今では元気なりりぃですが・・・
その日の夜、りりぃはだっこしてもらっていて、落ちてしまいました。「キャン!」と鳴いて、動かなくなりました。「どうしたの」と抱き上げたら、右前足が曲がって、息ははぁ、はぁ、よだれは止まらず、放心状態になっていたのでした。
時間は夜11時近くになっていて、そのときかかりつけの病院が遠く、j時間外なので、以前動物病院でもらった「南京都夜間動物診療所」の名刺を手がかりに、車を走らせました。
レントゲンをとってもらったら、右前足の橈骨、尺骨の骨折と、手根関節の脱臼との診断を受け、手術が必要とのことでした。
先生は、骨折のほうは、手術でくっつきますが、脱臼のほうは、自然治癒しかなく、直らなければ、関節を固定する手術しかないといわれました。そうなると、障害が残るといわれ、私たちも少し愕然としました。
そこでの治療は、鎮痛剤を打ってもらって、ギプスで固定しました。
ギプスで固定するのに、曲がっている腕を強引にまっすぐにしました。「ギャ〜〜〜ン」と いう鳴き声は今でも私たちの耳に残っています。

主治医の先生のところへ診察に行くと、うちでは手術はできないので、別の病院を紹介しますとのこと。家の近くの病院を紹介してもらいました。
近くの病院とは、以前、うちのみにぃが一度お世話になった病院でもあり、少しは安心しました。
手術は、太いほうの骨にプレートをあてて、ねじで固定するというものです。
プレートを作る時間が必要なので、手術の日を10月5日と決めて、当日の朝つれてくるようにいわれました。写真は2日。ギプスで固定しているので、痛みはないようです。
朝、病院へ連れて行くと、麻酔の検査を午前中にして、手術は午後からします。手術が終わりましたら、電話します。今日は見舞いもできませんということでした。
先生からは、麻酔で命を落とすこともないとは限らない。
脱臼のほうは、切開して、固定が必要か見ます。
ということでしたので、どちらのほうもとても心配でした。
私は、昼前くらいから、どきどきして家で待っていました。5時前に、ようやく先生から電話があり、「無事に終わりました。明日から面会できます。」と、長い一日でした。

朝から、とりあえずりりぃの顔を見に病院へ。病室(ケージの中)にちょこんとおさまっていました。経過は、夜に聞きますといって、しばらく様子を見て帰りました。
夜、だんなさんと二人で、様子を見に行き、先生から経過とこれからの治療について聞きました。
ポキンと折れていたので、骨折のほうはプレートでくっつきます。脱臼のほうも、ひどい状態ではないので、自然に治ります。障害も残らないでしょうといわれ、ほっと胸をなでおろしました。
土曜日ということで、だんなさんと二人で、病院へ見舞いに行き、先生から、「実は、夜の間に包帯をかみちぎって、傷口をなめて、縫い直しました。」と聞き、仰天。「ちょっと元気になったので、遊んでしまったみたいですね。」、ケージからは、「早く出たいよ!」と催促の鳴き声がしてきました。
日増しになれてきたのか、だんだんと鳴き声も大きくなってきました。先生は、「よく鳴くなあ」と、口では言いませんでしたが、疲れている様子でした。 9日の夜一日早い退院となりました。
退院した次の日 2000.10.10 朝、おきてきたら、また包帯を噛みちぎっていました。放っておくと、傷口をなめるので、病院が開くまで、ずっと抱いていました。
先生にエリザベスカラーのことを聞くと、それは最後の手段でできることなら使いたくないとのことでした。
本当なら、今日は抜糸の日。なのに!なのに!りりぃは、私が出かけているうちに傷口をなめてしまって、抜糸どころか、縫い直しをすることになりました。
そして、先生も「しかたないなあ」といって、エリザベスカラーを使うことにしました。


ようやく抜糸の日が来ました。あとは時間が直してくれるので少しは安心しました。でも、りりぃも傷口が気になるらしく、すぐになめてしまいます。エリザベスカラーも首周りに合わせてもらったので、少し小さめで、ちょうど、傷口の近く(足のつま先)をなめ、赤くなって毛まではげてきました。エリザベスカラーの周りにビデオテープのケースなどを加工してカラーを大きくしました。
レントゲンを撮ると、プレートで固定された骨もくっついてきているようなので、プレートをはずすことになりました。
2度目の手術ということで、私たちの気持ちはゆとりがあったのですが、当のりりぃは、「痛くもないのに、どうして手術するの?」と言うような顔をしていました。
写真は、入っていたプレート。電池と同じ長さです→
今回は3日間の入院でしたが、よく鳴いて、先生にご迷惑をかけたようです。迎えに行って駐車場に車を置いた時には、もう泣き声が聞こえてきました。
1週間後、抜糸をしました。これで、骨折の治療は終わりです。私たちの約4ヶ月の長い治療は終わりました。
今では、とても元気になりました。
しかしりりぃはこの骨折でとうとう、病院嫌いになってしまいました。