参考資料

これが全ての始まりなのか??
ぱあと2
(資料提供:心太さま)

「論破されたのを認めたくないので一方的に「勝ち」宣言をして逃亡した」AGLAさんの
大親友のはずのだーすさんが
山本氏の掲示板で行っていた「議論」です。
山本氏以外への発言は編集により削除されています。


こんにちは 投稿者:だーす  投稿日: 4月23日(火)07時07分25秒

空想科学読本の項拝見しました。発売おめでとうございます。
新刊の潮解と「もーっと」を読むだけでおなか一杯になってしまいましたが(笑)
もちろん本の方も購入させて頂きたいと思います。
私は件の空想科学読本の最初の奴は軽く立ち読みしたことがあるんですが、
(いや、病院か床屋の待合室だったかもしれません)
あまりにつまらないのですぐに置きました。なんかこう、目の付け所が
面白くないっていうか、他の可能性をあえて無視して無理な方へと突っ込んでるっていうか。
それで面白かったらいいんですが、オタクが狭い視野で漫画に幼稚なイチャモン付けてる
だけのような気がして、なんとも言えない寒さが背筋を襲った記憶があります。
別に巨大化は正規の「成長」じゃなくてもいいと思うんだけどなあ、とか。
それを無理に漫画にしたのもあったりして、もう寒くて寒くて。

こういう突っ込みって、科学的に正しいつっこみをするにしても、そもそもが
科学的に起こりえないのがフィクションなんだから、それ自体がはっきりいって
意味がないわけで、だったらせめて読む人が面白いと思える突っ込みならよかった
んですけどね。科学的にも間違ってるのならなおさら寒いですね。

これは私もそうですが、あまり数学が好きでない人は、めんどくさそうな数式が出て
きたら読み飛ばします。読み飛ばさないまでも普通は検算までしようとは
思いませんよね。
で、さらに世の中の多くの人は、一読ですんなり理解出来ない文章が出てきても
読み返したりせずに、結論をそのまま受け入れてしまうようなのですね。
普通は「あれ、その理屈おかしいぞ」と思うはずなんですが、よく分からない理屈でも
言いきられちゃうと、なるほどそうかと思ってしまうようなんですね。
数式と違って、紙と鉛筆や計算機などいらないんだから、もう一度読み返して
相手が何を言いたいのかくらい考えてみることくらい簡単だと思うんですが。

これって、と学会の本を読んでも、大して考えないで「こんな馬鹿な本があるなんて」と
笑っちゃう人も多いってことなんですよね。山本先生は「この本も疑え」と良く仰りますが
世の中には、常にそういう考えで本を読む人がなんと少ない事かと思います。
まあ、トンデモは本に限らないわけですが、何でも「なんとなく」受け入れちゃう人って
多いですね、怖いですねという基本的な事を長々と書いてしまいましてすみません。

 


柳田氏はオタクにあらず 投稿者:山本弘  投稿日: 4月23日(火)12時08分09秒

 だーすさん、こんにちは。

>それで面白かったらいいんですが、オタクが狭い視野で漫画に幼稚なイチャモン付けてる
だけのような気がして、なんとも言えない寒さが背筋を襲った記憶があります。

 それは逆でしょう。柳田氏の最大の欠点は、オタクじゃないってことだと思います。
 オタクという人種は総じて、「正確な知識を求める強い欲求」を持っています。本などにちょっとでも間違ったことが書いてあったら文句を言う。僕もそうですけど(笑)。当然、自分が文章を書く際にも、厳密さを心掛けるものなんです。
 柳田氏の「間違っていてもかまわない」というアバウトさは、オタク的な考え方とは正反対のスタンスだと思います。
 じゃあ何かというと、まさに「塾の先生」的。「生物のエネルギー消費量は体重の3/4乗に比例する」なんていう現実世界の法則を怪獣に安易に当てはめたり、「1グラムの岩石を砕くのに100万エルグが必要」という実験結果を、小惑星よりもデカい浮遊大陸に当てはめたりする。丸暗記した法則や公式を元に計算しているだけで、「なぜそうなるのか」という点を問題にしない。
 こんなのは科学とは呼べません。単なる「受験勉強」です。

 先生が科学に強いかというと、決してそんなことはない。僕の高校時代の理科の教師は、宇宙船の中が無重力になるのは「地球の引力が届かないところまで行ったからだ」と説明してましたし、知り合いの女性は中学時代、やはり理科の教師が「地球は太陽の周りを回っているが、太陽は宇宙の中で動いていない」と言ったので、立ち上がって間違いを指摘したそうです(^^;)。
 教師というのは、あくまで勉強を教えるプロであって、科学のプロとは限らない。「勉強」と「科学」は違うんです。
 もちろん、科学の好きな先生も大勢いるんですが、柳田氏の場合、どうも「勉強」を教えるのが好きなだけで、科学が好きなわけじゃないらしい。少なくとも科学オタクではありませんね。

 


ああっ 投稿者:だーす  投稿日: 4月24日(水)01時21分26秒

>山本先生
あ、すみません。私の書き方がまずかったですね。
私が柳田氏の著作を「オタクの屁理屈」と称したのは、世間に広まりつつある
間違った意味の方の「悪いオタク」のことです。つまりコミュニケーション能力
にやや難のある、変な人、つまらない人って意味で使いました。

山本先生の言う「オタク」というのは、山本先生を含む(もちろん私も)多くの
「オタク」、つまり元々の意味であるところの、「”ごく個人的な”探求心を満足
させることに努力を厭わない人」という意味の「良いオタク」とでも言いましょう
か、単に「妙に詳しい人(笑)」といった意味の、「オタク」でしょう。
もちろん私はこの違いを認識していますし、山本先生と全く同意見です。
柳田氏はオタクの条件である知的探求心もユーモアセンスも皆無です。

ところで、このレスを拝見して悟りました。柳田氏は典型的な「頭の固いおじ
さん」だということですね。学校の勉強は出来るのでしょうけど、ユーモア
センスもないし、思考の短絡などが目立つし、多くのトンデモさんに見られる
傾向が当てはまっちゃう人ということですね。
頭の固い人が無理して若者言葉を使おうとして「なうい」とか言っちゃう感じ
でしょうか。基本的にネタ元を知らないと言うところからみて、企画を押しつ
けられて無理にこじつけて原稿書いてるような感じもしますね。

 


(無題) 投稿者:だーす  投稿日: 4月24日(水)01時29分06秒

以下、脱線です。
学校で理科を教えてても、なぜ宇宙船で重さを感じなくなるのかを正しく、
子供にも分かるように説明出来る人というのはあまりいないのもどうかと思い
ますね。
「万有引力」の意味さえ知っていれば、地球から遠ざかっても地球に向かって
落ちないだけであって、宇宙で重さを感じないのは個々の引力が小さいから
気づかないだけだというのが分かるはずだし、そう説明すれば子供も引力の
意味が分かるはずですよね。(私が小学生の頃読んだ学習漫画にはちゃんと
そう書いてありました)
私も昔、「歳差運動は2万4千年周期で、北極星は将来変わる」ということを
説明するのに「2万4千年経つと地軸がぐるんと回って天の北極が変わる」と
言い出した先生に出会った事があります。さすがに手を挙げて間違いを指摘など
しませんでしたが、その辺に居た友達に小声で「違う違う、2万4千年かけて
ゆっくり回るんだよ。止まりかけたコマみたいに」と教えてあげました。

多くの大人に、このような事を説明できるか?と言っても、多分正しく説明
出来る人は少ないでしょう。正しく理解するには自分でその手の本を読む
しかなくて、学校以外の勉強で正しい知識を得る必要があるのなら、何のため
の学校かと言いたくなりますね。せめて科学の基礎くらいは正しく教えて
ほしいものです。

これはやはり、丸暗記だけ出来れば良いという教育制度のせいなんでしょうか。
理解してなくても覚えるだけでいいというのがまずいんちゃうんかと。
他にも、現時点で必要のない知識は隠蔽しちゃうことが多いんですよね。
どうでも良いことですが、小学校では、電子がマイナスからプラスに流れて
ることを一言教えればいいのに全く教えなかったり、水の体積は0度から4度
までの間は暖めても縮むのだということも教えなかったり…だから瓶に水を入
れて凍らせると温度を下げているのに膨張して割れるのだというのが説明出来
るから教えるべきだと思うのですが。
(私はこれらを「水や食う九は暖めると膨張する」という授業のあとに先生に
指摘して、「あ、そういえばそうだっけ」などと言われた事があります(笑))

太陽が銀河系の中心に対して公転していることも、一言教えるだけで、宇宙の
構造が理解出来るし、なにしろ壮大で面白い設定で子供はおもしろがって理解
すると思うんですけども。私が小学生の頃の友達は、そういう話を面白がって
聞いてくれましたし。

日本はこういった教育だからして、「科学的」な考えが出来なくなる人が多く
なるのは仕方のないことでしょう。「「勉強」と「科学」は違う」というのは
名言だと思います。まさに「学校の勉強」は「科学的じゃない」ということで、
勉強ばっかりしてるとトンデモさんになってしまう!ということでしょうか(笑)。
そうならないためにも、是非と学会の本を読みましょう、ということで。

あ、長文連書きどうもすみませんです。

 


そうそう 投稿者:だーす  投稿日: 4月24日(水)03時36分58秒

早速「宇宙でものが浮かぶのはなぜか説明できる?」って知人に質問したところ、
謀ったように「重力がなくなるから」という答えが返って来て笑ってしまいました。
そもそも「無重力」って言い方がおかしいわけで、宇宙空間は「無重量」つまり
単に重さがなくなるだけで、落ちていく対象が近くにあるかどうかということで
重さが決まるということをしっかり理解した答えが出来ない人がいることを実感。

とはいえ、自分も専門外のことなら的確に答えられないでしょうし、ここは
「ファニエスト科学知識」みたいなのをやったら面白いかも。
わりと身近な事で、それが起きる理由をしっかり説明出来るかどうか競ったり、
変な答えを紹介したりしたら楽しいのでは。何も見ないでバカボン書くようなノリで
「なぜ空は青いのか説明せよ」みたいなお題にいかに正しく即興で答えるか競ったり。
もちろん受けねらいもアリで。どうでしょう?誰かやってみません?
身の回りに潜むトンデモさんを発見出来ることうけあいかと思います(笑)

 


無重量になるわけは 投稿者:山本弘  投稿日: 4月24日(水)12時59分09秒

 だーすさん、こんにちは。

>「万有引力」の意味さえ知っていれば、地球から遠ざかっても地球に向かって落ちないだけであって、宇宙で重さを感じないのは個々の引力が小さいから気づかないだけだというのが分かるはずだし、そう説明すれば子供も引力の意味が分かるはずですよね。(私が小学生の頃読んだ学習漫画にはちゃんとそう書いてありました)

 えっ、学習マンガに本当にそんなことが書いてあったんですか? だとしたら、それは大間違いです。
 スペースシャトルが地球を周回する高度は300kmぐらいですが、これぐらいの高さに昇っても、作用する重力は地球の表面重力の90%程度にしか減りません。だから「引力が弱いから重さを感じない」というのは間違い。
 宇宙船の中の重力が消えたように見えるのは、自由落下状態にあるからです。
 自由落下を説明するのによく使われるのがエレベーターの比喩です。エレベーターが停止した状態では、人体が重力に引かれて下に落ちようとするのに、エレベーターの床が止まったままだから、人体は床に押しつけられます。
 もしエレベーターの綱が切れて落下しはじめたなら、人体とエレベーターは同じ力で下向きに加速するので、どちらの速度も常に同じになり、中の人間にとっては重力が消えたように見えます。
 厳密には重力が消えたわけじゃなくて重さがなくなっただけだから、「無重力状態」ではなく「無重量状態」というのが正しい言い方だ、という人もよくいます。(僕は重力が消えたように見えるんだから「無重力」でもかまわないと思うんですが、間違いを指摘してくる人がいると嫌なんで(^^;)、「無重量」とか「0G」という言い方をもっぱら使ってます)
 NASAの宇宙飛行士の訓練では、輸送機に弾道飛行をさせて、機内に数十秒の自由落下状態を作り出します。つまり、短い時間であれば、地球の大気圏内でも「無重量状態」は体験できるのです。

 


こんにちは 投稿者:だーす  投稿日: 4月24日(水)16時47分37秒

先生は「宇宙船」と言いましたよね。それで私は山本先生が挙げた人が言っていた
「地球から遠ざかって地球の引力が及ばない場所」というのを元に設問したわけです。
つまり地球や他の天体の影響も無視出来る状況の宇宙船を想定していました。
先生は地球の周回軌道のスペースシャトルや人工衛星等を想定していらしたのですね。
でしたらそのように書いて頂けたら良かったのに。前提が違ったようですね。

あ、、スペースシャトルや人工衛星が「宇宙」と呼べる所にいないことや
それらが自由落下状態だというのは理解していますよ。ですからあれらを「宇宙」
船と称するのは間違いだと私は思っていますが、どうでしょうか。
スペースシャトルは宇宙連絡船じゃなくて、人工衛星連絡船(サテライトシャトル)
が正しいのでは。人工衛星は月と違ってずいぶん近い所を飛んでますからね。

あ、もし自由落下であっても、個々の物体は万有引力で引き合う状態ですから、
大きい物へ「落ちていく」つまり「微々たる重さがある」のですから「無重量」と
いうのは厳密には間違いだと私は思います。ですから「微重量」もしくは地球上で
感じる重さがなくなるという意味ならば無地球重量とでもいうのが厳密かと思います。
また自由落下の話でも、私が言っていた万有引力による説明もするべきかと存じます。

ちなみに、学習漫画には地球上においても個々の物体は引き合っているけど
地球にくらべて著しく小さいので気づかないし、宇宙船でも、宇宙船の
質量も地球よりも全然小さいので宇宙船に落ちていくこともほとんどないと
書いてありました。ちなみに学研の学習漫画だったと思います。

あ、ついでにファニエスト科学ですが、人工衛星が落ちても来ないし飛んでも
行かない理由は、地球が丸いので、ある程度の速度で横にも動けば、落ちても
落ちても地面がなく、遠心力とつも釣り合ってどこにも飛んでいかないから
ですよね?

 


ああっ 投稿者:だーす  投稿日: 4月24日(水)17時01分35秒

投稿したのを見直してみて、なんか変なことを書いてることを発見してしまいました。

「無重量」などの「重量」を、「重量・重力」に置換して読んで頂きたいと思います。
地球による重力がなくなったように見えても、実際は微々たる重力が働いていて
重量も微々たるものがあるはずだ、という主張でございます。
だから無重量と言うのが正しいという前の主張は修正したいと思います、ということです。
つまり重力はなくなってないのなら重量もなくなってないので、「無」を使うのが
正しくないのではないかという事で。
もうちょっと見直してから書き込むべきでした。すみません。

それにしてもしっかり主張が整ってる人の意見を読んだり、対話したりするのは
自分の説をより洗練出来るので、有用だと思います。トンデモさんの回りには、
そういう議論を戦わせる相手がいないか、また彼にその気がないのかのどちらかだから
トンデモスパイラルに陥ってしまうのでしょうか。

ちなみに銀英伝ですが、アニメ中では細かく時間が表示されていたと思います。
しかしその時間で距離を推測するなど、超光速航行やらワープのある世界では意味が
ないと思うんですが(笑)