猫の独り言(その八)
ボス 「タマ 行くぞ」
ボスは膝の上にいる 我輩を床に降ろすとそのまま出て行った。
嬉しそうに走りよって 付いていく奴の息遣いがここまで聞こえてきそうだ。
もうそんな時間かと 我輩はその場で伸びをする。
【我輩は にゃんである】
我輩が人間の世界で暮らすようになって はや、、、、忘れた。
初めのうちは数えていたんだが、、、3桁の数字には弱いんだな。
(何せ文科系の猫なもんで)
とは言えまっ何とかうまくやっている。
家族と言うものも出来たし ここでの生活は悪くない。
我輩の家族は人間3人&犬1匹&猫1匹&我輩 総勢3人と3匹だ。
ボスにも気に入られ この家での我輩の存在は大きな物になっている。
そう そのはずなんだが、、、、、、、。
今の我輩にはどうしても、、、、、
解せないことが一つだけある。
うちのボスはきまって夕方になると出かけるのだ それは雨の日も風の日も毎日欠かさず。
我輩の見解によるとボスの仕事 つまり見回りに行っていると思うんだが、、、。
そう思うとしか言えない現状だ。
なぜならボスの見回り姿を 我輩は見ることができないからだ。
うちの居候タマ。
なぜか奴だけがお供を許されてる。
たしかに奴は体はでかい。
いざとゆう時少しはやくにたつこともあるだろうが、、、。
我輩だって強力な猫パンチを持ってるんだ いくらでもボスのお役にたてる自信はある。
それなのに ボスからのご氏名はいっつも、、、、。
ボス 「タマ行くぞ」
「にゃん 行って来るな」
そう声を掛けられても 見送りする気にもならない。
寝たふりして 出ていく音だけ聞いていた。
でも、、このままじゃ、、嫌だ!
ボスの見回りのお供は 絶対我輩のものなのだ。
そして我輩の計画は 動き出した、、、、、
名付けて!!
{タマお供 阻止作戦}
(そのまんまじゃないか!!、、、という突っ込みはうけつけません。)
計画その一
まずいつもどうり いやそれ以上にボスの膝の上に陣取る。
ボスがトイレ行っても食事しても 足が痺れたと言われても
絶対降りない!
例え我輩がトイレ行きたくても 腹減っても降りない
根性!!
夕方までの辛抱、、、、、、。
だったんだが、、、、
ボス「ジャマ」
ひょいっ
一抱えで降ろされてあえなく、、、、
作戦失敗。
(なにせ子猫の身 いかんせん小さかった)
計画その二
そもそもタマが出かけられなければいいんじゃないか!?
、、、、とゆうことで。
お出かけヒモ紛失大作戦。
(そのままやんけ!!)
いつも壁に掛けられてる お出かけヒモの下に行く。
ん”〜〜〜〜〜
、、高い^^;
だがだが我輩のジャンプ力を、、
甘く見ないでほしいな!!!
自慢じゃないが立ってるボスの肩先にも届くこの脚力!!
まっかせなさい!!
飛ぶぞ!!ほいっ。
もうちょっとで、、、 それっ。
とっ届くぞっ、、、、、、 ほいっ。
爪が掛かればこっちのもんだもんね それっ。
ガシッ!!
ヤッタ〜〜〜〜〜〜〜!!
あとはスルスルっと、、、、、、、、。
あれ?
想像して見て下さい。
壁に掛かったままのヒモ、、、。
ジャンプでヒモに爪が刺さった猫。
後足を伸ばしてみても 床は遠い。
かろうじて壁に後足の爪を 引っかけてはみるものの踏ん張りきらない。
あれ?![]()
猫の爪を見たことのある人は分かると思うが 一度刺さった爪を体の方に引っ張っても抜けないようになってるんだ。
(、、、、、、どっ どうしよう〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
どうにもならない。
(たっ たすけて〜〜〜〜〜〜)![]()
その時偶然にも宙ぶらりんになっている 我輩の下をタマが通りかかった。
じたばたしている我輩に気づいた 奴は不思議そうに見上げて。
”ワンッ!ワンッ!!”
(ほえてないで なんとかしてよ〜〜〜〜)
いつまでも爪はもたない、、痛い、、。
このまま我輩は自分の家で 遭難してしまうのか?
万事休す!!
この先一体ど〜なってしまうのか!!
(どこかの番組さん、、ぱくっちゃってすいません)
ボス「タマうるさいぞ」
「、、、、にゃん、、(笑)なにやってるんだおまえ(爆笑)」
そのあとボスが笑いながらも 床に降ろしてくれたのは言うまでもない。
(ちっ違う!!決して我輩はヒモで遊んでいた訳ではない!!!泣)
我輩の心からの声が ボスに届くことはなかった、、、、。
{ほんまドジだなぁ、、こんなねこ飼った覚えはなかったが(笑)}
{ちなみに私の身長は176cmです。}ボス談

