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| 自作 |
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念願のカルシウムリアクターを作ってしまいました!
製作にあたって、御指導御鞭撻をオーシャンライフの豆蔵氏にお願いしました。 産休ー豆蔵氏。
カルシウムリアクターとは無脊椎動物の飼育(特にハードコーラル)に必要なカルシウムを水槽に供給する装置の事です。
今までは「水酸化カルシウム」の粉末をRO水(ROフィルターを通した後の不純物の少ない水)で溶かして点滴をしていました
のですが、週2回の点滴作業がひじょーにめんどくさいのと水酸化カルシウム溶液(Ca++、OH-)を入れるとKH(HCO3-)が
消費されるから、KHが沈殿して低くなってしまいます。
てー事で高カルシウムと高KHと低「手間」水槽にしようと思って制作しました。
−−簡単な動作原理−−
筒の中にカルシウムの元(カルシウムメディア)を入れ、海水で満たしてポンプで海水を循環させます。
この中に二酸化炭素(Co2)を少量注入すると、PHが下がりメディアの中のカルシウムと重炭酸が溶け出します。
ポンプの吸入側の負圧を利用して水槽の海水を少しずつ取り込み、余った海水を水槽へ戻します。
詳しくはここを見て下さい。
−−構造です−−

今回リアクターを作る上でのテーマは、「たまには見た目きれいに仕上げる。」です。
いろいろな人の自作リアクターを見ましたが、殆どのリアクターの立ち上がりパイプは本体の外を立ち上がって、上部に接続
されています。
私のは構造が複雑ですが、本体の中心を立ち上がってます。 見た目シンプル・・かな?
−−各部の画像−−
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これが全体の写真。 |
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組み立て前。 本体の筒はアクリルパイプ75φ。 |
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立ち上がりパイプの左端の白い円盤は、メディアを支える為の物でアクリル |
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上の立ち上がりパイプを右の写真の緑色の穴に差し込みます。 |
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カバーはたまたま有ったメッシュ入りの塩ビ板。 |
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ジョイントの下は・・・・実はシークロン(スキマー)の残骸。 |
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組み立て後の様子。 |
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ベンチュリ部です。 T型の部品はツインウッドストンの部品。 |
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排水口の画像です。 |
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出たー キリンビール。 |
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バブルカウンターです。 |
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排水量調整用バルブです。 |
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海水の吸入口と排出口です。 |
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メディアは「スーパーカルクゴールド」という製品。 |
−−試運転!−−
それでは試運転! ワクワク!
とりあえず水(水道水)で運転をして水漏れチェックを行います。
この時、うまく水の吸入と排出が出来ないかもしれませんが、メディアが入ってないのでポンプの吸入側の負圧が足りない為です。
水漏れが無かったら、水道水をきれいに抜き取ります。
「メディアをRO水できれいに洗え」とメディアの取り説に書いて有ったので、RO水で洗います。
私の場合、何度洗ってもとぎ汁が出るのでめんどくさくなって途中で本体に入れたら、本体の中真っ白!
おまけに排出バルブを全開にしていたので、水槽真っ白!(T_T) 皆さんメディアはきれいに洗いましょう。
とりあえずバブルカウンターを3秒に2滴ぐらいにして、排出をポトポト・・・ぐらいにして様子を見ましょう。
時間が十分経った後 排出のPHを測定し、6.5〜6.8になるようにCo2と排出量を調整します。
Co2を増やすとPHが下がり、排出量を増やすとPHは上昇します。
排出量はカルシウムを消費するサンゴの数によりますので、Caを測定しながら気長な調整が必要です。
えー・・うちの場合は・・・まだ調整中。 水質の変化などは今後報告します。
−−その後!−−
逆流じゃー!
逆流防止弁を買っていたんだけど、「逆流なんて起きないだろー」って付けてませんでした。
ある日見ると、排水が止まってる! しかもCo2パイプを海水が逆流してレギュレーターの所まで行ってる!
教訓: リアクターとレギュレーターの間には必ず逆流防止弁を付けましょう。
排水が止まる・・・・
時々排水が止まってしまう。 1秒/1滴ぐらいだと大丈夫なんだけど、それより遅くすると止まる・・
排出バルブの精度が悪いので、あまりにも絞っていると振動か膨張で完全に止まってしまい、行き場所を無くしたCo2が吸水側
パイプのリアクター側に溜まり、いつのまにか気泡だけになってしまう。
対策1 排出量よりCo2量を多くしない。 排出よりCo2が多いとリアクター内部にCo2が溜まってしまうのでは?
対策2 吸水側にも逆流防止弁を付ける。 行き場所が無くなったCo2が吸水側に溜まらないように。
対策3 排水が止まらない程度に排水量を上げる。
苔だらけ!
あっしの場合、いきなりリアクターをフル稼働させたら水槽苔だらけ。
水酸化カルシウム点滴の時代は苔なんて皆無だったのに・・・(;´д`)トホホ
スーリンに聞いてみると
>リアクターでKHが上昇するって事はHCO3があがるって事です。
>炭水藻類はCO2のみを取り込みHCO3を利用できない種がほとんどですが、海産
>藻類はHCO3を直接取り込んで二酸化炭素源にできますので、急にKHを上げる
>とコケの繁殖を招きます。
>(特に、リンなどが高い水槽では)
>これは、サンゴの褐虫藻は海中の二酸化炭素源とサンゴの呼吸からの二酸化炭
>素を利用できるのに対し、藻類はHCO3だけが炭素源なので、KHの上昇はよりダ
>イレクトに藻類に有利になるからです。
なーるほど・・全くその通りです。
教訓1: 吸着剤、換水で燐濃度を下げてからリアクターを稼働すべし!
教訓2: 最初は水酸化カルシウムとリアクター(間欠運転)の併用から入った方が宜しいようで・・
リアクターを稼働するとKHが上がりますが、急激にフル稼働するとKHも急に上昇して生体にも良くない。
KHが急に下がった!
どうもミドリイシの調子が悪い・・と思ったらKHが5になってる!
原因はリアクターの排水が止まった事によるKHの降下みたい。
ええ? おかしいやありまへんか! 水酸化カルシウム点滴の時代でもKH8は有ったはず??
どうやら高KHに慣れた生体はKHを浪費??するようになり、KH供給源が絶たれると一気にKHが下がるようです。
教訓: リアクターを長時間止めてはいけません!
その後
最初はCaを測りながらリアクターを調整するのだと思ってたんですが、間違いでした。
CaよりもKHの方が重要なので、KHが8〜10になるように排水量を調整しています。
排水量を変更したら、排水のpHを測り6.5〜6.8になるようにCo2を調整して・・の繰り返し。
うちの場合は、 排水−3滴/2秒 Co2−1滴/2秒ぐらいです。(生体数にもよるので参考にしないで!)
−−注意点−−
ハードコーラルが少ない水槽や、ハードコーラルが成長していない水槽でリアクターを稼働させるとKHの過上昇になりがちです。
そんな時はCo2は絞り込んで排水をだらだら多めに出す方法も有ります。
電磁弁を付けてCo2を出す時間を短くする手も有ります。(照明用タイマーに連動させる方法も)
さらにその後
もうすでに5年使ってます。
すこぶる好調です。
長く使ってると、透明ビニールチューブの中に苔が生えて詰まってしまいますので、チューブ類はすべてブラックのゴムチューブに取り替えました。
ちなみにこんなのも書きましたので参考に ココ