その3     モモち、順位を決める。


犬は、家庭内で自分の順位を「下から2番目」と考えるものらしい。
我が家は、パパ・ママ・モモの3人?家族である。
妥当に考えれば、順位は当然、

1位:パパ。  2位:ママ。  3位:モモ。 

であるべきなのだが、モモちの順位では『2位:モモ』になるはずである。
では、屈辱の3位は誰?  パパちとママちは、互いのプライドを懸けてその疑問に挑む事にした。

考えるヒント:我が家の状態。

我が家は「共働き」である。であるからして、我が家には『大黒柱』は存在しない。
人にも「我が家は二本柱。」などと言い、家庭内権力は同等である。

  余談ではあるが、この冬のボーナスでママはパパに大勝利した。友人とその話になり、
  ママ「これからは、我が家の大黒柱はあたしかな?パパは『床柱』くらいだね〜」と言ったら、
  友人のMちゃん(29歳・独身)は、
  M 「ダメよ!失礼だよ!旦那さんショックだよ!」と、真っ赤な顔をして言う。
  よくよく聞くと、  

Mちゃんの考え
「床柱」=「床で立ってる柱」 + 「床」=「ベット」  →  「ベットで立ってる柱」=「男の人のアレ」

となるらしい。・・・な〜る程!じゃなくて、それじゃあMちゃん!うちの旦那は

ちん○だけの男なんですか?  (すみません、下品で。)

床柱にそんな意味があるなんて、あたし初めて知りました。
そんなMちゃんは、現役の看護婦さんである。

考えるヒント:モモちの世話。

ママちの役目:    モモちのご飯・トイレのしつけなど基本的な事と、お風呂・ブラッシング・爪きりなど。
パパちの役目:    モモちの散歩・オヤツをあげること・戦いごっこの相手役。

さて、以上の事を踏まえて、パパちとママちの考えた順位。

パパち「1位:パパち! 2位:モモ。 3位:ママち。 こうでしょう?」
ママち「1位:ママち! 2位:モモ。 3位:パパち。に決まってるでしょう?」

どちらも譲らない。判定は、モモちに委ねられた!

しかし、「判定」と言っても、どうすればいいのか?お馬鹿夫婦は考えた。

ママち「大岡裁き・逆バージョンで決めよう!」

つまり、こうである。
パパとママは廊下の端と端に別れ、二人の真ん中にモモを置く。
同時に「モモ!」と呼び、モモちが駆け寄った方が、本当のお母さん。じゃなくて、「モモちのご主人様」

もちろんパパにも異存はない。
早速、モモちを廊下の真ん中に座らせて、自分たちもスタンバイした。
そして、互いに目と目で合図して・・・・。

パパ 「モモ〜!モモ、パパのところにおいで!」
ママ 「モモー!モモ、こっちにいらっしゃい!」
モモ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

モモは迷った。一歩パパの方へ踏み出しては戻り、ママのほうに向かおうとしては止まり・・・。
二人にも、あせりの色が浮かぶ。
パパ 「モモちゃん!パパはオヤツをあげるんだよ!」(←反則行為である)
ママ 「モモち!お風呂に入りたいの?!」(←反則?声にも凄みがある。)

ダダダダダダダダダダダダダダッ!

勝負は、その瞬間決まった。
真っ直ぐ、ママちの方に走ってくるモモち。

こうして決まった 我が家の順位。
 1位: ママ。  2位: モモ。 どべ:パパち〜。


こうして、モモちは 我が家の権力配分に おおいに貢献したのであった。


 負け犬の一言。

パパち「俺、恐怖政治って言葉の意味が、今、分かった・・・・。」 (しみじみ)


                                         多分、続く。


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