1 子犬の選び方

性格のよい親犬から生まれ、愛情いっぱいの飼い主(ブリーダー)に育てられた子犬が理想的です。できれば親犬がどんな環境で育ったか、どんな性格なのか知ることが大切です。とくに、お年寄りから小さなお子さんまでいる家庭で生まれ育った子犬は、人見知りが少なくて、育てやすいでしょう。子犬は40日前後までは親元で育ててもらいます。それより以前に親犬から離すと、情緒不安定な犬になる場合があります。

*子犬を迎える時の性格面でのポイント

数頭の子犬がいたならばまず、やさしく声をかけ、呼び寄せてみます。一番先に尾を振りながら近寄ってくる子犬は好奇心旺盛で、人なつっこい性格として好感をもつ事ができます。そっと抱き上げてみましょう。おとなしくしている子犬は従属性が強く、また、嫌がって逃げようとしたり咬みついたりする子は支配性が強いと言えるでしょう。抱き上げても抵抗しないで、うれしそうにしているのがよいでしょう。両手で仰向けにして、しばらくそのままの姿勢を保つようにします。最初は嫌がって動きますが、すぐに受け入れておとなしくなる子犬がよいでしょう。子犬の指を軽くつまんでみます。この時に子犬が鼻を手に近づけて臭いをかいだり、見つめたりするのはいいですが、その手を咬もうとするのは支配性が強いことを示しています。
音に対する反応をみます。子犬の顔の前で軽く手をたたいてみます。この時に驚いた反応をするのは普通ですが、逃げ出したりしてしまうのは恐怖心を持ちやすい過激な反応ですから、不向きを言えるでしょう。いずれにしろ『従順』で『温和』な子犬が理想的です。

2 子犬のうちにケージに慣れさせる

ボランティア活動中にストレスサインがでた場合はケージで休めたり、また移動時も安全のため、ケージでおとなしくお留守番ができるようにしなければなりません。ですからクレートトレーニングは、欠かすことのできないしつけの一つです。まず、子犬をケージに入れる都度におやつや興味のあるおもちゃを与えるようにして少しずつ慣れさせてあげます。始めのうちは出たり入ったりしますが、だんだんケージの中にいる時間を
長くなるようにして、その中で休むように仕向けます。いきなり入ったからといってドアを閉めると、不安がる子もいますので、そこは助々に慣らしていきます。ケージが自分の休む場所だとわかってくると、トイレのしつけにも役立ちます。犬は自分の寝場所を汚さないという本能があります。成犬になってからケージに慣れさせるのは大変ですが、子犬の時は以外に抵抗感なくケージに早く慣れてくれます。最初は鍵をかけずに自由に出入りをさせておきますが、寝る時はケージに入るという習慣をつけさせると、子犬にとっても安心できますし、飼い主にとっても、見ていられない時やお留守番の時は安心で楽になります。
  
3 身体にさわられることに慣れさせる

犬は自分の身体でさわってもらうと喜ぶ部分と、嫌がる部分があります。犬は喜ぶのは喉の下、脇腹、胸、お腹、背中などです。犬の名前を呼び、「かわいい、いい子」などと声をかけながら、うれしがる場所をやさしく撫でてあげます。犬を仰向けにして、お腹を撫でてうれしそうにしていれば、飼い主に対して従順になっている証拠です。そうして、喜んでいる状態から、今度は犬が嫌う足の先、尻尾、口の中、耳の中をさわったり、手を入れてみましょう。もし、嫌がるようでしたら、どこか喜ぶ部分を撫でながら、一緒に嫌がる部分をさわるようにします。そうして、どんな所もさわられることに抵抗なくなるように誉めながら声をかけて慣れさせていきます。このようにして、身体をさわられることがうれしいというトレーニングを受けた犬は、病気になっても静かにして診察・治療が受けやすくなります。おおぜいの人の前でもおびえることがなくなり、落ち着いて行動できることで、躾はもちろん、ボランティアをやる上でも大きな効果があります。
そして、何よりも飼い主にとって、かわいい子犬を思いっきり撫でることは一番楽しいひとときでもあるでしょう。

4 犬を人間社会によく慣れさせる(犬の社会化)

犬が人間と一緒に生活するには、人間社会のいろいろな環境に慣れておくことが大切です。たとえば、車・バイク・電車・はしゃぎまわる子供・散歩中に出会う見知らぬ犬や猫・風であおられるビニール袋etc.こうした事柄にいちいちおびえて逃げたり、怒ったり、飛びかかったりしては散歩や運動、ボランティア犬としては活動がむずかしくなります。そこで、子犬のうちから少しずつこれらに慣らしておきましょう。いろいろな物に慣らす要領としては、オスワリまたはマテのまま、まず弱い刺激を与え、犬が静かにしていたら、落ち着いた声でやさしく誉めてあげます。反対に怖がったり、嫌がる場合はオモチャや褒美を与えて、犬の気をそらし、少しずつあせらず慣らしていきます。子供嫌いの犬なら、子供に会ったとき、子供にオヤツを与えてもらうのもよい方法です。その場合、始めから直接手渡すことに危険なほど犬が興奮したり、おびえているようでしたら、安全な距離から投げてもらうといいでしょう。また、人間社会に慣れている犬と一緒に外出させたり、落ち着いて行動できる犬を見せてあげるのもいい方法です。子犬の時から車に慣れさせるボランティアに参加するようになると、犬を車に乗せて移動する機会が多くなります。小さい時から車に慣れさせておきましょう。大半の犬は飼い主とどこかへ出かけるとなると大喜びします。しかし、始めのうちは車酔いをして吐いたり、便意をもよおしてクンクン鳴く犬もいます。もし、車を嫌がる場合は、最初オモチャやおやつを見せて車に乗せ、1〜2キロ走ってみます。できれば飼い主か家族の人がそばにいて、走っている間、やさしく声をかけながら撫でてあげます。こうして、少しずつ距離をのばしていって、途中、公園などで遊ばせるようにすると、いつのまにか車に慣れるようになります。犬をシートに座らせるのは好ましくありません。特に助手席は何かの拍子に犬が運転席の方にきて、危険が伴います。犬とドライブする機会が多い場合や長距離の場合は輸送用のケージがよいでしょう。有名なのは「バリケンネル」という商品でIATA(国際航空輸送協会)の基準をクリアしたもので、万が一の際の丈夫さは定評があります。ケージは大き過ぎると中に空きスペースができてシートベルトの役を果たさないので家で使っているハウス用より一回り小さい方がよいでしょう。最初はこんな狭いところに入れてかわいそうという気がしますが、案外と犬はすぐに慣れて、ケージに入っておとなしくしています。そのうちに、ケージに入るとどこかに行けるものと思って、犬が大喜びするようになります。

5 子犬の時から車に慣れさせる

ボランティアに参加するようになると、犬を車に乗せて移動する機会が多くなります。小さい時から車に慣れさせておきましょう。大半の犬は飼い主とどこかへ出かけるとなると大喜びします。しかし、始めのうちは車酔いをして吐いたり、便意をもよおしてクンクン鳴く犬もいます。もし、車を嫌がる場合は、最初オモチャやおやつを見せて車に乗せ、1〜2キロ走ってみます。できれば飼い主か家族の人がそばにいて、走っている間、やさしく声をかけながら撫でてあげます。こうして、少しずつ距離をのばしていって、途中、公園などで遊ばせるようにすると、いつのまにか車に慣れるようになります。犬をシートに座らせるのは好ましくありません。特に助手席は何かの拍子に犬が運転席の方にきて、危険が伴います。犬とドライブする機会が多い場合や長距離の場合は輸送用のケージがよいでしょう。有名なのは「バリケンネル」という商品でIATA(国際航空輸送協会)の基準をクリアしたもので、万が一の際の丈夫さは定評があります。ケージは大き過ぎると中に空きスペースができてシートベルトの役を果たさないので家で使っているハウス用より一回り小さい方がよいでしょう。最初はこんな狭いところに入れてかわいそうという気がしますが、案外と犬はすぐに慣れて、ケージに入っておとなしくしています。そのうちに、ケージに入るとどこかに行けるものと思って、犬が大喜びするようになります。
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