自作

メタルハライド・ランプ2号(東芝ブルーメタハラ)

現行の「岩崎アイクリーンエース250W 6500K」+カラーフィルターを照度計で測定した結果、カラーフィルター付けると
照度が半分になる事が発覚しました。(2001年の文章です)
予想してた結果だし、10000Kのメタハラだと元々全光束が6500Kに比べて1/2〜1/4なので問題無いんだけど・・・
なーんかもったいない。 強力なブルーライトで補色すればフィルター不要だし本来の光量が得られるんだけどねー。

ある日車を運転していたらガソリンスタンドの天井に青いメタハラがついてました。「あ・・いい色やな〜 あの青で水槽を
補色したらどうなるだろ?」
以前から気になってた「東芝ライテックのブルーメタハラ」が有ったよなー。
早速カタログを開いてみましたが白色照明で無いのでケルビン数がわかりません。(ケルビン数は白色照明を評価する物)
ガソリンスタンドの照明から見て20000Kぐらいは有るかなぁ・・・???
早速会社に出入りしている電気屋さんに見積を取ったところ結構安い!!
即決! 金も無いのに・・

構成部品 (クリックするとカタログが表示されますよ)
ランプ M250・L−B
安定器 2.5HT−1017LWB(60Hz) 50Hzの場合は2.5HT−1017LWA
SN−4044A
強化ガラス ZC−403N
ランプホルダー Y39S2
直付器具 F−P
自在吊り具 Z−1NW2

今回購入したブルーライトはE39(ねじ込み式)で、ランプの方にイグナイターが搭載されているタイプなので
アイクリーンエースと同じ構造です。
この手のライトは水銀灯の安定器が使えますので安定器が安く済みます。


数日してメタハラセットがやってきました!
アクア用メタハラと違って自分で組み立てと配線をしなくてはいけません。

ケーブル同士の接続はこのように圧着か半田付けにしましょう!
間違ってもケーブルの被服をむいて捩ってビニールテープ・・は火災の元です。
結線は安定器のカタログや取り説に載ってますので従ってください。
ACプラグ付きケーブルと安定器〜ランプまでの配線だけです。

ケーブルはちょっと太めの物を使いましょう。
今回は2muを使いましたが、1.25muでもOK。

紫外線対策として車用UVカットフィルムをガラスに貼りました。
このフィルムは可視光線透過率88%のやつですが、もっと透過率の良い物が
有るそうです。

それでは点灯!

暗く見えるけど、かなり露出を絞って撮してます。
左側は東芝ブルーで右が岩崎6500K(フィルター付き)です。
思ったより青くない! 10000kよりちょっと青い程度か??
照明を見ると青〜紫だけど水槽の中のLRなんか丁度良い色合い。
補正用じゃなくてメイン用としても使えるかも?
てー事で岩崎6500Kのブルーフィルターを復活させてしまいました。
(それにしても灯具がでかすぎるぞ〜)

うちのデジカメはマニュアルホワイトバランスが出来ないので画像による色の比較が出来ません。
とりあえず各パターンを画像に撮り、淡水水槽のカラーバランスを元にフォトショップで再現してみました。
参考までに・・

岩崎6500Kのみ フィルター無し 岩崎6500Kのみ フィルター有り 東芝ブルーメタハラのみ

灯具比較

見ての通りどちらも格好悪いしでかい灯具ですが、特徴をまとめてみました

岩崎の灯具 東芝の灯具
ソケット Y39 Y39
大きさ でかい もっとでかい
価格 安い 安い
反射効率 多面形状でピカピカしていて反射効率高そう 鏡面の仕上げはいまいちだけど笠の大きさで勝負。
配光特性 調整不可能。 中心に光のピーク有り。 配光調整可能。 

分光スペクトル比較

東芝ブルーメタハラとアストロビームと岩崎6500Kの分光スペクトルです。

今回買ったブルーメタハラの分光スペクトルです。
サンゴ育成用の420nmも出てる出てる。
アクア用10000Kと同じ線スペクトル型で、スペクトルの形も良く似てます。
アクア用として合格にしましょう!
赤〜黄色が殆ど出ていないのがおわかり?

2001年9月 追加

よく似た光のアストロビーム球の分光スペクトルです。
東芝とそっくりでしょ?
違うのは400nm以下の紫外線領域。
左のアストロビームは紫外線カット球のスペクトルなので、紫外線領域がカットされてます。
と、言うことは東芝に紫外線カットフィルムを取り付ければアストロビームになる・・・・かな?
実際の見た目では、アストロの方が赤が少し入ってる感じ。 コーラルグロウの方が近いか?
照らされた水槽を見ると、アクア用の球の方が蛍光色が綺麗に見えるし、色上がりも綺麗なような・・・
さすが専用に設計された物は違います。 見た目同じような光でも、微妙にチューニングして有るんでしょうなぁ。

岩崎アイクリーンエース6500Kのスペクトルです。
赤から青までの連続スペクトル型で太陽光に近い光源です。
うちではフィルターにより赤〜黄色をカットして使用しています。

結果

大成功で〜す。
結構いけます。 サンゴの蛍光色なんぞは6500K+ブルーフィルターでは出なかった色が出ます。

その後の使用レポート
サンゴ用として問題なく使えます。
ミドリイシの色もええ感じですし、成長も良し。
気がかりだった紫外線ですが、後にVU測定器で調べた結果、スーパークール150Wより遙かに低い値。
ですからUVの事は気にしなくて良いでしょう。

同じような球で、岩崎にもM250LE/Vと言う型番の球が有ります。
同じY39ソケットで互換性が有りますので、東芝の球が寿命になってからは岩崎の球を使ってます。
東芝と岩崎を比べると、東芝は寿命が来ると色温度が上がって暗〜〜くなります。
色合いは良いんですけど、暗くなりすぎ!
一方岩崎は寿命と共に色温度が低くなります。
岩崎も照度は落ちてるんですけど、色温度が低いので、見た目暗く感じないんですね。
色温度が低いと言っても全然問題にならないレベルですので、こっちの方が気に入ってしまいました。

さらにその後
あまりの灯具のでかさが嫌になり撤去。
そのスペースにMT−150&コーラルグロウと、スーパークールを設置しました。
でも・・・・東芝灯具+岩崎ブルー球の時の方がミドリイシの色が良かった・・・(>_<)
たぶん水質の問題が大きいんでしょうけど。

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