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| アクアなデジカメ教室 |
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サンゴ水槽を良い色で撮りましょう
その1 モニターの色調整
この時間はPC上のレタッチソフトで画像補整を行いますので、まずはモニターの色合いやコントラストを適正値に合わせておきましょう。
モニターの色合いが不適切だと、色の補正が無駄になる事が有りますもんね。
PCのモニターで白い物(ワードの背景など)を表示させた時、青っぽかったり、赤っぽければ、モニターの色温度調整が必要です。
調整に関してはPCで設定方法が異なりますので、各自適当にやって下され。
その2 色飛び対策
先生:それでは今度は明るいサンゴ水槽を撮ってみましょう。
生徒:('◇')ゞラジャ
ありゃ・・
先生:こりゃ露出オーバー(明るすぎ)ですね。
明るい所が潰れています。
カメラの設定で露出を下げて撮ってみましょう。
生徒:−1.0に下げて見ました。
このぐらいかな?
先生:Goodでふ。
ついでにもう少し暗くして−2.0で撮ってみましょう。
生徒:−2.0です。
やはり暗すぎですね。
先生:やはり−2.0は暗すぎですね。
但しミドリイシをメインで見るのなら、この絵の方が一番色の再現性が良いですよね。(見るモニターにもよるけど)
さて、この3枚をレタッチソフトで明るさとコントラストを調整してみましょう。
これはフォトショップの明るさ・コントラスト調整ウインドです。

| 露出 | 補正前 | フォトショップで明るさとコントラストを調整 |
| ±0 | ![]() |
![]() 明るさを下げてみましたが、潰れた画像は元に戻らず |
| −1.0 | ![]() |
![]() 少し明暗とコントラストを補正しました。 あまり変わらないけど |
| −2.0 | ![]() |
![]() 明るさとコントラストを共にUP。 これなら問題無し。 |
先生:どうです? 露出オーバーで撮った写真は色が潰れていますので、レタッチソフトでも元に戻す事が出来ませんが、逆に暗めに撮った画像はレタッチソフトでほぼ適正画像に戻ります。
デジカメは露出オーバー(明るすぎ)に弱く、露出アンダー(暗く写す)には強いと言われています。
特に明暗のコントラスト大きいサンゴ水槽では暗めに撮る事をお勧めします。
カメラによってはスポット測光と言って、画像の中央の明るさに全体を合わせるモードが有りますので、このモードを使うのも良いでしょう。
ファインダーに [・] なマークが出ますので、一番明るい所にマークを合わせると、その部分の明るさを適正値にしてくれます。
その3 色の再現性Part1 露出と色
生徒:先生〜〜 どうもミドリイシの色が実物と違うんですけど・・・
どれも水色に見えるんですけど・・・
先生:確かに。 見た目と違いますねぇ。
それでは実験。このミドリイシを露出を変えて撮ってみましょう。
| 露出 | 補正前 | フォトショップで明るさとコントラストを調整 |
| +0.5 | ![]() |
![]() |
| −0.5 | ![]() |
![]() |
| −1.5 | ![]() |
は |
左が露出を変えて撮ったオリジナル画像で、右がフォトショップで明るさとコントラストを調整して見た目に近くした状態です。
1のミドリイシはブルーのミドリイシです。(先っぽしか写ってませんけど)
2のミドリイシは水色のミドリイシです。
3のミドリイシはグリーンがかった水色のミドリイシです。
露出オーバー(上の段)で撮った画像では、いくら補正しても3種類のミドリイシの色が全部同じ色に見えますよね。
露出アンダー(下の段)で撮った画像を補正した画像では、3種類のミドリイシの色の差がはっきり再現されています。これ見た目とほぼ一緒!!
ピンクのショウガも見た目こんな感じです。
でもちょっと暗いので、3のミドリイシの色が飛ぶのを覚悟で、もう少し明るくしても良いですね。
どうです? 露出アンダーで撮ってレタッチソフトで編集って結構良いでしょ?
但しカメラによってはここまで効果が出ない機種が有りますのでご了承を。
調子に乗って暗すぎる画像をレタッチソフトで明るくすると、ノイズ成分まで増幅してザラザラになります。(ISO感度を上げたのと同じ状態)ほどほどに。
その3 色の再現性Part2 ホワイトバランス、その他色の補正
生徒:先生〜〜〜!
ブルー球の下で撮ったらこんなになりました。(>_<)
先生:こりゃホワイトバランスが狂っておりますな。
カメラのホワイトバランス設定はどうなってるかな?
生徒:え〜〜〜(確認中) 電球マークなので、電球の下ですね。(-_-;)
先生:黄色っぽい電球の下の設定なので、青色がブーストされたんですな。
ホワイトバランスをオートか太陽光で撮ってみて下さい。
生徒:は〜い。
かなり良くなりました!
先生:ホワイトバランスは常にオートでも良いよ。
もし、二度と撮れないようなシーンの写真のホワイトバランスが狂ってたら、撮った後でもレタッチソフトの「カラーバランス」で有る程度調整出来ますよ。
フォトショップの場合、こんなのがあります。
青が強いので、青を下げて、赤と緑を上げてみましょう。

| 補正前 | カラーバランスで補正後 |
![]() |
![]() |
ね。真っ青な画像が補正で結構戻るでしょ?
でもまだいまいちですよね・・・
今度は「色相、彩度」を調整してみましょう。
これはフォトショップの「色相、、彩度」調整ウインドです。

色相とは色基準が狂っていて青、緑、赤、全色に渡って色がずれている時に使います。
色の回転とも言うのですが、まぁあまり使う事は無いでしょう。
とりあえずつついてみて、見た目に近くなればOKっす。
彩度とは、色の濃さですね。
これをあまり上げると下品な色になりますので、つついたとしてもほんのちょっとに留めておいて下さい。
最近のカメラは「見た目綺麗重視」で、かなり彩度を上げて出力されるカメラが多いです。
サンゴ水槽のように色のコントラストが元々大きい被写体を撮ると、色が飽和してしまう事が有りますので、彩度は少し下げ目の方がスッキリする場合が多いです。
古い液晶モニターはあまり色が濃く出ない事が有るので、ついつい濃く調整してしまいがちですが、そんな画像をまともなモニターで見ると超下品な色になります。 お気を付け下され。
今回は彩度を少し下げてみました。
明度とは、下げると暗く、上げると白くなります。 あまり使いません。
少しさっぱりしました。
さらに明るさとコントラストを調整してシャープネスをかけてみました。
てな事で、上の真っ青画像がここまで復元出来ました。
全体的に、もう少し明るければ良いんですけど、これ以上明るくすると中央のミドリイシの色が飛んでしまいます。
まぁ・・・実際のミドリイシの色が飛んでるって事も有りますけど(>_<)
この他にもトーンカーブ調整と言う物が有りますが、これを使いこなすのは難しいので、とりあえず上記の調整を覚えて下さい。