スイスの旅

平成14年8月21日(水)〜28日(水)

3日目 モーニングコール7時。集合8時40分。周辺の店が朝8時からと前日にリサーチしていたので、8時に
     は朝食を済ませ、ホテルの付近の店へ出向く。ホテルの朝食はコンチネンタルブレックファストといっ
     て、パンと飲み物、ハムとチーズ、フルーツ程度で温かいおかずは置いていない。でもパンがとっても
     おいしい。シンプルなパンだけども噛むと味が出るタイプ。バターやジャムがまたよく合うんだな。
     チーズも何種類か置いてあって自分で好きなだけ切って皿に乗せる。ハムも何種類かあって柔らか
     くてとてもおいしい。パンにチーズ、ハムがよく合います。年配の方々は朝食が一番落ち着くと言って
     たな・・・
     ホテルを出るととても寒い・・・標高1775メートル。結構高いよねえ?街の人々はもう冬の装いで半そ
          ででは目立ってしまう。ホテルの斜め前にある「Coop」(スイス国内どこにでもあるスーパー)でエビア
     ンを購入。いろいろと見て回るとなんと日本のスーパーには滅多においていないバニラビーンズがあ
     るではないか!値段も安く、初めて本物を見て感激し即購入。地元のスーパーを見て回るのがとて
     も好きだ。スイスではチーズのコーナーがあって丸い大きなものから量り売りしてくれるみたい。他にも
     チーズは種類がたくさんあって、パッケージがカラフルだったり、大きかったり日本との違いを見るのが
     とても楽しい。お土産用のチョコもありレトルトのチーズフォンデュセットも置いてありお土産に最適な物
     がたくさんそろっています。今日本でも少しずつ進められている袋持参がとても進んでいて、もらえる
     袋は薄手ですぐに破けそうなもの。なので皆さん自分の手提げやリュックにどんどん詰め込んでいま
     した。スーパーで時間使ってしまい残り10分。ホテルの隣に雑貨屋さんがあったのでそこへ行く。
     ガーデニング用の陶器のピックがあり母が購入。お店の方が1本おまけしてくれた。母の財布の管理
     はすべて私(笑)

     そして、バスでサン・モリッツ駅へ。ここからこのツアーのポイントの一つ、氷河特急全線乗車だ。
     スイスの駅は改札口が無い。すぐに線路なのでちょっと危険かも。
     サン・モリッツから終点のツェルマットまで8時間。1等級、しかもパノラマカーだった。

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パノラマカーはほとんどが窓!!明るい。
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絶景!ランドヴァッサー橋 コースの名所
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ライン川上流 氷河が岩を削るので水は白く
にごっている
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食堂車でランチ 子牛肉の煮込み、らしい
その場で盛り付けてくれる 

     時速40キロにも満たない世界一遅い特急ですが、景色は移ろい外を見てれば全く飽きません。
     朗らかな車掌さんに車内販売のおじさん。女性の乗務員さんは姉の持っていたガイドブックに自分が
     写っていると喜んでた。出発地から終点までに高低差が1400メートル以上もあり、標高によって生え
     てる植物などが違います。↑の一番左は最高地点(2033m)にほど近いオーバーアルプ湖。
     この辺りは高い草木はあまり生えていない。山際に氷河を見たり、小さな村をいくつも通りすぎスイス
     の田舎の風景十分に満喫することができました。  

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のどかな風景 牛や羊がいることもしばしば
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 こじんまりとした街を窓から見下ろす

    とにかく花がすごい。日本で春から秋にかけて咲く花が一緒に咲いている。野原にはタンポポ、シロツ
    メ草、リンドウ、マーガレット。庭先には紫陽花、薔薇、スイートピー、ゼラニウム、ベゴニア、ひまわり。
    まだまだいっぱいの種類の花たちが咲いていたのだが・・・
    そして日本の庭ではせいぜい枇杷か柿の木だけどスイスはリンゴと洋梨!普通にすずなりなのには驚
    いた。田舎でもどこでも窓には赤や黄色の花が飾ってあり、うらやましく思う。添乗員さん曰く、スイスは
    湿度が低く、虫が付かないので植えれば勝手に育つ、らしい。
    まっ、日本の気候じゃスイス並の花を飾るのは到底無理だとは思ったけど。。。
    そして本日の宿泊地、ツェルマットが近づく。マッターホルンも近づく。
 
    ツェルマットはガソリン車の乗り入れ禁止。ということで電気自動車と馬車。街からマッターホルンを望
    むことができ、電車やケーブルカーで展望台に行け、冬にはスキーを楽しめるということで観光地として
    発展した街。駅は赤と黄色の花がずらーっと見事に飾られていて思わず声を上げてしまいました。
    駅から真っ直ぐ800mぐらいのメインストリートがあり、両脇にはみやげ物店、レストランが軒を並べる。
    今までの街とは違い観光客が溢れかえっていてとても活気に満ちていました。
    ここでホテルのチェックインまで少し自由時間が!土産物店を見て回るがさすがに高い・・・(^^;
    ここには2日滞在するのでとりあえず色んな店を偵察。
    ホテルはメインストリート沿いのDARIOLI。1階がバーになっていて「ん???」とは思ったが部屋に入
    ってさらにガックシ。狭い、古い、設備も十分ではない。「きれい」という感じではないなあ。。。
    夕食の集合時間になり、外に出ると添乗員さんが急いで歩いていくので付いていくと、マッターホルン
    の絶景ポイントらしく橋の上に人が集まっていた。そして見上げると「おおっ!!」すばらしい!!!
    感激のあまり言葉も出ない。生で見れるなんですごすぎです。

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マッターホルン!!山の天気は変わりやすい
のです。これでもよく見えてるほうらしい
です。こんな素敵なものが見れる街、なん
てすばらしいんでしょ♪
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食事後にもう一度行って見ました。
なんと雲が消えているじゃありませんか!!
もう暗くてこんな感じになってしまいました
あまりの迫力にぎゃーぎゃーと大興奮でした。

     夕食はラクレット。チーズを溶かし、ゆでた皮付きのジャガイモやピクルスをつけて食べるスイスのチー
     ズ料理の一つ。丸い大きなチーズを半分に切って直火にかけて溶かし、溶けた部分を皿に削りと落
     すのだ。早く食べないとチーズが固まってしまう。フォンデュと違って,チーズそのままなのでとても食
     べやすい。おかわりまでいただいた(笑)サラダは相変わらすどこも同じ・・・私はすっぱいソースが好き
     で食べるんだけどまわりは皆、飽きた様子。
     ツェルマットは寒い。夕方は上着がないととても出歩けない。吐く息も白かった。まあ、目の前に氷河
     や雪山が見えてるんだもんねぇ。ガイドブックを見れば夏でも最低気温は4℃。。。。うぅ、さみィぜ。
     店はレストランとバーしか開いていないが土産物屋はウインドーがライトアップされていたので、翌日の
     買い物に備えて色々と目星を付けていく。観光客は皆、ウインドーを覗き込んでいて、こんなに客が
     いるのに何で早々と店を閉めるんだろうと不思議に思う。
     あまり居心地のよい部屋ではないが、翌日もハイキングが待っているので早めに就寝。
    
4日目 っていうか、シャワー浴びる前にベットに横になったらそのまま・・・起きたら朝4時ごろ。シャワーをあ
     び、うだうだしてたら6時ごろになって、母と姉の部屋に行くと母が起きてもう準備もできてた(笑)
     なので朝のマッターホルンを見に行く。しかし雲が出ていてほとんど見えず。
     朝食へ行き、おいしいパンとコーヒーを堪能。ヨーグルトもおいしかったな。
     午前中はゴルナーグラート登山列車に乗って展望台へ。3090mまで上る。駅で首に樽をつけたヨー
     ゼフのような犬(セントバーナード)が3匹乗ってくる。救助に向かうのかと思いきや、展望台に来る観
     光客のための写真モデル犬でした。 フジとコダックの2社が乗っていたのですが、どちらも責任者らし
     き人は日本人(^^; さすが儲け方を知ってらっしゃる。セントバーナードは大きく動きが鈍くて救助に
     は向かないそうで、今はラブラドール・リトリバーなどが活躍しているんだって。
     登山列車は駅に着くごとにちゃんと車内放送が流れるんだけど、日本語も流れてびっくり。
     いかに日本人観光客の割合が多いかがわかります。

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雄大なゴルナー氷河 左後ろはモンテ・ローザ4630m 
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雲がかかってよく見えない。雪山なのはわかる?
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水を飲みきている野生の鹿さんたち。
かわいいマーモットも見れました。

     ゴルナーグラード駅で降り、犬ちゃんたちとツアー参加者で記念撮影。駅から展望台まで更に歩いて
    登る。かなり空気が薄くて、母は途中でギブアップ。私は走って登ってしまい後から後悔する。脳みそ
    の血管が切れそうになっちまったべ。ゼイゼイしながら写真を撮る。普通にしてても息が切れるほどに
    高いとこに行く経験ってあまりないだろうね。そしてもちろん寒い。マフラーと手袋を持ってこなかった
    ことをここで後悔する。駅から1駅、電車で下り、ローテンボーデンからリッフェルベルグまで1駅分ハイ
    キング。途中に逆さマッターホルンが見れるリッフェル湖がある。短い草の生えた草原を列を作り下っ
    てゆく。日本からの他のツアーが二つも同じコース上にいるし(笑)
    緑の草と高山植物。高さによって咲く花の種類が微妙に違う。

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「センペルビブム・アラクノイデウム」という花
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これも???母が高山植物の本買ってたんで
それに載ってるかな?
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ちっちゃくてホントかわいい。ふんずけちゃう
のが申し訳ないです。「苔ユキノシタ」
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   同じ植物でも高地へ行くと背丈が低くなり、地面に張り付くような感じ。こういう変わった花が一面に咲
    いてるんだ。ちょっと終わりかけだったので7月中頃はもっとすごいだろう。
    リッフェル湖に着くまでマッターホルンは雲がなかなか切れず。。添乗員さんの山の天気は変わりやす
    いというのを信じ、晴れることを祈る。しかし、晴れなかった。。。ほんの少しだけ湖に写ってるのが、わ
    かりますか?すっごく、残念だった。ここでいいのが撮れたら今度の年賀状の写真に決まりだったのに
    なあ・・・(笑)
    鏡のようにきれいに写るのでホント惜しい。また次回スイスに来たときには見たいなあ。。そして再び下
    り始める。目の前にはマッターホルン・・・のはずだったのだが、見えそうで見れなった。
    1時間半ほどでリッフェルベルグに着く。登山電車で下山。

    駅で解散後は自由行動。まず昼ごはんを食べに街外れのパン屋へ。ガシガシ食べたいという感じでは
    なかったのでスープを頼むが、英語メニューがわけらからんくて4つのスープのうち上から3つを頼む。。
    パンも付いてきて、けっこう満足するがちょっとスープの味が濃いかな。その店にはチョコレートも売って
    いたのでおやつに買って、帰りの道すがら食べる。美味い。とってもおいしい!!やっぱりスイス!!
    ホテルに帰り、身軽になってショッピングへ!!ここにもCOOPともう1件のスーパーMIGROSがあって、
    2件を回ってだいたいのお土産を買い揃えた。
    おもしろいなと思ったのが野菜の売り方。裸で山積みになってる商品を好きなだけ取り、ビニールにい
    れ、はかりに乗せ、商品の前に掲げてある商品番号をピッピッと押すとジャーっと値段を打ったシール
    が出てくるので、それをビニールに貼って、レジに持っていけばいいのだ。好きなだけ買えるのがとって
    も便利だと思った、一人暮らしの私は。母がどこかで食べたマスカットのようなぶどうが食べたいと言っ
    て買ったのだけど、かなり大きい房が100円ぐらい。やっす〜〜〜〜〜いと思わずため息。最初どうし
    ていいかわからずにはかりの近くで様子を伺ってるとおじさんが買い方を教えてくださいました。
    日本じゃ普通にはないようなものがあったり、ラズベリーやブルーベリーも生がとても安くで売っててうら
    やましく思った。

    メインストリート沿いの肉屋さんが店先でウインナーを焼いてて、思わず買って食べた。すんごくおいし
    くて、スイスで食べたものの中で一番おいしいじゃないかと思ったぐらい。パンも付いてて、横道に入って
    立ち食いしてたらすずめが足元に・・・。パンくずをやるとすごいバトルが繰り広げられていました(^^;
    
    ゆっくりと買い物を楽しみ、街外れを散策してみる。街外れには貸し部屋や、民家があって、庶民の
    においがして、また雰囲気がよかった。花を植えてあるところをゆっくりと見て回り、花好きの母も満足し
    た様子。夕ご飯はちょっと失敗。精神的にダメージを受け、疲れてホテルへ戻った。

    二日滞在して街の様子も覚えたツェルマット。街の真ん中の広場に教会があり、決まった時間になると
    鐘の音が街に響き渡る。これもヨーロッパならでは。そして街の至るとこからマッターホルンを眺めること
    ができるのだ。
    ゆっくりと1週間ぐらい滞在したいな〜なんて思ったところでした。

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ホテルのベランダより
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年に数cm動く氷河
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雲のバカヤロ〜!!
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モデル犬。とってもおとなしい。

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ツェルマット駅前。馬車がお待ちしており
ま〜す。黄と赤の花がお見事!!
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メインストリート。窓辺の花が素晴らしい!
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