その7   モモち、拷問される?


拷問と聞くと、「え?SMですか?」と答えてしまうのは、ママちだけなんでしょうか?(単なる質問)



何がいけなかったのか・・・?
考えてみると、「季節」がいけなかった。
もし日本が常夏の国であったなら、このような悲劇は起きなかったであろう。

ママち「モモ〜、いいもの買ってきたよ〜」
冬のある日。帰ってきたママちは、上機嫌で買い物袋を開けていた。
モモち「食い物か?」との期待を寄せ、尻尾はタケコプター(参・ドラ○もん)の如く回っている。

ママち「ぱぱらぱっぱぱ〜ん!(効果音)モーモーちコート!」(すまん。本当にこう言った。ママち当時32才)

モモち「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
モモち、どうリアクションしたらいいのか分からず、とりあえず座ってみる。
・・・身の危険は全く感じていないようだ。
まるで、『ホラー映画の最初の5分で殺される、アメリカの生意気そうなデブ少年』みたいなバカぶりだ。

すかさずママちに捕獲されるモモち。
ここにきて「やばいんじゃないの?」と気付くが、もう遅い!
モモち、赤いコートを着せられた。

モモち「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?!」

ママち「最近、モモが寒がって散歩を怠けてるから、ママちがコートを用意しました!」
ママち「これでモモちも寒くないでしょ?早速、散歩に行こうか!」(うれしそう)

良い事をした、という充実感でママち上機嫌。さっさと散歩紐を手に、玄関に向かう。
ママち「さ、モモち行く・・・・よ?」

ママち、振り向く。あれ?・・・・・モモちがいない。
お散歩、って言ったのになんで?・・・ママち、あわてて探しに戻る・・・

ママち「モモち!」

リビングの真ん中にモモちは いた。
赤いコートを着たまま立ち尽くすモモち。
首はうなだれ、身体は小刻みに震えている。

モモち「・・・・・・・・・・・・・・・・!」

・・・どてっ!
音を立てて崩れ落ちるモモち。どうしたの?まさか心臓発作

ママち「モモち!しっかりしてっ!」
ママち、モモちに駆け寄り、抱き起こした。
実はママち、救命技能認定証を持っている。早速人工呼吸を試みた。
慎重にモモちの鼻をふさいで・・・・

モモち「・・フガフガフー!!!!

息は止まってなかった!
しかし、油断してはいけない。ママち、着衣を緩める為、コートを脱がした。その途端!

ダダダダダダダダダダダダダダ・・・・・・・・・・・・・。

唖然とするママちを尻目に、モモち走る!

ねぇ、死にかけてたんじゃなかったの?(ママち・考)

その上、モモち慎重にママちと距離をとろうとする。

なに?なんなの?その態度!
まるでママちがヒドイ人みたいじゃない!


パパち「成る程。これが証拠のコートですな?」
帰ってきたパパち。双方の言い分を聞いた後、現場検証・証拠確認をした。

パパち「うむっ?!こ、これはっ・・・・・!」(パパち、分かったらしい)

パパち「あのさ、このコート、重すぎるよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そう。コートの重量140グラム。モモちの体重2キロ弱。
コート14着=モモち  という重さ関係。

それは、重いです。
立てません。・・・倒れるかもしれません。
・・・・・すると・・もしかして、

全部ママちが悪いんですか・・・?


この後、モモちは軽いコートを買ってもらい、元気に散歩に行っている。

そして、ママちは…

パパち「かわいそうですねぇ〜モモち。え?なんだって?
ママちに拷問されたの?ひどいママですねぇ〜!
モモちの味方は、パパだけですねぇ!
そ〜かそ〜か、パパが好きかっ!!!!!


という三文芝居に毎日付き合わされてる。・・・

・・・それでもやっぱり、ママちが悪いんでしょうか?(泣)


                                                         多分、続く。


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