例題1 「たとむ」 例題2 「ぬくい」 例題3 「しょー」 例題4 「てんねに」 例題5 「とわん」 例題6 「がいに」
例題7 「ねぶる」 例題8 「かす」 例題9 「ぼく」 例題10 「たいそな」 例題11 「ほご」 例題12 「でぼろ」

ほんの一例です。これからもいろいろと更新していきます。

例題1:「たとむ」

妻 : 
今日は、天気がよかったけん、布団のシーツとかを洗濯をしたんよ。
旦那: 
ほーなん、そりゃよかったね。
妻 : 
へへへっ。 それはそうと、はよ! しわにならんうちにこの洗濯物をたとんどいて!!
 

 
主に3つの方言がこの中には使用されています。それぞれ意味を分析してみましょう。
まずは、この会話を標準語風にいうと
          :今日は、天気が晴れたので、、布団のシーツとかを洗濯をしたよ。
       旦那:へー!そうなんだー。そりは、家事がはかどってよかったね。
       妻 :へへへっ。 そうなんだけどね、
                    早く! しわにならないうちにこの洗濯物を折り畳んで片づけないと!!
                                       
                                           という感じになります。
正解例:

1.はよ  は 「はやく」
2.ほーなん は 「そうなの、そうなんだ」という相づち
3.たとんどいて は 「折り畳む」

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例題2:「ぬくい」

妻 : 
昨日は、あんなに雪が降ったのに、今日はぬくいね。
旦那: 
ほーやね。なにかしらん、春が来たみたいやね。。
妻 : 
このままずっとこんな感じでぬくい日が続いてくれたらいいのに・・・
 

 
この中の方言の「ほーやね」はさっきの例題にもあったように、「そうね。」とか「そうだね。」などの相づちです。
それでは、それぞれ意味を分析してみましょう。
まずは、この会話を標準語風にいうと
              :昨日は、たくさん雪が降ったのに、今日は暖かいね。
          旦那:そうだね。なんとなく、春が来たみたいだね。
          妻 :このままずっとこんな感じで暖かい日が続いてくれたらいいのに・・・
                            
                          という感じになります


  正解例:

「ぬくい」は「暖かい」の方言です。

熱いというのよりは少し低い温度の時に使う言い方です。
                               

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例題3:「しょー」

妻 : 
昨日の、テニスはおもしろかったね。
旦那: 
しょー疲れたし、しょーたのしかったね。。
妻 : 
ほんとに、しょーしんどかった。・
 

 
それでは、それぞれ意味を分析してみましょう。
まずは、この会話を標準語風にいうと
              :昨日の、テニスはおもしろかったね。
          旦那:すごく疲れたし、すごくたのしかったね。。
          妻 :ほんとに、すごくしんどかった。
                           という感じになります

  正解例:

「しょー」は「かなり」や「すごく」今風にいうと「超」という物事の最初に付けることで、いかにどうだったというバロメータの言葉の方言です。
よく使うのは「しょーしんどい」のように、けだるい感じの時に使います。

 
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例題4:「てんねに」

妻 : 
ちょっと、やかんにお湯をかけたまま、トイレに行って来るけん、てんねにみよって!!
旦那: 
わかった。
 

 
この中の方言の「行って来るけん」は広島弁のようであるが、私たちの住んでいるところでも語尾に「けん」を付けることは数多い。つまり「けん」は「するね」のように動作の後ろに付けることが多く、断定の意味がある。
それでは、それぞれ意味を分析してみましょう。
まずは、この会話を標準語風にいうと
       :ちょっと、やかんにお湯をかけたまま、トイレに行って来るけど、時々(たまに)見ててね!!
    旦那:わかった。
                         という感じになります

  正解例:

「てんねに」は「時々」や「たまに」の方言です。
「ちょくちょく」といのもかなり意味合い的には近いのがありますが、「ちょくちょく」ほどは頻繁ではありません。本当に、「気の向くまま時々」って感じです。
   
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例題5:「とわん」

妻 : 
ちょっとそこのテーブルの上にあるテレビのリモコン取ってくれん?
旦那: 
取ってあげたいけど、僕にはとわんよ。
妻 : 
でも、ちょっと前にかがめばとうやん。
 

「取ってくれん?」は「取ってくれない?」の砕けた誘い文句です。
それでは、それぞれ意味を分析してみましょう。
まずは、この会話を標準語風にいうと
              :ちょっとそこのテーブルの上にあるテレビのリモコン取ってくれない?
          旦那:取ってあげたいけど、僕には届かないね。
          妻 :でも、ちょっと前に移動してくれたら、とどくでしょ。
                          
                          という感じになります


  正解例:

「とわん」は「手が(目的のところまで)とどかない」の方言です。つまり、「とう」が「手が(目的のところまで)とどく」の意味があります。要は、「とう」の打ち消し語です。
 
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例題6:「がいに」

妻 : 
今日も明日も、大阪に出張したあと、東京に日帰りの出張をしないといけないので、体が疲れるだろうな。
旦那: 
あんた、がいなね。よくそんな仕事を引き受けるな。
妻 : 
まっ、しゃーないよね。
 

 
この中の方言の「しゃーない」は大阪の方とかでも使ったりするようで、「しょうがない」という意味があります。
それでは、それぞれ意味を分析してみましょう。
まずは、この会話を標準語風にいうと
      :今日も明日も、大阪に出張したあと、東京に日帰りの出張をしないといけないので、体が疲れるだろうな。
    旦那:あなた、すごいね(つよいね。)よくそんな仕事引き受けるな。
    妻 :まっ、しょうがないんやけどね。
                          という感じになります

  正解例:

「がい」は「つよい」や「すごい」果てまた砕けて解釈していくと「元気」の方言です。
他の例として、「がいにせんといて」だったら、「つよく(深く言うと「乱暴に」しないで!」という時で使ったりもします。
私が思うに、「頑丈な」というところから「がいに」というのはきているのではないかと思います。
 
  
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例題7:「ねぶる」

としおこのお菓子のあめがギトギトしているんやけど、おまえねぶった?
     マミ  :アタシじゃなくて、妹のさゆりがねぶりよったよ!
としお:なに〜!文句いってくる。

 
この中の方言の「ねぶる」の意味を分析してみると、どうも「なめる」という意味のようです。
まずは、この会話を標準語風にいうと
   としお:このお菓子のあめがギトギトしているんだけど、あなたなめた?
   マミ :アタシではなくて、妹のさゆりが舐めてたよ!
   としお:なに〜!文句をいってやる

                          
という感じになります

  正解例:

「ねぶる」は「なめる」という意味です。「なめる」とも言いますが、ちょっと「ねぶる」の方が「なめまわす」に近いくらいに少し程度が高いような気がします。
 
  
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例題8:「かす」

としお今日、お米を炊くので8合お水にかしといて!
     マミ  :わかった。それじゃー5時くらいにかしとくね。
としお:それじゃーついでに、6時くらいに(炊飯器の)スイッチいれといて。

 
この中の方言の「かす」の意味を分析してみると、どうも「(水などに物を)浸す」という意味のようです。
まずは、この会話を標準語風にいうと
   としお:今日、お米を炊くので8合お水に(お米を)浸しておいて!
   マミ :わかった。それでは、5時くらいに浸しておくね。
   としお:
それではついでに、6時くらいに(炊飯器の)スイッチいれておいて。
                          
という感じになります

  正解例:

「かす」は「ひたす・うかす」という意味です。お米のほかには、灰汁抜きなどをしたたけのこなどを水に浸すときや、野菜などのゆでた後、水に浸しておくときなどに「かす」という言葉をよく使います。
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例題9:「ぼく」

としお今日は、せっかくアウトドアに行こうと思っていたのに、雨が降ってしまって残念だね。
     マミ  :ホント、ぼくやね。
としお:それじゃ-、明日の日曜日に変更しよう。予定あけといて。

 
この中の方言の「ぼく」の意味を分析してみると、どうも「つまらない・さっぱりだめ」という意味のようです。
まずは、この会話を標準語風にいうとこれは、言葉の会話の中に使うものではなく、あるものの単語です。
   としお:今日は、せっかくアウトドアに行こうと思っていたのに、雨が降ってしまって残念だね。
   マミ :ほんと。つまらないよね。
   としお:
それじゃ-、明日の日曜日に変更しよう。予定あけておいてね。
                          
という感じになります

  正解例:

「ぼく」は「つまらない・さっぱりだめ」という意味です。自分が思い描ていたとおりに物事が進まない時なんかにため息混じりに使うことが多いようです。自分ではこの展開はどうしようもなくあきらめ境地で使ったりもします。
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例題10:「たいそな」

としお今日も東京に出張しないといけないし、来週もまた仕事の都合で東京に出張だってさ。
     マミ  えー!それってとっても、たいそなね。
としお:ホント。そーとーたいそなかい。

 
この中の方言の「たいそな」の意味を分析してみると、どうも「しんどい。めんどくさい。」という意味のようです。その後半の文書の中に、「たいそなかい」と言うのがありますが、これは「めんどくさいな〜」という感じで「かい」と言うのは、語尾に良く使い「ね!・だよね」とかのように相手に同意を求めるような感じで使用します。
まずは、この会話を標準語風にいうと
   としお:今日も東京に出張しないといけないし、来週もまた仕事の都合で東京に出張だってさ。
   マミ :えー!それってとっても、めんどくさいね。(しんどいね)
   としお:
ホント。かなりしんどいよね。
                          
という感じになります

  正解例:

「たいそな」は「しんどい・めんどくさい」という意味です。広島のほうでも「たいぎー」という言葉を耳にします。広島の方でもそれは同じように、「しんどい」などの意味があるようです。たぶん、地方的に近いこともあり、同じような言葉が変化してしまったのでしょう。ついでにいうと、語尾の「かい」と言うのはよく年輩の人が口にしているのを聞きます。私的には良く使ったりするのですが。たまに「かい」が変化して「がい」(例)今日は寒かろがい。)とも使います。
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例題11:「ほご」

 これは会話の中に使う言葉ではなく、あるものの単語です。
   としお:今日、釣りにいったらほごが釣れた。
   マミ :やったね。

                          

  正解例:

「ほご」は全国的な呼び名でいうと、魚の種類の「かさご」です。あのトゲトゲとした背びれをもつ赤い魚のことです。私も大人になってプレイステーションの釣りゲームをするまでは「ほご」は標準語だと思っていました。それがある日ゲームをしていたら、赤い魚が釣れてどう見ても「ほご」なのに、釣れた魚の種類は「かさご」となっているのです。ということは「ほご」って方言!?ということになり、人に色々と聞くとやはりこの地方でしか使わない言葉だったようです。
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例題12:「でぼろ」

 これは会話の中に使う言葉ではなく、あるものの単語です。
   としお:今日、スーパーにいったらでぼろが売りよった。
   マミ :やったね。

                          

  正解例:

「でぼろ」は全国的な呼び名でいうと、「じゃこ」である。あのえびに良く似ているけど、ちょっと外の皮がイガイガしく、身をむぐときにちょっと難しい、「じゃこ」である。
 私の家ではごくごくポピュラーな呼び名ではあるが、これもやはり家にお年寄りとかがいると明らかに使う単語ではあるが、最近はあまり各家庭でもあまり使わないようになってきている。
 たまにスーパーとかで売っているパックに貼ってある魚の種類のところにも「じゃこ(でぼろ)」と書いてあるスーパーもかなり減ってきた。
 
 だが、ちょっと離れた隣の漁師町の辺りでは「でんま」とも言ったりするようだ。

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の意味なのです。
 みなさんはわかりましたか?
これであなたも田舎人
まだまだいろいろと紹介したい言葉がたくさんありますので、更新していきます。
つまらなく思わず、つきあってくださいね。