自作

10000Kメタルハライド・ランプを作る!2002年記

自作メタハラシリーズ第3弾! 今回は150W 10000Kを作ってみました。
今までの250Wメタハラは、部品を集めて組んだだけだったんだけど、今度のはモロ工作ですよん。

事の始まりは
「250Wを2台ともブルー球にして、10000K 150Wを追加したいなぁ〜・・・ブルー球と10000Kのカクテルは綺麗だろな〜
・・・・・・でもお金は無い。 だったら作ってしまえ!」
てな感じで、とうとう作ってしまいました。
(これは2002年の記事です。 あの頃は10000Kが主流でしたので・・)


まずは安定器の選択。
150Wの安定器の方が、今まで作った250Wの安定器より倍ぐらい高いんですよ。(今まで150Wを作らなかった原因です。)
250Wアイクリーンエースやブルー球はイグナイタが電球の中に入っているので、安定器は水銀灯と共通となり非常に安価です。
(かと言って、イグナイタ入りの球でも価格が安い!)
アクア用150W球は球の外形が小さい為かイグナイタ入りのやつが無く、安定器にイグナイタが入った高価な物しか有りません。
どうせだったら、良い物を買ってしまおう! って買ったのがこれ。

見る人が見ればすぐ解る・・・・・そう! スーパークールの安定器です。
と言っても、岡村電産で買ったのでは無く、岩崎電気で買いました。
これが優れものなのよ。
電子式安定器なので、100Vでも200Vでも50Hzでも60Hzでも、これ1台でOK!
しかもチョーク式安定器(ズシリと重いやつ)はランプの色温度によって型式が変わる場合が有るのですが、この安定器はどんな色温度でも大丈夫。
スーパークールは広く色温度の球がラインアップされているので、この安定器を使うしか無かったんでしょうね。

そうそう! 消費電力もトランス式より低いのよ。
チョーク式の場合、ランプと安定器の消費電力の合計は185W
この電子式安定器は、合計176W。 200Vで使えば168W!

欠点は、ちょっと高い。 屋内使用オンリー。 安定器から灯具までの電線をあまり伸ばせない(メーカー指定は2mまで)

安定器の型番は HX1.5ESH1/2−12 です。 定価¥27,500
近所の照明器具屋で買えると思いますが、ネットでも買えます。 ここ↓
http://www.shining-star.co.jp/index.htm

電子式安定器の場合、始動時に3000Vのパルスを電球に印可するので、高電圧に対応したケーブルが必要なのですが、
写真を見ての通り、灯具までのケーブルが標準で付いてます。 ありがたや、ありがたや・・・・・

2004年訂正
HX1.5ESH1/2−12は、モデルチェンジしてB1.5HX1/2.4-01になりました。

球の選択
今回、球は「HITLITE」の10000Kを注文しました。
150Wの両口金形タイプです。 下の画像を見てちょ。

灯具の選択&製作。

10000K 150Wの両口金形タイプの球を使うとすると・・・・もうこれしか無いでしょ!
ホームセンターで良く見る500Wハロゲン投光器 ¥1660也。
実はこのハロゲン電球と150Wメタハラ球のコネクタはRX7Sって型式で同じ物なんです。
但〜し、そのままカチャって言う訳には行きません。 世の中それほど甘くない。
70Wメタハラだと、無改造で装着可能なのは良く知られてますが、150Wメタハラは500Wハロゲン球より長いのです。

熱に関しては、500Wハロゲン対応なので、150Wメタハラでは問題無いでしょう。(同じワット数ならハロゲンの方が発熱量が多い)
700W投光器が安く売られていたら、そのままOKかも?? どこのホームセンターに行っても700Wは置いて有りませんでした。

左は500Wハロゲン(下)と150Wメタハラ球(上)です。
500Wハロゲン球の長さは117.6mm
150Wメタハラ球の長さは132.0mm
と言う事は、コネクタを両サイドに7mmづつ広げてやれば装着可能なはず。

甘い考えで中身を覗いてびっくり! ギャー!
コネクタを広げるスペースなんて全然無いじょ〜!
ん〜 参った。 こうなれば、球を少し前方に出して、コネクタの逃げ穴を灯具に空けてしまおう。

付いていたコネクタ取り付け金具に7mmスペーサーを噛ませてコネクタを広げようとしてみた物の、ボルトの長さが足りず失敗。
付いていた金具の突起をハンマーで叩いて広げて見たものの、7mm広がらず失敗。
結局ホームセンターでステーを買って、ノコギリで切って、万力で曲げて、ドリルで穴を空けて、M4タップを切って、ヤスリで形状を整えて・・・・後は根性でコネクタ取り付け金具を作ってしまいました。


コネクタを取り付けるとこんな感じ。
ちゃんと両サイドに7mmづつ広がって、球の位置も少し前方へせり出しています。

灯具の横にコネクタの逃げ穴を泣く泣く空けました。(>_<)
ドリルで穴を空けて、ハンドニブラで穴を広げて、ヤスリでゴシゴシ。
この灯具、結構柔らかくて思ったより加工が簡単。
しかし・・・・・・・いまいち。

こんな感じで灯具に装着。

ここで注意!
ケーブルには3000Vもの電圧がかかってしまいますので、灯具とのクリアランスが狭いと、電圧がリークしてしまいます。
電極と灯具のクリアランスは広〜く取りましょう。

付属のケーブルがショボイので、5φの耐熱エンパイヤチューブをかませてみました。 念には念を入れて・・・・
上の画像より、ケーブルがちょっと太く見えるでしょ?

裏に付いてるスイッチは不要なので取り払いましょ。 安定器に電源が入ったままスイッチをon/offすると安定器に良くありましぇん。

横に空けた穴からコネクタがのぞいています。

元から付いてる反射板があまりにもショボイので、ステンレスの薄板で反射板を作ってみました。
角度は、どの位置からでもメタハラ球がうつりこむように調整してます。

早速球を装着。 ホホホホッ! ぴったりやん!

それでは点灯!

ヒャッホ〜! 我が家初めての10000Kだす。 わくわく。 どんなんかな?
それでは10000Kだけ点灯!
おや・・・はぁ・・・ま、・・10000Kってこんなに黄色いの?
ブルー球を見慣れていたから、何か物足りない。
これなら6500K+ブルーフィルターと同程度??? でもハゲハゲから貰ったハゲコモンがパープルに見えるから、やっぱ良いんでしょうね。

照射範囲はぴったり四角。 60×45×45には1灯でOKかも。
ちょっと狭い気がするけど、明るさのムラが無いので好感。

ブルー2灯と10000Kを点灯してます。
つ・・ついに合計650W!
画像では明るさが解らないけど、150W1灯とは比べ物にならない明るさ。
但し、左のブルー球は寿命末期で、右のブルー球とは比べ物にならない暗さです。

結構綺麗です! ただ、10000Kの威力でブルーがかなり飛んでしまった。
もうちょっと青い方が好みかな??

所でこのメタハラ、TFWに見えない? どうかな?
ま、とりあえず成功!


と、まあ一応成功しました。 
但〜し! ここまで書いておいてこんな事言うのもなんなんだけど・・・良い子の皆さんは真似をしないように!
この安定器は始動時に3000Vもの高圧パルスを発生します。 下手な配線をすると漏電して感電して終います。

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