At The Rainbow Bridge

++虹の橋で++


 天国とこの世を結ぶ橋があります。
その橋は、多くの色合いから「虹の橋」と呼ばれています。
「虹の橋」の一歩手前には豊かな緑の草原や丘、谷があります。
最愛のペットは、死ぬとその場所へ行きます。
そこにはいつも食べ物と水があり、気候はいつも暖かい春のようです。
歳をとって体が弱っていたものは、ここへ来て若さを取り戻し、体が不自由になっていたものは、元どおりの元気な姿になります。
そして、一日中一緒になって遊んだりしています。

 橋のそばには様子が異なるものもいます。
それは疲れ果て、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかった動物たちです。
他の動物たちが一匹また一匹と、それぞれの特別な誰かと一緒に橋を渡っていくのを、ものほしそうに眺めています。
彼らには特別な誰かなどいません。
生きている間、そんな人間は誰ひとり現れませんでした。

 しかし、ある日、動物たちが走ったり遊んだりしていると、橋の道のかたわらに誰かが立っているのに気付きます。
その彼はそこに繰り広げられている友の再会を、ものほしそうに眺めています。
生ある間、彼はペットと暮らしたことがありませんでした。
彼は疲れ果て、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかったのです。

 そんな彼がポツンと立っていると、愛されたことがない動物のうちの一匹が、どうしてこの人は一人ぼっちなのだろうと近づいていきます。
すると、不思議。
愛されたことがない動物と、愛されたことがない人間が互いに近づくにつれ奇跡が生じます。
なぜなら、彼らは一緒になるべくして生まれたからです。
この世では決して巡り会えなかった特別な誰かと大切なペットとして。
今、やっと「虹の橋」のたもとで彼らの魂は出会い、痛みや悲しみは消え、友は一緒になります。
そして、一緒に「虹の橋」を渡り、もう二度と別れることはないのです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・作者不詳




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