アクア放浪記

アクア放浪記2012年9月

9月
5日 

串本採取 2012

今年も串本に行って来ました!
いつものように夕方出発して車を走らせてると、ラジオのニュースからフィリピン沖の地震で津波がなんちゃらかんちゃら・・・!?
日本への津波の到着時間を午前11時と聞き間違えたのでもう大変ですよ。
結構焦ってたら「午後11時」の間違いに気がついてホッっと・・・

神戸に到着したら今度は走行困難なぐらいの豪雨??が降ってきましたので、採取に行くと必ず何処かで雨に遭うというジンクスは今回も達成致しました。
ここまで来ると記録が続くと怖いし、途絶えると悲しいような・・・
まぁとりあえず関西の皆様、豪雨降らせてすみません。<(_ _)>

SAで一旦仮眠してケントパパ邸に。
ここからはケントパパのアルファードハイブリッドに乗せて貰って串本へ!


なんだかんだ有りましたが無事串本に到着して海に入りました。

いきなりですが串本の画像。(クリックで大きくなります)
今回は採取と言うより写真を撮る方がメインでしたので。。。

まぁしかしすげ~クシハダ畑。 す~っと向こうまでクシハダ畑が続いてます。
オニヒトデと巻き貝と台風の影響でミドリイシが減ってる高知と逆で、こっちは年々ミドリイシが増えてる感じです。
ちなみに今回はオニヒトデもサンゴ食巻き貝も見ませんでした。




ちょいと湾の奥に入ると、今度はスギ畑。(クリックで大きくなります)
ここもかなり広いスギ畑です。

何故かスギはこの場所にしか居ないんですよね。
沖の方や岸の方には全く居ません。



スギを近くから。
先の白いのは白化じゃなくて成長点です。

自然のミドリイシってどんな速度で成長してるんでしょう?
毎年行くたびに違う光景が見られる事から、想像を絶する速度で成長してるのではないかと。
水槽内と何が違うんでしょうね・・・
まぁ水槽内で爆成長して貰っても困りますが。


ここはグリーン系スギ畑
結構綺麗です。


アップで撮るとこんな感じ。



こりゃ何でしょう?タバネかな?
綺麗なグリーンのユビ系ミドリイシです。



地味な海の中でひときは目立っているのがハナヤサイ
写真ではイマイチですが、実物を見るとすげ~綺麗です。
今年は特にパステルっぽいですね(この辺だけかもしれませんが)

同じハナヤサイでも高知のは濃く、串本のはパステルっぽいです。
高知のはあまり見なくなりましたが。。。

ちなみにハナヤサイはスギ畑では見る事はありませんでした。
スギ畑のさらに奥はミドリイシ自体あまり居ません。
何なのでしょうね?こんな僅かな場所による生体の差は?
こんなにピンポイントでないと生息出来ないような生物を水槽内ではごちゃごちゃに飼育してるんですからそりゃ無理が有ります。


そうそう。
今回は久々にホル軍団の採取合宿ツアーに参加してきました。
夜は十年来の仲間と宴会モードです。
アクアなネット仲間とは言え、10年以上も家族ぐるみの付き合いが続いてるって素晴らしいと思いませんか?




二日目は朝から晴天で、この日もクソ暑くなる事をみんな予測していたのですが、海に入るとポタポタ降り始め・・・・
この後、カメラを置いて海に入ったので写真撮れませんでしたが、しばらく背中が痛いぐらいの雨が降りました。(T_T)
海の中でも雨音って聞こえるんですね。。。。始めて知りました。
トホホ




この日はアワサンゴを見ました。
この辺でLPSを見るって珍しいんですよね。




今回は魚の写真が少ないですけど、イマイチめぼしいものが居ませんでした。
(気がつかなかっただけかもしれませんが)

写真はナミチョウの大群に囲まれたところ。
実際はまわりもっと沢山いました。




帰りの道中も殆ど雨。
天気予報では30%って言ってたんだけど、絶対30%じゃないなこれ。
(自分が雨雲を連れて移動してたのかもしれませんが)

てな事で、今回も雨男パワー炸裂の採取ツアーでした。
皆さんお世話になりました。
 9月
9日

LED完全移行 3ヶ月目 mazarra編

LEDに完全移行して3ヶ月が経ちましたので、思った事を数回に分けて書いてみようと思います。
まずはmazarraのレビューから。

とは言え、うちのmazarraは素子を大幅交換していまして、中華LEDに足りない波長を補う為のVitalWave的に使ってますので、単体ではちょい変な色かもしれません。
ノーマルmazarraと何が違うのかと言いますと、
  ・中華LEDに絶対的に足りない420nm素子を沢山付けている
  ・T5だとFiji Purple的な役割の450/640デュアルチップPurpleを付けている。
  ・UV系とデュアルチップPurple系を広角レンズに交換
てな所です。
やっぱ素子を簡単に交換出来る所が良いですねー

んで全照明を点灯したところ。



mazarraだけ点灯したところ。
やっぱmazarra(改)ダニスペクトル?は単体では怪しすぎる色合いです。

中華LEDだけだとのっぺりとした色合いなんですけど、mazarraダニスペクトルはまったりと言いましょうか、こくがある色合いとでも言いましょうか、深みの有る色合いとでも言いましょうか、艶感が有ると言いましょうか・・・・?
写真じゃ表現出来ないんですけど、とにかく広いスペクトルが効いて綺麗に見えます!
特に中華LEDに無い420nmやPurpleあたりが効いているのではないかと。



違いがわかりにくいので、白チャンネルを下げて420nmの割合を増やして写してみました。
これ何処かで見た色合い。。。そうだ! メタハラ点灯直後の怪しい色合いだ!
ん~怪しくて好きです。

全部点灯すると地味になるミドリイシも、420nmの割合多めに当てると励起しまくりですね。
でもさすがにこれじゃ飼育は無理ですが・・


6月に買ったムギノホっぽいオージーにいろんな光を当てて見ましょう。

左は買った時の写真ですが、あっという間に褐色化してしまいました。(T_T)
右はストロボを焚いた画像。












mazarraと中華全部点灯。
褐色化したオージーも何とかごまかせています。






mazarraのみ。中華OFF。
オージーが綺麗に見える!!
右上のカドエダも良い感じ
Purpleが効いているのかトゲのピンクも良い感じだし、左下のタマユビ???のグリーンも良い感じ。


420nmチャンネル多め。 白はOFF.
中華OFF
を~~~!褐色化したオージーがクソ綺麗。
素質見え~~るぞ!

でもこれだけじゃ飼育は無理やろなぁ。。




mazarraブルーチャンネルのみ。 
青が強すぎで何が何だかわからない・・
でもグリーン系の蛍光色は励起しまくりです。


逆に白チャンネルとデュアルチップPurpleのみ。
後ろのトゲは綺麗なんだけど、右上のカドエダは汚い!
(実はかなり色落ちしました。トホホ)

とまぁ色合いを色々変えて遊べるのがLEDの良いところです。
こうやってみるとショップのサイトに載っていた写真と買った実物が違う!なんて事が起こるのは当然かも。

やっぱ波長分布は重要ですよね。。。
特に420nmを当てると綺麗に見えるミドリイシが多い事はわかりましたが、420nmによる励起量は微々たるものなので、かなりの量の420nm素子を並べなくてはいけません。
そのうち420nm素子を大量に買って中華LEDに乗せてみましょうかね。。
T5だとUV系ランプに交換するだけで済むのですが、LEDでこういう変更は大変です。
しかもUV系素子は高いし・・・・

但しすべてのミドリイシが420nmに反応する訳ではないし、綺麗に見える波長はミドリイシそれぞれ違うので、それぞれのスポットLEDのスペクトルをミドリイシに合わせて個別に照射してやれば完璧でしょうね。
となると調査の為にあのペンライトは必要なのかなぁ。。。?

ちなみに蛍光タンパク質が励起される波長は他にも色々有ります。
紫外線に近い400nmあたりも怪しく励起されるのですが、他の波長の励起に比べるとさらに弱くてかき消されてしまいます。
この辺が目で見れるぐらいにするには400nm素子がいくら有ったら足りるんだ! みたいな事で現実味少ないです。
ちなみに400nmの実験はこちら とか古いものではこちら
他にも色々有るのですが、中華LEDにも満載の波長なので良いかと。

---話変わって---
昔からアクアでは綺麗に見える照明の事を「演色性が良い」なんて言いますが、本来の「演色性」とは白色照明を評価する基準で、物体の色が正確に見える照明を「演色性が良い」と言ます。
JIS(日本工業規格)では演色性を「演色評価数(Ra)」として数値化もされています。
詳しくはここ

たとえば色が正確に見えないといけない美術館用照明や、商品ディスプレイ用照明は演色性の良い照明が必要です。
正確に見える照明を「演色性が良い」と言ますので、綺麗に見えると言う意味では有りません。
その辺がごちゃごちゃなのでマリンアクア用照明に「演色性」と言う言葉は使わない方が良いと思うのですが。。。
演色性の高い照明を買ったのに、ミドリイシに照射しても綺麗に見えないぞ!! って事になりそうですので。

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