山使っておいしくした物ですね。

一眼レフデジカメの場合、元々プロ用機材でしたので、綺麗に加工された画像よりは素材に近い画像が出力され、フォトショップなどでの補正幅を残してます。
プロは撮った画像そのまま補正無しで使う事無いですもんね。
綺麗に見える事よりは、階調性が残され、破綻の無い画像が最優先です。
オーディオで言うと、トーンコントロールはフラット。
料理で言うと、高級素材そのもの。「あなたが好きに料理して下さい」ってな感じ。

ほかにも色々違いは有りますが、大まかな物はこんな所でしょう。
一眼レフの場合、本体とレンズ数本持ち歩きますので、カメラバックは大きくて重くて・・・
安易に持ち歩ける物じゃ無いですね。
レンズ交換時にホコリが混入してしまい、ホコリが写ってしまう事も。けっこうめんどくさいっす。
あと、使いこなすには有る程度の知識が必要です。

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