
アピストの飼育について
まず、飼育に必要な物として、
1.水槽
2.低床砂(ベアタンクでの飼育の場合は必要無いです。)
3.ろ過用器具
4.ヒーター
5.水温計
6.照明器具
等が最低限必要になります。
これに、繁殖まで視野に入れた場合、
産卵床となる物や、闘争を緩和するために水草等も必要になります。
アピストは種、産地によって生息環境が違いますので、
飼育される種を良く調べて水質を調整する事が大事です。
水質を左右する要素に底床砂が第一に挙げられます。
現在は、ADAから発売されたアクアソイルシリーズが、
低pH域のアピストの飼育方法を簡単にしてくれたと言っても過言ではありません。
底床にADAのアクアソイルや本間商店の無印ソイルを使用する事で、
低pHの水質を維持出来ます。
私の場合は、底床で水を作るのでは無く、
pHを上昇させる要素が無い事を重視して、使用しています。
アピストの中には低pHでは無く、中性付近の水質に生息する種もいます。
これらの種の飼育は、低pHでも可能ですが、
繁殖となるとやはり、生息域の水質に合わせてあげる事がベストでしょう。
水草の重要性も欠かせません。
水草は単なる飾りでは無く、水質浄化作用を持つ生きたフィルターなのです。
ウィローモスを投入している水槽の水は透明度が上がり、とても重宝します。
また、浮き草類の水質浄化作用は特筆するものがあります。
これらの水草は、特に二酸化炭素を添加せずとも育つので、とても便利です。
アピストの病気
アピストは病気が発症すると治療がとても困難な魚です。
白点病には、とても強い耐性を見せますが、掛からない訳ではありません。
よく発症するのが、カラムナリスとエロモナスです。
エロモナスは致死率が高く、治療が非常に困難な病気です。
カラムナリスは、発見が早ければ治るのですが、
それでも多大な労力を費やす事になります。
アピストが病気にならない環境作りに飼育のコツがあります。
水質の悪化を防ぐ飼育方法を確立して行く事が大事です。
水作り
飼育・繁殖が難しいと言われる種程、水作りは大切な要素になります。
私が水作り(低pH用)をする場合に用意するものは、
1. 汲み置きする容器
2. 園芸用ピート(成分無調整の物)
3. ゼオライト
4. エアリフト式のフィルター
です。
薬品類を一切使用しない方法です。
ゼオライトはネットに入れ、ピートはそのまま投入しています。
使用する時は、換水用ポンプの排水口に、
嫁さんのストッキングで作ったネットを取り付け、濾しています。
水道水の塩素は汲み置きして、エアレ−ションする事で除去出来ます。
ピートとゼオライトによって水は低pHでKHの低い水質に安定します。
注意するのは、ピートには成分を調整してある物もあるので、
このタイプは使用しない事です。
また、ピートで作った水を飼育水に使用する場合に、
必ずテストフィッシュで様子を見て下さい。
購入について
アピスト飼育の入門種として、
アガシジィ、トリファスキアータ、ボレリィ、
カカトゥオイデス、ビタエニアータが、雑誌等で紹介されています。
ミックス便で入荷してくるアピストは手頃な価格で購入出来ます。
名前の後に産地名・タイプ名が付くアピストは、
タイプ別に確定されているため、価格がミックスより高騰します。
ただ、産地名が付いていても本物かどうか怪しい場合もあり、
見抜く目を持って購入する事をお勧めします。
魚を選ぶ時のポイントですが、ボス的存在の固体、
縄張りを主張している固体、発色の良い固体は狙い目です。
逆に絶対手を出してはいけないのが、
鰓を開いている、鰓の動きが速い、動かない、痩せている、
体が歪んでいる、鰭が欠損していて再生の可能性が薄い等の固体です。
また、ショップへ入荷してから一週間以上経過した固体が、
状態が安定していて良いです。
良心的ショップではトリートメント期間は販売しない所もありますが、
良い固体を抜くためにはリスクを覚悟しての購入になる事もあります。
初心者の方で見られる傾向ですが、
発色している成魚を購入したいと考える方も多いと思います。
私自身も最初は成魚を購入したくて探し回っていました。
繁殖まで視野に入れた場合、成魚よりも幼魚の方が寿命は長く繁殖回数が多く、
環境の変化にも適応性が高い事を頭に入れてどちらが良いか決めて下さい。
以上の点に注意して、購入すれば大丈夫なハズです。多分・・・(^^;