アクアなデジカメ教室

8時間目

実習時間4

マクロ撮影にチャレンジ!!
その1 斜めからの撮影
先生:この時間はマクロ撮影にチャレンジしてみましょう。
まず、撮る前にクローズアップレンズの使い方を読んでおいて下され。

では、この難しい位置に有るミドリイシを撮ってみて下さい。
生徒:はい。
(;´д`)トホホ いくらやってもピントが合いません。
この距離だと、うまく写るはずなんですけど・・・・・
先生:これは水槽のガラス面に対して斜めにカメラを向けたから、ガラスの収差で画像がボケたのです。
ズームがワイド側だと、あまり気にならないのですが、テレ側(望遠側)だとガラスの収差が影響してきます。
このようにガラス面に対して斜めに構えてズームを望遠側にすると、ピントが合いません。
基本的にズームが望遠側の時は、ガラス面に垂直にカメラを構えましょう!!
でも、このミドリイシのように斜めに構えないと撮せない被写体も有ります。
ではこのミドリイシをまともに撮る事は出来ないのでしょうか!?
実は、マニュアル操作の出来るカメラだと、対策は有ります。
絞りを絞って(F値を上げて)撮ってみて下さい
絞ると、光量が落ちて、シャッター速度が長くなります。絞って撮影する時は必ず三脚でカメラを固定して撮って下さい。
生徒:はぁ〜
をををを〜〜〜〜! かなりマトモになりました!!

先生:ホッホッホ〜。 かなり違うでしょ?
最初に撮った画像の絞りはF2.3(フルオート)で、シャッター速度1/200秒(0.005秒)
うまく撮れた画像の絞りはF10で、シャッター速度1/13秒(0.076秒)すね。

水槽の中の難しい場所に被写体が有るからと言って諦めてはいけません。
動かない被写体の場合、ちゃんとカメラを固定して、絞って撮ると綺麗に撮れます。
生徒:それじゃマニュアル操作出来ないフルオート機ではどうすれば良いのです?
先生:ん〜〜〜〜確かに絞りを設定する事が出来ません。
但しフラッシュを焚けば自動的に絞られるはずです。
生徒:フルオートでフラッシュ焚いてみます。
を!!確かにピントは合いましたけど・・・・

先生:Exif情報を見てみると、
    絞り:F10
    シャッター速度:1/100秒
オートで撮っても、フラッシュ焚けばちゃんとF10まで絞って有りますね。
ただ、フラッシュのような色温度の低い光を当てると、特に蛍光色のサンゴは悲惨な色ですねぇ。
しかも普段光の当たらない(色の上がってない)場所までくっきり写し出されますし・・・
サンゴ以外なら有効かも?

上の画像は光学3倍ズーム機で撮りましたが、光学5倍以上の高倍率機だとさらに酷い画像になると思います。
生徒:光学5倍機です! 最大ズームで撮ってみましょう。
\(>o<)/ギャーッ! 話になりません!
ズーム倍率が大きい程、ガラスの収差が影響大きいのですね。

先生:そうなんです。 望遠になればなる程、収差が大きくなります。
と言う事は、ワイド側で撮れば影響が少ないと言う事ですよね。
ワイド側の最大画質で撮って、レタッチソフトでトリミング(切り出し)するとどうなるでしょう?
生徒:とりあえず最高解像度のワイド側で撮ってみます。
こんな感じです。
確かにワイド側だと、収差は気になりませんね。
これをトリミング(切り出し)すると、
ををを〜〜〜かなりマトモです!
レンズに頼る望遠撮影より、トリミングなどのデジタルズームに頼った方が良い事も有るのですね。

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