やんちゃ話パート1
ゴールは今でこそ室内犬でぬくぬくと暮らしていますが、我が家にやってきた当時はなんと外の庭で生活していたのです。
家を建てたときの大工さんに家と同じようにタイルを張った分不相応な犬小屋がありましたが、(写真取っとけばよかったのですがないんです)
あんまり好きではなかったみたいです。
外で買ってた理由は毛が飛ぶので新築の家が汚れるからです。
まあやっとのことで買った家を大事にしたかったのでしょう。
そのとき住んでた川崎の家は庭が通路のようで、隣の家と接していたので奥のほうは薄暗かったです。
日向ぼっこは入り口のほうの日が当たるところで寝て、雨が降ったときや飯のときは犬小屋にいました。
トイレは北の薄暗い場所と決めていたようです。
暇なときは寝てたり、せっかく植えた木をかじってだめにしたり穴を掘ったりしてました。
今考えると寂しがってたのかもしれません。
よく家族で楽しそうにしてると「何してるんだ」という感じで吠えたりしました。
一番すごかったのはばなっぷるが昼間テレビを見てるときになにげなく庭を見ると、
ゴール君が全力疾走で駆け抜けまた戻ってくるということを二度も繰り返したことです。
それまでも嫌いな犬が来るとそういうことをするときがあったのですが、
でもそのときは特に何もなかったので今も謎になっています。
雪の日でも外に出しっ放しだったゴール君も転機が訪れます。
次の年の夏に台風がきたときに中に入れてあげたのです。
それまでも脱走ならぬ脱入りというのでしょうか、入ってきたときはあるのですが、
一日中入れたことは初めてでそこでゴール君は意外にも良い子で過ごしたのです。
一回やると歯止めが利かなくなることはよくあることで、
家族の中から家で飼ってあげたほうがいいんじゃないか?ということになり、
一年たち室内犬として出世したのです。
かわいそうなのはせっかく作ってもらった不相応な犬小屋です。
それから一年近くほったらかしにされ、結局は父とばなっぷるで破壊することになりました。
ところがこれが並大抵の強度ではなく、
のこぎりやトンカチやバールなどの武器を使って二人がかりで3日はかかりました。
ゴール君は臆病ですがそれでも戦いを挑むことがあります。
ボクサーとは近所の怖そうなおじさんが買っていた大きな犬で、はじめは土佐犬だとおもっていました。
しかもそれがオスメスあわせ3匹飼っていてゴールはどの犬も嫌いだったようです。
もうその嫌いさといったら非常に激しくて、
家に寝ていてもにおいや気配でわかるのか飛び起きてまるで気が狂ったように吠えまくるのです。
いつも飯のときや散歩に連れて行ってというときに吠えるときとはまるで違い静止ができないほどです。
そこまで嫌いですから散歩中にあったらもう大変で、
吠えるのはもちろんすごい力で向かっていこうとまでしました。
そしてもう見えなくなるまで吠えるのです。
ゴール君の名誉のために言っておきますが、
その犬は他の犬にも嫌われていたようで吠えられていて、ゴールが吠える前に近所の他の犬が鳴くと、あー来るなと分かりました。
そんな天敵ともいえる犬と吠えあうだけでなく一度本格的に戦ったことがありました。
といってもわざとではなく事故です。
うちの散歩は当番制でその日は姉の番でした。
いつも散歩コースを通りその日もある角を曲がるところまでもう少しです。
なんとその角向こう側にはボクサーが来ていたのですがそこからは何も見えません、
しかしゴール君はほんとの動物的かんで気づき突進しました。
姉は何もいないと安心していたのでゴール君の馬鹿力にあせり転んでしまい、
綱を放してしまいゴール君はフリーになってしまいました。
ボクサーに向かい吠えながら突進していくゴール君、噛み付こうとしたそのとき!!
カウンターに耳の後ろの辺りを噛まれ返り討ちにあってしまいました…
なんとか追いついてきた姉が引っ張り二人を遠ざけましたが、押さえ込まれ負傷する完璧の負けでした。
…その後、親は菓子折りを持っておじさんに謝りに行き、
おじさんもそれからはなるべくうちの前を通らない散歩コースに変えてくれましたが、
ゴール君はやっぱりにおいがするのか時々吠えてました。
みなさんも散歩中の慢心はやめましょう!
ゴール君は盗み食いの天才かもしれません。
これまでもかずかずのうちのおかずを食べてきました。
今の家ではリビングにいるので食べてるときにもゴールはいますが、
前の家では廊下にいてあまりリビングに入れなかったので食事中はもちろん廊下です。
なのでこれまでに食事をしている最中に無理やり食べられたことはありません、
しかし誰もいないときにこっそりと食べる技はすごいものがありました。
はじめのうちはこっそり進入し皿を引っ掻き回して食べるのでめちゃめちゃにされました。
それでやられたとわかるのですが、
あるときばなっぷるが夜帰ってくるとゴール君が玄関に寝ていました。
今日の飯はテーブルに並べてあると聞いていたので、早速食べようとリビングに行くと…
あれ??皿はあるのに中身はない!という状態になっていたのです。
何だよ用意しなかったのかよっと腹が立ったのですがよく見てみると、
サランラップが変な風に裂けています。
そして電気をつけて下を見ると少し何か落ちていて、なぜか皿がテーブルの縁のあたりに集合しています。
そうです最後に出た家族がドアを甘い閉め方にし、そのあとの風のいたずらによって開いてしまい、
ゴール君が立ち上がってテーブルに向かい手で皿を集め中身だけを食べたのです。
しかもですあまりおいしくないサラダは残しメインの肉を汁までなめていました。
ゴール君を見てみるとどうしたの?といった顔で見ています。
もう怒る気がしなくなりコンビニに買いに行きました。
その後も家族の油断を突き犯行に及びました。
母親が料理の準備中に新聞の集金がきたのでそれの応対中にやられたこともあります。
しかもそのあとは技が巧妙化し他で書くように扉も開けられるようになりましたので、
家族がいる間はつながれて、出かけるときは食べれるものは冷蔵庫や届かないところに置くようになりました。
今の家でも後者はやっています、しかし前者はリビングに入れるようになったので、
あんまり興奮したときにつないでいます。
この頃も時々ありますがメインをやられることはなくなりました。
ゴール君の技はお手やお座りなどの教え込んだ芸とは別に独学で会得した鼻芸と前足芸があります。
二つともドアや扉を開けるというものです。
鼻芸はみなさんちのペット君もできるかもしれません、
少しでも隙間が開いているとそこに鼻を押し込んで開くというものです。
ゴール君は玄関の扉で会得したようで最終的には鼻が入るほどの隙間がないときは、
一回押してその反動で隙間ができた瞬間にすかさず鼻を入れるという名人芸です。
まあはじめのうちはほんとにしまってしまったり鼻を入れるのが早すぎてぶつけてしまう失敗もありますが、
この頃はもう百発百中です。
もうひとつの前足芸はもう神技、ほんとにビデオにとって投稿しようかと思ったほどです。
前の家のリビングに入るドアはノブを下に押し、引いて入る形式の扉でした。
押して入るのならば立ち上がって前足をノブに引っ掛けて、ゴール君の体重で押して入るなんて言うのは簡単です。
実際ゴールも入りたくてどうしようもないのに入れてくれない場合は、
扉に立ち上がって壁をガリガリやり降りるときにノブに引っ掛けあけようとするのですが、
引いて入るため自分の体で押してしまい開かずに失敗してしまいました。
しかしゴール君はそこから頑張ったのです。
そこからの経過は本人から直接聞くしかないのですが、鼻芸を利用というより応用して、
うまい具合に自分の立ち位置を考え(たしか扉の邪魔にならないように斜めでした)、
ノブを体で押し開いた瞬間に微妙に押ししかし扉があくのに邪魔にならないように降りる。
そうすると扉は反動で開きいつもならゴールの体で戻されるところを、
ゴール君の体が当たらない場所にあるためそのまま開いてしまうのです。
頭に血が上ると立ち位置を間違えて閉めてしまうのですがそれ以外はやはり百発百中です。
しかもゴール君は誰もいないときにも進入できるようになったため、
他の項で述べたように食べ物は冷蔵庫や届かないようなところにとなったのです。
でも今ではその経験を踏まえて家のドアを握ってひねって開けるようにし、
なによりずっと入りたかったリビングに居つけるようになったので神技は封印されてしまったのです。
あの神技をもう一度どこかでやらせてみたいのですが、
爪でガリガリやってしまうお釣りもついてくるのでできそうもありません(笑)