☆病気に付いての知識☆
ワクチンを接種する事によって下記に記述したような恐ろしい病気に
感染する事が防ぐ事ができませす。(定期的なワクチン接種を行いましょう!)

参考にして下さい。間違ったことがあったら教えてね!



★パルポ★
原因
病原ウイルスは1978年に最初に発見された比較的新しい犬パルボウイルス で,それまでには動物では他種のパルボウイルスとして猫汎白血球減少症ウイ ルスとミンク腸炎ウイルスなどが知られていたので,このような他種のウイル スが野生動物の中で突然変異を起こし,犬に激しい病気を起こすものになった と考えられている。このウイルスは強力なウイルスで、60℃に熱しても1時間 は死滅しない。またアルコール・クレゾール・逆性石鹸なども無効で・次亜 塩素酸ナトリウム(ブリーチ)・ホルマリンなどでようやく死滅する。このた め環境中では数カ月以上生存できるとされており、人間の靴についてどこに でも運ばれる可能性がある。感染源は犬の糞便の中に排泄されるウイルスで、 これが口や鼻から次の犬に感染する。ただし現在では最初に流行したときのよ うな、犬が次から次へと感染する激しい発症はあまりみられない。これは、全 世界にこのウイルスが広がったため、多くの犬が免疫を持つようになって、多 くの犬が依然として感染するけれどもほとんどの場合は症状を示さない感染に 終わり、まれに無防備な子犬が感染して発病するといった状況である。感染し た犬全体のうち発病するのは20%以下、死亡率は1-5%以下とされている。し かしながら病院に来る犬は症状が激しいため来院するのであって、そのよう な犬では死亡率がかなり高いのも事実である。また一部の集団飼育施設で集 団発生が依然としてみられている。
症状
通常は感染後2日で、元気消失・衰弱・嘔吐・下痢がみられるようになり、それから食欲が廃絶する・発熱はあったりなかったりする・通常この時期に病 院を訪れ、検査により白血球の減少がわかることが多い。感染後約5-7日で免疫ができるため、回復 するものはその時期から快方に向かう。すなわち軽度発症の犬は発症後1-2 日で自然回復し、中等度発症の犬は病院で補助療法を行って3-5日で回復する。しかしながら下痢や嘔吐が持続するものは死亡することが多い。また幼 犬に多い過急性感染では、発症後1日程度で死亡するものもある。8週齢未満で 感染したものは心臓にウイルスが感染し、心筋炎という心臓の病気を示すこと もある。
予防
混合ワクチンの中に組み込まれているパルボウイルスワクチンで予防可能。しかしながらワクチン接種前に感染が起こってしまうと予防は不可能で あるし、また母親が高度の免疫を持っていると子犬の体内に母乳由来の抗体がかなり遅くまで残る。このためワクチンが妨害され打ってあるのに効いていないという状態が作られる。このため接種したからといって安心している と、その後母親からの抗体は自然に消滅し、ワクチンも効いていない、無防備 状態となってしまう。したがってパルボウイルスワクチンは、遅くまで何回 も接種する必要があることを覚えておきたい。
★システンバー★
原因
人間のはしかウイルスに似た犬のウイルスがあり、とくに3歳未満の若い犬科動物を中心にジステンパーという致死的な病気を起こす。犬のウイルス病 としては最も多く,発病率は25-75%と高く、また感染した動物での死亡率も 50-90%と高い。ウイルスは通常のアルコールや石鹸といった消毒法で死滅するような弱いものであるが、寒い環境では動物の体外でも少しの間生存する。ウイルスは感染した犬のくしゃみその他の分泌物により広がり,母親のミルク 由来の移行抗体が消失したての(大体離乳期近く)若い動物に感染しやすい。
症状
ジステンパーには若い動物を中心にみられる急性症と、それがいったん直っ たかにみえたあとにみられる亜急性の発症。さらに成犬になってからみられる慢性疾患がある。急性症は感染後約2週間でみられる。これに先だって感染後1週間で第1回目の発熱がみられるが、その後平熱に戻るので気づかれないこともある。2回目の発熱が感染後2週間位の時点でみられ、この時には鼻水や咳・結膜炎・下 痢・嘔吐・脱水・衰弱がみられるようになる。鼻や眼からの分泌物は次第に粘 稠な膿様になってくる。この段階で皮膚炎の症状を示すものもあるが、これは、免疫が働きだした証拠で、そのような犬は一部回復することもある。しかしな がら神経症状を示すものは死亡することが多い。急性症から回復した後、あるいはあまりはっきりした症状を出さずに急性期 を過ぎた犬で、数週間から何カ月も経ってから神経症状を出すものがあり、こ れが亜急性の発症と呼ばれる。これは脳の中にウイルスが潜んでいたためである。6カ月齢より若い犬で突然原因不明の痙攣などの神経症状がみられた場合には、ジステンパーの亜急性発症が疑われる。この時点で死亡するものも回復するものもあるが、回復しても神経に障害が残ることがある。さらにジステンパーには慢性の発症も知られている。これは4-8歳の中年の犬にみられるもので徐々に進行して、ときに痙攣や麻痺を示す。また慢性発症の別の形は「老犬脳炎」と呼ばれるもので、6歳以上でみら れ精神的に沈うつ状態になり眼がみえなくなり、頭を壁に押し当てたり 飼い主を認識できないようになったり、性格が変化したりする。
予防
混合ワクチンの中に組み込まれているジステンパーウイルスワクチンで 予防可能。しかしながらワクチン接種前に感染が起こってしまうと予防は不可能、とくに先に感染し、その後ワクチンをうったが感染はすでに成立しており、しかも急性期はほとんど無症状で経過した場合。遅れて亜急性または慢性の症状が出るため、あたかもワクチンを接種してあるのにジステンパーに感染したようにみえるので要注意。一見無駄に思えても早くから何回もワクチ ンを接種することによってのみ、この状態は予防できることを覚えておく必要 がある。
犬伝染性肝炎
原因
アデノウイルスの仲間の犬伝染性肝炎ウイルスが病原体。このウイルスは世界中に分布して、しかも環境中では比較的強く数日から数カ月生存すること ができる。消毒にも比較的抵抗性で、アルコールや石鹸は無効だがアンモニ ウム塩以上の強さのものでは死滅し、さらに56Cでも死滅する。感染犬からは 便と尿の中にウイルスは排泄され、それが口や鼻から次の犬に感染する。
症状
この病気は現在多くはないがまれに激しい発症もみられる。感染後4-7日で発熱が始まり、元気がなくなる。この段階で熱が下がり回復に向かう犬も多い。しかしながら熱が少し下がってもそのまま元気消失が続き、肝臓や肺が冒されてくる。激しいものでは肝臓全体が冒され、血液が便に出たり、皮膚 のいろいろな部位で点状出血や溢血斑(斑状出血)が起こったりする。肝臓が 冒されても軽度のものは3-5日で回復する。
予防
ウイルスを殺す治療法はないため,対症療法・補助療法が行われる
★ケンネルコッフ★
原因
伝染性気管気管支炎と呼ばれるこの病気は、単一の病原体によるものではな くいくつものウイルス、細菌などが複合して病気を起こしている。中でも重要なのがボルデテラと呼ばれる細菌で、それにジステンパーウイルス・アデノ1型・アデノ2型・イヌパラインフルエンザウイルスも関係している。イヌパラインフ ルエンザウイルスは非常に弱いウイルスで、アデノ1型は犬伝染性肝炎ウイルスと同様である。しかしながら、これらのウイルスは飛沫中に含まれて空気中を飛ぶために感染力は強く犬の呼吸器系に感染する。しかしながら致死的な感染になることは少ない。
症状
発作性の咳が特徴であるが、その程度や発熱の有無は様々である。上記のウ イルスは気管支のかなり奥の方に感染するが、細菌感染などが複合して、呼吸 器系の広範囲が冒される。症状発現から通常は1週以内に免疫ができて回復する。しかしその後も気管の部分を圧迫したりするとせき込むことがよくある。
予防
ウイルスを殺す治療法はないため、対症療法・補助療法が行われるが、細菌の関与も十分考えられているので広い範囲に効果のある抗生物質が通常使われる。