アクア放浪記

アクア放浪記2013年6月

 6月
1日

近況&ハギ追加。

皆さんお久しぶりです。。。
5月は出張も多く留守がちなうえに、他の趣味に没頭しておりました。

お陰様でこんな事に・・・・(>_<)
これ水槽正面のガラスです。
せめて掃除ぐらいしろと。。

水槽の方はゆっくりですが順調に調子UPしてきています。

白化の嵐が過ぎ去って左側がスカスカになっていますが、とにかく調子が戻るまでミドリイシの追加は控えるつもりです。
やることやったら、後は放置が一番ですね。(と言ってもガラス掃除ぐらいやれと)
倒れたミドリイシもそのまんまで、もう2ヶ月水槽に手を突っ込んで無いかも。

色は置いといて、殆どのミドリイシは調子が戻りましたけど3個体ほど超イマイチなのが有ります。
特にブルーのスギは色も調子も全然駄目です。
調子の悪いミドリイシは向かって左側に集中してますし、例のモワっとした苔が左側ばかり付き始めました。
何なんでしょうね??左側の水回りが駄目なのかな? ライブロックの骨組みに塩ビ管使ったのがまずかったのかな?? 中でデトリタス溜まってるとか??変な止水域出来てるとか・・?
調子戻って暇でも出来たら左側だけのレイアウト変更でもやってみようかな。。。なんて考えております。


苔対策に入れたのがこれ。トミニエンシスタン。
渋いです。
近所のショップの店員さんに「トミニ☆▽※§タン下さい」とごまかしながら言うと「はぁ?」と言われ・・・・だって言いにくいんですもの。
ちなみにアクア始めて始めて自転車で魚を持ち帰りました。


今までハギ類は必ず水槽に居ましたし、いろんな種類のハギを飼いましたが、トミニエンシスタンは初めてです。
販売水槽の中で常にツンツンしてて苔食い能力高そうだったので決定。

ただね。。。餌付いて無いんですよ。
餌付いて無いぐらいが苔食い能力が高いんですけど、パターンとしては
 ・餓死して水質悪化 → 苔増える。 (ハギは奥まった所で死ぬから回収不能が多い)
 ・人工餌に餌付いて餌爆食い。 → 水質悪化で苔増える。(ハギは大食漢なんですよね)
とまぁ諸刃の剣で御座います。 どうなる事やら。

普通、苔対策ならアイゴ系がお勧めかな。
苔食い能力高いし温和だし。
ハギ系は気が荒いのが多いのでご注意を。特にパープルタンなど。


話変わってスキマーの様子
調子の悪い時は6段階中のレベル2でも真っ黒い汚水が大量に取れてましたが、今はメーカー推奨のレベル4でも全く汚水取れず。
この写真はカップ掃除から1週間経ってますけど、こんなもんです。

泡の状態は良いのでスキマーの不具合だとは思えません。
やっぱ調子悪かった時の海水は異常だったんですね。(T_T)

 6月
6日 

カメラネタ

前回投入したトミニエンシスタンですが、速攻でガリガリに痩せて姿を見なくなりました。
まぁ予想通りと言えばそうですが・・・・早すぎです。
セール品でしたからねぇ。。。(言い訳)

ところで久々カメラネタ
うちのカメラは11年前のコンデジです。 発売は2000年だから13年前のカメラです。これ
何でそんな古い物を未だに使ってるかというと、レンズが非常に良い事と、マニュアルホワイトバランスが付いてるんですよね。

安いコンデジでうちの水槽を撮ると全体的にブルーになります。
人間の目で見ると違和感無いのに、カメラで撮るとすげ~ブルーの世界になるんですよね。
これは人間の目が非常~に優れたホワイトバランス機能を持ってるので、青の世界では「青」を感じなくさせてるんです。
青い水槽を見た後に携帯の画面見たら黄色くてびっくりしません??これが人間のホワイトバランスなんです。

カメラのホワイトバランスもちゃんと取ってみよう! と言う事でホワイトバランス調整用ボードなんぞ作ってみました。
棒の先に白いCDケースくっつけてるだけですが・・・
ちなみにこの写真は水槽の外からフラッシュを焚いて撮影


裏には色調整用のサンプル貼り付けて。


水槽の中にホワイトバランス調整用ボード入れ、カメラのRGBレベルを調整して白い色が白く見えるように調整します。
これが正式なホワイトバランス調整法です。
(画像は調整後)
でもカメラのモニターでは十分白く見えたのですが、PCで再生するとちょい青っぽいですね。

むかしむかし大昔、TV局でバイトしてた時に良くホワイトバランス調整用ボードを持たされたもんです。
今時はこんな事しなくても良いんでしょうが。。

それにしてもMazarraのマダラ・・・・(T_T)
生体がマダラに見えないから良いんです。


これは色サンプル

ん~色サンプルは見た目に近い感じで写ってますけど、中央上のスギなんかは実物もう少しイエローに近い感じです。
全体的に色相の回転が起こってるのかな??




モニターと実物を比べてみたり。
綺麗に色を合わせるのは難しいですね。
色見本に合ってもミドリイシに合わなかったりとか。
特にブルー照明下では紺色の再現が難しいです。

つうか、そろそろカメラ買えと言う事なのかな・・・・?


この記事書いててネタ的に失敗してる事に気がついたんですけど、まぁせっかくだからこのままUP。


6月
14日 

T5風味のLED

うちの水槽をフルLED化してから1年経ちました。
システムLED(mazarra)と中華スポットLEDのコラボではありますが、お陰様で故障もなく何とかやってまいりました。
輝度の方も感覚的に落ちてる感じはしません。
この辺は照度計を引っぱり出してそのうち検証するとしましょう。

色合いの方もメタハラ時代よりは好みで気に入ってはいるのですが、欲を言うとピンクの色が・・・・
実はピンクだけに限って言うと、部屋の蛍光灯だけで見た方がド派手に見えるんですよね。
このピンクを何とかLEDで再現出来ない物か・・・

さてさてサンゴの照明のおさらい。
サンゴにはおおまかに2通りの色素があります。
まずひとつめは蛍光色素・・(蛍光色ですね。)
蛍光色素に青や近紫外線などを当てると色素内部で色変換して反射します。(励起と言う)
人の目は青や近紫外線に対して感度が弱いのですが、変換されたオレンジや緑は感度良く見えるので、あたかも自ら発光しているように見えます。
この辺の照明はLEDの得意技で、励起させる波長もほぼカバーしています。

もう一方は非蛍光色系。
そこら辺にある普通~の物体の色と同じですね。
赤い物が赤く見えるのは、光の中の赤波長だけ反射するので、光の中に赤い波長が含まれなくてはいけません。
青い物が青く見えるのは、光の中の青波長だけ反射するので、光の中に青い波長が含まれなくてはいけません。
だからと言って赤いサンゴに真っ赤な光を当てても、すべてが真っ赤で何が何だかわかりません。
非蛍光色系を綺麗に見せる照明はあくまでも白色照明で、青から赤までの波長を含まなければいけません。

蛍光色にはUVやブルーを!
非蛍光色には広い可視光波長を含んだ白色を!
よ~するにお互いを綺麗に見せようとすれば相反する光が必要なんですよね。。
この辺は以前も書きました ここ

メタハラとLEDの問題点
問題は非蛍光ピンク~赤色ミドリイシを綺麗に見せようとするには赤い波長をたっぷり含んだ白い光が必要な事です。
メタハラの場合、赤系を綺麗に見せようと色温度の低い球を選択するともれなく黄色い波長が付いて来ます。(T_T)
昔、10000Kの球が流行りましたが、今見るとすげ~黄色いです。
ですから昔は赤系サンゴ対策としてブルー系メタハラに赤系ハロゲンを補助光にしてる人が沢山居ました。

LEDも一緒です。
白色LEDは基本的に青+黄色の2波長による疑似白色なので、赤波長を含んだウオームホワイト系LEDを点灯させるとクソ黄色に見えます。
かと言って青みの強いクールホワイト系だと赤がくすんで見えます。


左はクールホワイト系LED
右はウオームホワイト系LED

黄色も生物学的には必要なんでしょうけど、必要最小限有れば良いのでは?
海中はこんなに黄色く無いもんね。。

T5の光
その点、T5の白管はRGB(赤緑青)の3波長なので、赤色をたっぷり含んでいても赤く見えない自然な白色なんです! しかも黄色くもない。。
だからT5は赤系がくっきり見えても爽やかなんですね。。
T5スペクトルはこちら

んじゃ黄色波長の少ないT5だと黄色い色は見えないのではないかとお思いでしょうが、赤と緑の光を足すとこれまた不思議、黄色になるんですよね。
だから黄色もバッチリです。

LEDも赤色素子を入れたら良いじゃないか! とお思いでしょうが、赤色LED素子を入れると混ざりが悪くどぎついので気持ち悪い事になってしまいます。
赤い影も出来ますし・・・
ですから赤系素子を入れる場合は、拡散させる為に白い紙を1枚前に置いて使ってる人が多いです。

T5風味のLED
前置きが非常~~に長くなりましたが、LEDでT5っぽい光にチャレンジしてみました。

アクア用照明ではありませんがRGBマルチチップの照明です。
リモコンでRGB素子のコントロールする事が出来ます。


うむ。
RGBが1個のパッケージに収まってます。



RGBを全部点灯させると白色になります。
光の三原色ですね。


早速水槽に取り付けて、赤chだけON!
その他のLEDはすべて消灯しています。

まぁトゲもハナヤサイもショウガも見事な赤に見えますが、それ以外もすべて赤・・・・・・・



緑chだけON
赤いショウガが紫に見える・・・


蛍光色が励起されて怪しく光ります。
でも青色のミドリイシは何処に有るのかもわからん。。。


RGBすべてON
カメラはフルオートで撮りました。
(実物よりちょい赤出過ぎですが・・)
白色系照明なのでオートホワイトバランスで事足りるのも良い所です。

赤が凄く綺麗に見えるのに黄色成分を感ず、色の混ざり具合も完璧! 成功です!
これに近UV系を足してギトギト感を出すと完璧かな。

でも光量的にはひ弱なので、すべてのLEDを点灯させるとマルチチップLEDは点いてるのかどうかさっぱりわかりません。
まぁ消灯前のひととき用かと。。



だったら素直に最初からT5買っとけと??? いえいえこれはネタですので、これで良いんです。

T5が優れているのかと言われると、欠落した波長が多いので何とも言えません。
蛍光色の励起波長を広く照射出来るのはLEDの方だと思います。
また黄色波長も成長の為には少しは有った方が良いと思います。
LEDの蛍光色ギトギト感は一度味わえばやみつきになりますし・・・
ですから理想はやっぱT5とLEDのミックスとなるのでしょうか。

それかRGBマルチチップ白色LEDを使ったフルスペ照明を何処か出して貰えばLEDで事足りそうです。
しかも緑素子にシアン系を使ったマルチチップなんぞ有れば最高です。(そんなん無いだろな)
何処か出して~~

そう考えるとRGBマルチチップだけで構成されたマメエコライトにUV~シアン系素子を追加してレンズ付けてやれば良い照明が出来そうなのに・・・

 6月
17日

T5風味のLED その2 追記付き

前回の記事はあくまで「見える」って物理学的現象だけに拘って書いてみた訳ですが、生物学的にはどうだろうと専門家のエイちゃんに意見を聞いてみました。
すると濃~い意見を頂いたので、ここの貼り付けておきます。

----以下エイちゃん談-----
「黄色バッチリ」と言い切っちゃうと問題。くすんで見えるはずなので。
緑+赤の光が黄色に見えるのは光色そのものであって所詮、物体は含まれない波長を反射することはできません。
黄色を含む光源と演色比較すれば一目瞭然かと。
↓たぶんこれと同等のモノだと思うけど。フル出力時のスペクトルは下の表にて

マメエコライトを1万円で作っちゃおう♪

http://www.1023world.net/blog/2011/06/29
460nm + 520nm + 630nm構成です。


あと、前回色素タンパク(非蛍光色素)の反射光を実測した限り、吸収要求は大まかに580nm前後のモノと560nm前後のモノに分かれ、トゲやフトトゲなどのピンク~赤系は後者560nm前後でした。
と言う事は、RGB-LEDはトゲのピンクを綺麗に演色することはできても、その色の生理的維持は困難かも知れません。
T5の緑は540nm前後でしかも異様に強いのでなんとかカバーしてるけどRGB-LEDの緑は520nm前後なので560nmの要求量に足りないと思われます。
また、580nmの要求に対しても赤チップは630nm前後なので足りませんし、何より630nm前後はサンゴがもっとも不要としている波長でした。
実験で判りましたが、橙580nmや深赤660nmはよく吸収するけど、630nmは全てのサンゴでほとんど吸収されませんでした。
下手に赤を当てて白化に繋がる原因はここにあるのかも?

あと、白色LEDを使わずにフルスペクトルを得るには、400/425/450/475/500/520/550/580/630/660など単波長LED全種が必要です。
(しかも550nm前後はほとんど聞いたことが無い...)
また、これだけの素子数を並べて光を均一にブレンドするには、一般的な3W駆動での配列では不可能で、KRのように1W駆動にして緻密に配置しなければならないでしょう。
スペクトルをフラットに維持するための波長・出力の管理も大変です。




「黄色に傾く」ことと、「黄色く見える」と言うのは別の話ですね。
前者は維持に関する事象、後者はただの演色です。

あくまでこれは憶測だけど、T5はあれだけ極端に緑の波長が突出して大きいので、
サンゴは、もはや蛍光グリーンを発動させる必要が無い→蛍光量減少→緑が褪せて黄色く見える
みたいなフローを辿るんではないかしら?と思われます。

大前提としては、サンゴは足りない波長を得るために蛍光によって短波長から長波長を得ているウェイトが少なからずあると言う事。
て事は、赤はもとより、緑も少ない水深環境に於いて、UV~青を使って蛍光グリーンや蛍光オレンジ・レッドを得ることで、
それらの波長を光合成に役立てられますが、しかしそのサンゴが浅い水深に移動した場合、緑や赤の波長が十分になることで、
それまでの回路の必然性が無くなり、結果、蛍光の褪色に繋がる可能性はあります。

だから、T5でも白球を減らして青球中心にすれば、蛍光グリーンはそれなりに維持できると思います。
とは言え、白球が多少でもあれば、そこに含まれる赤成分は白色LEDよりは相対的に強いので、
色素系のレッドやピンクはよく発色(演色)されると思います。


----ここまで-----

さすが専門家。
「見える」照明と「揚げる」照明が違うのはわかってますけど、ここまで具体的だと参りました。<(_ _)>
結局は蛍光色&赤系バッチリ黄色く無い照明でなおかつ色が揚がって成長する照明が理想なんですけど、欲張りかなぁ。。。

>サンゴは、もはや蛍光グリーンを発動させる必要が無い→蛍光量減少→緑が褪せて黄色く見える
みたいなフローを辿るんではないかしら?と思われます。

これは私も同意見です。
LPSなんて色温度の低い光だけ当ててると蛍光色無くなります。
慌てて青色の光に変更しても蛍光色が戻るまで数ヶ月・・・いや戻らないパターンも有りますもんね。


話をまとめると
赤系は混ざりが悪いので、他の色とマルチチップにして目立たなくする必要が有ります。
上記単波長LEDを組み合わせてマルチチップ化すると3種類の白色LEDが出来上がります。
  ・赤(660nm)と緑(580nm)と青(475nm)のマルチチップ白色LED
  ・赤(630nm)と緑(550nm)と青(450nm)のマルチチップ白色LED
  ・橙(580nm)と緑(520nm)と青(425nm)のマルチチップ?色LED
  残りの400nmは混ざりを気にしなくて良いので単波長LEDで使用。
こんなマルチチップ・フルスペLED出ないかな~~
マルチチップは一般のLEDとは基板のフットパターンも違うしイニシャルかかるし、難しいのわかってますけど。。。。

そういえばmazarraの交換用LEDとして660nmを持ってる事を思い出しました。
ちょい交換して実験してみようかな。

6月18日追記
エイちゃんの用意してくれてたスペクトル表を貼り付けるの忘れてたので貼り付けておきました。
確かに赤+緑だとオレンジっぽい黄色になるのかな??
あと、文章の並びが間違ってましたので訂正しました。 エイちゃんゴメン<(_ _)>
 6月
27日

半分リセット


タイトルの通り、水槽の左半分リセット中です。
水槽の調子も戻って来ましたので、動くなら今しか無いかと。
(写真は白ch多めで撮ってます)

水槽左半分のライブロックには塩ビパイプを柱として埋め込んでたのですが、ど~~も止水域を作ってるのではないかと思うようになり、思い切って塩ビパイプを撤去しました。
塩ビの中にはデトリタスが大量に溜まっているのかとおもいきや、殆ど無かったのにはびっくり。

かなりスッキリとしましたが、こー見えても取り出したライブロックはたったの2個なんですよ!
取り出したライブロックは、ブラシでゴシゴシ水洗いして、天日で干して、ただいま日本海で熟成中です。
ロープに縛って防波堤から吊り下げてるんですけど、荒れた天候で粉砕してないか心配ではありますが。。。
ま、気に入った形のライブロックなので何とか再利用したいって訳です。
バクテリアフィルムを付けて苔も生えにくくしてから投入ですね。
石灰藻がびっしり付いてくれると最高なんだけど、さすがに短期間じゃ・・

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