メガマウス捕獲記録(2007.7.2 現在)
記載内容は、千葉中央博物館メガマウス速報展示、東海大学海洋科学博物館
メガマウスの剥製展示、油壺マリンパークメガマウス講演会を参考にさせていただいております、
無断
転用禁止です。写真は、東海大学海洋科学博物館、北海道大学仲谷教授、鳥羽水族館の許可を
もらっています、無断転用禁止です。
第2メガマウス 調査中
第3メガマウス 調査中
第4メガマウス 浜松の海岸に漂着したメガマウス
調査会社の人が写真撮影し、北海道大学の仲谷教授に問い合わせを実施した。
『メガマウスだ!!』
翌日回収に向かったところ、荒波にさらわれてしまっていた。
悔しがる仲谷教授、しかしこの後、第七メガマウスの学術調査に加っているのだから、何かの縁があるのかもしれない。
写真は、神奈川行われた特別展『ザ・シャーク』の講演会の様子。
第7メガマウス 第七メガマウスはバードウォッチングをしている青年が、偶然発見した。
最初はまだ泳いでいたのだが、浅瀬にはまり死んでしまう。
この標本の解剖には、シャークレディことクラーク博士、日本板鰓類研究会の仲谷教授などが参加した。
現在、海の中道マリンワールドに液浸標本が展示されている。
色がだいぶ抜けて白っぽくなっている。
ちなみに仲谷教授はこの固体を食べたそうです。
水っぽくて、ぶよぶよしてて、どう料理しても不味いそうな・・・
だから原住民の方々、メガマウス見つけたら食べないで、博物館に連絡してください!!
第10メガマウス 鳥羽水族館に持ち込まれたメガマウス
しかし、24体のメガマウスの内、もっとも悲惨な運命をたどった固体である。(食われたのはまだ良い方だ)

生命の星地球博物館魚類担当、瀬能農学博士はこの個体の調査現場に居合わせました。
測定の為、尾びれをクレーンで吊り下げたところ、体重に耐えれてなく尾びれがちぎれ、地上数メートルの高さからコンクリートの地面に頭から激突した・・・(痛い)
右上の写真で、でかい背びれの様に見えるのがちぎれた尾びれである。
それらの損傷もあって、全身標本はあきらめた。
かわりに学術資料として提供され、研究に大いに貢献した固体である。
現在、頭の半分、目玉、皮の一部と歯の行方は判明しているが、ここで掲載することは出来ない。
ちなみに皮の一部は我が手中にあるのだった・・・
メガマウスを追っていけば、必ずどこかでめぐり合うはずである。
第12メガマウス 市場で売れなかったメガマウス
標本は残っておらず、数枚の写真のみ残る。
第21メガマウス 公開解剖、世界初の剥製化等、話題の多い固体

この固体は、鮫マニアの集結に貢献した
2003.11.2に公開解剖のいついでに鮫オフ会が開催された
鮫サイトオフ会は日本ではじめてではないだろうか??
第25メガマウス 網代港へ水揚げされたメガマウス、しばらく生きていたようだが漁場を荒らされない様に、延髄を切断されて海洋投棄処分になった。後で問い合わせた所、希少種メガマウスだとわかったが後の祭り。

なんでこうも簡単にメガマウスが捨てられてしまうか?
いままでもこういったことがあったのでは無いだろうか?

たとえばこんな話があります。
吸血鬼に牧師が聞きました。
牧師:「今まで何人の血を吸ったのだ?」
吸血:『ほう?おぬしは今までに何個パンを食ったか覚えているのか?』
というように(?)、魚業を生業としている人たちにとって、メガマウスなんかいちいち気にしてたら商売にならないのです。
その辺はご理解下さい。

写真は網代漁協の職員さんが撮影し、静岡県水産試験場伊豆分場のHPに掲載されている画像です。
今回、特別のご配慮を頂き、掲載させて頂きました。
この場でお礼を言わせて頂きます、本当にありがとうございました。

ちなみに尾びれが切れてますが、水揚の際に尾びれを吊った為、自重に耐えられなくて切断してしまったと推測します。
そこで教訓
『メガマウス 吊るなら尾じゃなく 首を吊れ!!』
実際は胸ひれ辺りを吊ると上手く水揚出来る様です。

メガマウス個体情報
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←は「伊豆の海」の管理人、磯崎さんから頂きました。
(感謝)

伊豆の海情報満載の素晴らしいHPです。
是非1度足を運んで下さい。

メガマウス最新情報!!


(国内捕獲例再掲)
*( )内はトータルナンバーです。

1、(bS)  遠州灘(浜松市)   1989/1/23  ♂   約400cm  消失
2、(bT)  駿河湾(焼津)    1989/6     不明   490cm  放流
3、(bV)  博多湾(福島)    1994/11/29  ♀    471cm  マリンワールド海の中道で展示(液浸)
4、(bP0) 鳥羽(三重)     1997/5/1    ♀   約500cm  学術調査用に提供
5、(bP2) 阿田和(三重)    1998/4/23   ♀    549cm  破棄
6、(bQ1) 御前崎沖(駿河湾) 2003/8/7    ♂    420cm  東海大学で公開解剖、東海大海洋科学博物館で展示(剥製)
7、(bQ4) 東京湾(市原市)  2004/4/4    ♀    563cm  顎とひれの一部を千葉中央博物館にて保存中(液浸)
8、(bQ5) 網代沖(静岡県)  2004/4/23   ♀   約490cm  破棄
9、(bQ7) 紀勢町錦沖(三重) 2005/1/23  ♀   約539cm  鳥羽水族館で保存、解剖後、剥製化予定
10、(bR7) 湯河原       2006/05/02  ♀   570cm   油壺マリンパークで剥製展示中
11、(bR9) 伊豆        2007/06/07   ♀   540cm   タグを付けられ放流
メガマウス捕獲記録
*無断転用禁止
番号 捕獲場所 捕獲年月日 性別 体長 備考
1 オアフ島
(ハワイ)
1976/11/15 446cm ビショップ博物館にて保管
2 カタリナ島
(カリフォルニア)
1984/11/29 449cm ロサンゼルス郡博物館で展示
3 マンディユラ
(オーストラリア)
1988/8/18 515cm 西オーストラリア博物館で展示
4 遠州灘
(浜松市)
1989/1/23 約400cm 波にさらわれてしまい、失われた
5 駿河湾
(焼津)
1989/6/1 不明 490cm メガマウスと気付かず、放流
6 ダナ・ポイント
(カリフォルニア)
1990/10/21 494cm 発信機による追跡調査実施、放流
7 博多湾
(福島)
1994/11/29 471cm 大規模な学術調査実施、マリンワールド海の中道で展示
8 ダカール
(セネガル)
1995/5/4 不明 180cm 破棄
9 ブラジル南部 1998/9/18 190cm ペスカ研究所で保管
10 鳥羽
(三重)
1997/5/1 約500cm 学術調査用に提供、各地で部分標本が残る
11 カガヤン・デ・オロ(フィリピン) 1998/2/21 549cm 原住民に食べられてしまいました
12 阿田和
(三重)
1998/4/23 549cm 市場で売りに出されたが、買い手付かず破棄
13 マナド
(インドネシア)
1998/8/30 不明 約500cm 泳ぎ去った
14 サンティエゴ 1999/10/1 17フィート 放流
15 サンティエゴ 2001/10/19 18フィート 放流
16 東インド洋 2002/1/18 235cm 破棄
17 ケープタウンの東 2002/4/20 350cm ポートエリザベス博物館で保管
18 カガヤン・デ・オロ
(フィリピン)
2003/1/6 不明 497cm 原住民に食べられてしまいました(またかよ!!)
19 ダナ・ポイント
(カリフォルニア)
2003/5/26 不明 最大760cm 放流
20 台湾 2003/7/3 250cm 原住民に食べられてしまいました(まずいだろうに)
21 御前崎沖
(駿河湾)
2003/8/7 420cm 東海大学で公開解剖、その後剥製化され東海大海洋科学博物館で展示中
22 ガバンビーチ
(スマトラ)
2004/3/12 177cm 仮保存中
23 エクアドル 2004/4/3 420cm 原住民に食べられてしまいました
24 東京湾
(市原市)
2004/4/4 563cm 腐乱著しく、顎とひれの一部を採取後埋没処理千葉中央博物館にて保存、顎のみ本物の頭部模型として展示中
25 網代沖
(静岡県)
2004/4/23 約490cm 定置網にかかるも、『漁場を荒らすと困る』という判断で海洋投棄処分となり、写真のみ残る。
26 東南アジア 2004/11/4 不明 不明 海の中道マリンワールドで行なわれたメガマウストークショーにて北海道大学の仲谷教授から最新捕獲事例についての情報あり。
27 紀勢町錦沖
(三重)
2005/1/23 約539cm 鳥羽水族館で保存、解剖後、剥製化、一般公開中
28 ミンダナオ 2005/1/31 不明 417cm 現地住民に食べられ・・・そうになったが寸前で研究員到着!!保存。
29 台湾 2005/4/25 不明 不明 このあたりから台湾での捕獲情報が続くが、詳細不明が多い。台湾の漁港では割と日常的にメガマウスが揚がっていた様だ。それに研究者が気づいたのだろう。
30 台湾 2005/5/2 不明 不明 詳細不明
31 台湾 2005/5/4 480cm 研究所が買い取り標本化予定。重さ689kgだと言う。今度は食べられずに済んだ!!研究所は3万元で買い取ったそうです。
32 台湾 2005/5/5 不明 詳細不明
33 台湾 2005/6/5 不明 不明 詳細不明
34 ネグロス
(フィリピン)
2006/1/26 500cm 詳細不明
35 カガヤン・デ・オロ(フィリピン) 2006/3/12 詳細不明
36 中国 2006/3/23 不明 470cm 詳細不明
37 神奈川県湯河原市 2006/5/2 570cm 油壷マリンパークでH19春から剥製公開中
38 バファカリフォルニア
(メキシコ)
2006/11/16 215cm 詳細不明
39 東伊豆市 2007/6/7 540cm 東伊豆市沿岸の定置網にかかり、元気に泳ぐ姿が撮影された世界で2例目の固体。
飼育も検討されたが、輸送、飼育環境の確保等諸問題が多く放流された。胸鰭と尾びれにタグが付けられたので、再捕獲されれば移動経路等の特定につながる。