道の大石(みくるま石)

 垣花大師堂境内、道の側くに(長さ2m・幅40pほど)石が横に倒されていて、緑泥片岩である。
口伝によると、「昔、嵯峨天皇(宇多天皇の誤りかが高野行幸の時、
この石の上に立たれたという。そして王の字を刻んである」といわれた。
「この石に登ると、ぎゃくしつを病むという。人恐れて近づく者がない」。
今この石を見るかぎりでは王の字は削落して見当らない。
「ぎゃくしつ」とは、周期的に熱がでて、ふるいが止まらない症状のこと。

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