風水都市計画

風水の中で まず重要視されるのが【四神相応】と言う吉相です
四神とは 高松塚古墳の壁画で有名な 青龍、玄武、朱雀、白虎が
 方位(五行)、地理、色、季節を表し四方位を守る神獣である



 青龍は春、青、流水を表し東(木)を守る
玄武は冬、黒、丘を表し北(水)を守る
 朱雀は夏、赤、窪地を表し南(火)を守る
 白虎は秋、白、大道を表し西(金)を守る

昔の人はこのような風水をもとに 都市作りをしたと言われます
そこで平安京(京都)を見てみましょう
平安京は まさに四神相応に当てはまるでしょう 東には鴨川(流水)が流れ
北には鞍馬山(丘)があり 南には平たい盆地(窪地)があり 西には
街道(白虎は千里を行き千里もどると言う大道)が続いている
まさに平安京は風水的立地条件は最高です
しかし江戸は条件的に最悪と言えるでしょう
そこで人工的に龍脈、龍水エネルギーを 取り込む為
 江戸の風水を決め 災いを封じる護符を貼ったのが天海僧正である
天海僧正は徳川の参謀で 明智光秀が豊臣から逃れ 名を天海としたと言う
説もあります その天海が まず江戸の暴れ龍(利根川) この利根川は洪水やら
冠水やらを起しており この暴れ龍を飼い慣らす為 龍の首を切り落とし
東京湾ではなく 千葉の方へ流し その首(下流)のあたりに暴れ龍封じの
護符を置いた それが両国回向院だ ここでは仁王さまが四股を踏み龍の魂を
封じこめている 今でも 両国では力士が魔を封じる四股を踏み続けている
次に山である しかし江戸には山と言う山がありません そこで言霊をもって
山でないものを山にしたてあげる 京都で言う比叡山のかわりに天海が
住職とした 川越の喜多院を東に比叡山として 東叡山と名ずけました
徳川幕府代々の将軍が眠る日光東照宮のある 北から流れる龍脈エネルギーを
活性化させる為 江戸城の堀を 左に向かっての渦巻し
さらに五色不動 黒、赤、白、青、黄 それぞれの色の目を持つ不動を置き

目黒不動(目黒区の竜泉寺)
目赤不動(文京区の南谷寺)
目白不動(豊島区の金乗寺)
目青不動(世田谷の最勝寺)
           目黄不動(台東区の永久寺、江戸川区最勝寺)

古代中国に起源をもつ「陰陽五行説」 一切の万物が日、月の陰陽と
木,火、土、金、水の五行によって構成されており これにより東照宮から流れるエネルギーを 江戸中に広げることになったと言われています




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