アクア放浪記

アクア放浪記2008年7月

7月
9日

枝打ち大会 その3

枝打ち大会?も無事終了しました。
結局8人の方に枝打ちサンゴを送りましたので、一人あたりの分け前が少なくなって申し訳なかったです。<(_ _)>

枝打ち前の水槽全景でも貼り付けておきます。(だに水槽V3.00の最終形)


まぁ〜〜枝打ち大変でした。
発泡スチロールの箱を集めるのも大変、時間も想像以上にかかるし、伝票書き間違えて足りなくなるし、ガムテープ無くなるし、氷りは全然足りないし、作り置いた海水じゃ足りなくなるし・・・・
結局三日がかりになりまして(-_-;)
でも殆ど無事に到着したみたいですので一安心。
作業は大変でしたが、自分の水槽で育ったサンゴが日本中に出て行くってのも感慨無量なもんです。
ヒラムシも日本中に旅立ちましたが・・・・


最後は直接取りに来られたS氏。
まさか家から5分の所にお住まいの方から応募が来るなんて・・・・

実はこのS氏、MA誌の水槽コンテストで2度もグランプリに輝いた水槽をお持ちの凄いお方。
噂には聞いてましたけど、こんな形で初めてお会いする事になるとは・・

そりゃもう凄い水槽でしたよ。(何故か過去形)大型水槽にサンゴぎっしりで・・
水槽に入ってるサンゴの個数では今まで見たどんな水槽より多かったかも。
水槽有るうちに見ておきたかった・・・・

サンゴ枝打ち時に出た大量のヒラムシも無駄には出来ません。集めたヒラムシを持って広島大学の生物生産学部へ配達しました。関連記事はここ
なんかここまで来るとヒラムシを繁殖させる事が義務のような気分になったりして・・・
でもそう考えるとヒラムシも可愛く思えて来るのが不思議です。(>_<)

そうそう。
広島大学の生物生産学部で、大型サンゴ水槽を見せて頂きました。
カメラを持って無かったのが残念ですが、うちの近所にもいろんなサンゴ水槽が有るんだなと感動です。

7月
10日

枝打ちその後

ミドリイシを出してスッキリ・・・と言いたい所ですけど、もう一仕事やらなければいけない事が有ります。
それは・・・・・ウミアザミ(>_<)

トホホ・・・・以前刈り取りしたのが2月ですから5ヶ月で元に戻るんですね。
前回は棒の先にカッターナイフを付けてざくざく切り取ったのですが、今回は新兵器が出ました!


これが新兵器・・(といっても10年使ってる物)
これはヒラムシやヒドロ虫を吸い取ったり、餌やりに使う注射器です。
先にはアクリル棒を付けて水槽の奥まで届くようになってます。
これでヒラムシやヒドロ虫は吸い取り可能なんですけど、ウミアザミも面白いように吸い込める事を発見しました。
うまくいけばウミアザミの根っこから綺麗に剥がし取れるので、ハサミやカッターナイフで切り取るより遙かに効果的で簡単です。
高さ10cmぐらい有るウミアザミが綺麗に吸い込まれるんですよ!!素晴らしい。
おまけにウミアザミの汁まで吸い込むので水を汚しません。お勧めです。

これが刈り取り後。
ウミアザミが有った時の方が綺麗と言わないで。(>_<)

刈り取り後のスペースには、ケントパパ邸から持ち帰った枝打ち個体を植えてます。


これが枝打ち&刈り取り前。


スッキリ!
下の辺にもケントパパ邸から持ち帰った枝打ち個体を植えてます。


枝打ち前ね。


あ〜〜スッキリ。



だに水槽V3.01
よく見ないと何が変わったのかわかりませんが・・・
7月
14日

新入り

枝打ちしてスッキリした後は、ケントパパ邸から持ち帰ったサンゴを置いて完成です。\(^o^)/ワーイ
んでは新入りのミドリイシを紹介。

この色の維持は自信なし。無理かも・・・
どうも緑系はイマイチなのよねぇ。

見て頂くとわかる通り、左に伸びてます。
どうも固定する方向を間違ったみたいでして・・・(>_<)
どんな形になるんだろ??


なにやら深場っぽいミドリイシ。
かなぁ〜り小さいです。
これは結構色揚がりしそうな雰囲気で期待の一品。


これは5月19日の日誌に出たやつ。
でかくなりそうやなぁ・・・


ツツ系ミドリイシ。
たぶん・・・本当はもっとピンクだった気がするんだけど、うちではこんな色に・・・(>_<)
これも大きくなりそうだな。


うちに持ち帰った時は藍色で綺麗だったのですが、あちこち移動させてたら色が激落ち。(>_<)
トホホホ・・・
色落ちは数日。色揚げは3ヶ月・・いや、揚がらないかも?
オマケにポリプの出は最悪だし。


上のミドリイシを持ち帰った時の状態。
色が・・・トホホホホ・・・



これはかしやん邸から持ち帰ったミドリイシですが、大きかったので、小指の半分ぐらいに枝打ちしました。
砂の上に置いてたら、そのまま埋もれてしまってこんな事に・・・(>_<)
ヤバイね。これ。
生きてるんだか、死んでるのだか・・・・


頂き物ミドリイシ紹介ついでに、丁度1年前にケントパパから頂いたミドリイシです。
こんなになりましたよ〜〜!
(右が貰った時の状態)
色は・・・トホホですが。(>_<)
7月
17日

今日のボロアンコウ

そりゃ狭い水槽に一緒に居ると、餌の奪い合いぐらい起きますよねぇ。
でも・・・・・・・・

カエルアンコウが餌を食べようとした所にボロカサゴが横からやってきて、そのままパクリ。
カエルアンコウがボロカサゴの首?に噛みついてる画像であります。

でもその後は何事も無かったかのように2匹仲良く?並んでる訳で・・
7月
21日

訃報

トホホホホ・・・・・
ヤバイとは思ってましたが・・

エイブルズ・タン(Indian Mimic Surgeon)が逝きました。(>_<)
最近見なくなってたので捜索願を出してたのですが、何処にも見あたらないので☆ですね。
ハギは狭い所に入って死を迎えますので死体回収不可能と思われます。
まぁ水槽内に沢山居るカニやヤドカリやウニやシャコのおやつになったと思えば死も無駄では無い訳で・・

直接の死因は餓死です。 またも・・・
水槽に入れた時は人なつっこく泳いでいたのですが、カクレにガブリと噛みつかれてから体はボロボロになるは引き籠もりになるわ・・・
結局餌を食いに出る事も無くなりガリガリに痩せてお亡くなりになりました。



病気では無さそうですが、写真の通りカクレの攻撃でボロボロです。
噛みつかれた背中なんて身が出てましたもんね。

また機会が有れば挑戦したい魚です。
合掌(-人-;)

そして後を追うように・・・・

トホホホホ・・・・
クログチニザ(Pasific Mimic Surgeon)も餓死。

こいつも人なつっこいやつで、いつも餌クレダンス踊ってたんですけどね・・・
餌やり時にはすぐ出てきて餌を食べるんですけど・・・・・何故かペっと吐き出すんです。
シュアーを食べるんですけど吐き出す。
オメガワンフレークも吐き出す・・・
ショップで食べてたメガバイトを取り寄せて食べさせたけど吐き出す・・・
人工餌食べないのなら苔でも食え〜〜!と言いたいのですが、人工餌に慣れてたせいか、全く苔に興味無し。
こりゃだめだ。


そのうち餌やり時にも出て来なくなり・・・トホホ
こいつもまた挑戦したい魚です。
合掌(-人-;)


喧嘩する事も無かったのに・・・残念。

・・・と、ここまでは予測してた事なんですけど。

えええ!?マジ?何で?
おまぃさんまで???

ついこの前、ボロカサゴに噛みついてたのに・・・
何も問題無さそうだったのに・・・(?_?)

カエルアンコウは突然死する事が有るって何度か聞いた事が有りますが、そういう事なのかな?
それとも餌やりが合わなかった??
ん〜〜謎だ。



オニダルマといつも一緒だったのに・・
寂しくなりました。

しかし車のタイヤは危篤状態だし・・
寝室のエアコンは虫の息だし・・・
冷蔵庫はついにボケたのか野菜やビールが氷るし・・・(もう20歳超えてるので仕方ないけど)
トホホホホ・・・・

7月
26日

鉄釘実験隊

うちの掲示板でも話題になっておりますwario氏推進の「釘でリン酸除去」ですが、そろそろうちでも投入してみようかなんて思います。
と言うのもリン酸濃度がシャレにならないほど上昇して来まして・・・(-_-;)
もうワラにも・・・いや、釘にもすがる想いであります。

釘投入となると鉄分過剰供給となり、藻類の大繁殖やRTNなどの病気が怖かったのですが、釘実験隊の様子を見ても藻類の大繁殖には結びついて無いみたいです。
そもそも釘を海水に沈めると酸化鉄(V)となりリン酸を吸着して沈殿しますが、水槽生物が利用する鉄は酸化鉄(U)の方なので、釘が酸化した酸化鉄(V)は生体には利用されないんだそうな。。。(安心)
でもデメリットも有ります。
シアノバクテリアだけは酸化鉄(V)を利用出来るので、過剰供給はシアノのブルームに結びつきます。
また、長期にわたる供給は沈殿物を増やし再び溶け出す可能性が有るので、水槽内に貯めない工夫が必要です。
(スーリン、RYU氏、その他皆さんアドバイス有り難う御座いました。何か勘違いしてたらツッコミ入れて下さい)


んで作ったのがこれ。
100均の片栗粉入れ??だっけ??の蓋に穴を空けて、中に網にくるんだ釘を入れてます。
リン酸と結びついた沈殿物はビニールホースに接続したシリンジで吸い取ります。
ちょっと効率悪そうですけど、沈殿物の除去は簡単そうです。


その前に水槽のリン酸濃度測定。
0.1〜0.2ぐらいかな??
わたくし長くミドリイシ水槽やってますけど、ここまでリン酸濃度が上がったのは初めてです。
餌やりが多く、水替えが少ないので当たり前と言えば当たり前ですけど、これじゃミドリイシ水槽は失格ですな。(-_-;)


ついでに底砂の底面の海水を抜いてリン酸濃度を測定してみました。
ん〜〜〜飼育水と同じぐらい??

右は底砂の中の海水を抜き取ったアクリルパイプ付きシリンジです。


ミラクルマッドの底の海水です。
ん〜〜やっぱ飼育水と一緒ぐらい??
餌やりが多いとはいえ一応ミドリイシ水槽の餌やりですし、水槽立ち上げてから1年と言う事を考えるとこんなもんかもです。

底砂の海水って不溶性リン酸が溶け出すのでリン酸濃度が高いってイメージ有りますけど、自分が今まで測定してきた経験で言うと、リン酸濃度が高くなった経験が有りません。(あくまでもミドリイシ水槽ですので、餌やり大量の水槽とは違います)

昔は水槽の底面からアクリルパイプを立ち上げて、底砂の下の海水をサンプリング出来るようにするのが流行った事が有りました。
そういう自分も、かつての90×45×45のミドリイシ水槽を立ち上げた時にはパイプを付けたもんです。
当時の日誌はこちら
立ち上げ5年後のリセット前など何度か底の海水を抜いて測定しましたが、いつも飼育水と同じリン酸濃度しか測定されずなぁ〜んだ・・と思った記憶が有ります。
当時、同じような事をしてる連中が何人か居ましたが、皆さん同じ結果で、そんなに底砂の中のリン酸濃度は高くならないと言うのが自分の経験です。(あくまでも餌やりの少ないミドリイシ水槽の場合です)
とはいえ不溶性リン酸(これ無害)の形では蓄積されていると思うので、大量に溶け出させない工夫が必要です。(溶け出すと有害)
やけに苔が増えてきたと思った時は底砂のリン酸値を測定してみると良いでしょう。

話変わって
実は底砂の海水のリン酸濃度を測定するのは難しいんです。
ちょっとでもデトリタスや底砂(粉状も)が混ざると、びっくりするほど高濃度な結果になってしまいます。
たぶん何かが干渉してるのか、デトリタスに含まれる不溶性のリンが試験薬により溶け出しているのか詳しい事はわかりませんが・・・
底砂のリン酸濃度が高いと思っても、実は上記の要因で実際より高く出てるだけって事が有りますのでご注意を。

底砂の海水のリン酸濃度を測定する方法は
  ・シリンジの先にアクリルパイプを付けて底砂に差し込み、海水をゆっくり抜きます。
  ・抜き取った海水は別容器に移し、時間をかけてデトリタスや砂を沈殿させて上澄みだけ取ります。
  ・さらにフィルターなどで海水を濾して不純物を徹底的に取り除きます。
  ・これでやっと測定可能です。


ちなみにこれは某カルシウムメディアを3〜4粒ほど潰して測定カップに入れ、RO水を規定量入れてリン酸濃度を測定した物。
0.5ぐらいは出てるかな??
リン酸が少ないと言われてるメディアとリン酸が殆ど無いはずのRO水でこの結果です・・
不純物が入るとこんなにも高濃度な結果になるんですね。


これは集めたデトリタスにRO水を入れて測定した物。
すげ〜濃度です。
これはデトリタスに含まれるる不溶性リン酸が試薬により溶け出して反応したのかもしれません。
(不溶性リンは生体が利用出来ませんが、溶け出して溶解性リン酸になると苔などの原因となります 詳しくはここ
デトリタスにはこれだけ不溶性リン酸が含まれていると言う事かもしれませんが、これでは何を測定しているのか訳わからなくなってしまいます。
リン酸濃度測定はあくまでも海水中の溶解性無機リン酸濃度の事ですので、デトリタスなどの不純物が入ってはいけません。

見方を変えると、デトリタスにこれだけ高濃度の不溶性リン酸が含まれていると言う事は、デトリタスの吸い出しが一番リン酸除去として良い方法かもしれませんが・・・

つう事で皆さんも色々リン酸濃度の測定してみて下され。
底砂肯定派が必死になってると思われても困るんですけど、あくまでもうちの水槽ののデータを公表しただけですので・・・(底砂戦争はご勘弁)

なんか・・・釘から脱線しましたが、何か状況変わればまたUPします。

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